2017年06月24日

エル・マールまいづる

 エル・マールまいづるは関西電力のPR施設。敦賀湾岸には発電所が多数あり、エル・マールまいづるの近くには関電唯一の石炭火力発電所である舞鶴発電所があります。

 エル・マールまいづるは海に浮かんだ船が展示施設になっています。推進機関がないので自力での航行は出来ませんが、見た感じでの構造は船そのもの。船上のプラネタリウムとしては日本で唯一。世界でも他にはキュナード社のクイーン・マリー2しかありません。もっともクイーン・マリー2のプラネはデジタルプロジェクタなので、光学式の船上プラネでは世界唯一とのこと。
 クイーン・マリー2はちょっと敷居が高いので、それに比べれば舞鶴へ行くくらいは余裕です。

 投影機は五藤光学のクロノス。国内でクロノス投影機を導入しているのはここだけなのだとか(後継機のクロノスIIは多数事例あり)。
 今日は凪いでいましたが、前後半の間に、もし船酔いされた方がいたら退席して大丈夫ですとアナウンスが入りました。海の荒れる日は揺れるのが分かるそうです。それはそれで見てみたい気がします(荒れ模様の日にここまで行くのが大変ですけど)。

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posted by ふくだ at 23:46| Comment(2) | プラネ/天文台/科学館

舞鶴点描

 舞鶴へ行ってきました。
 目的地は「エルマーレまいづる」のプラネタリウムですが、せっかくなので市内をブラブラしてきました。

 舞鶴の市街地は江戸時代に田辺城の城下町として栄えた西舞鶴と、明治以降に軍港として開けた東舞鶴に別れています。今回訪問したのは東舞鶴。まずは遊覧船に乗船します。
 海上自衛隊の護衛艦を間近に見る事ができるのがセールスポイントですが、この日はすっからかんに護衛艦が出払っていました。写真は今や珍しい木造の掃海艇。

 海上自衛隊の岸壁も見学できるので寄ってきました。ミサイル艇「はやぶさ」と多用途支援艦「ひうち」が停泊中。ミサイル艇は昔でいえば水雷艇的な位置付けで、魚雷の代わりに対艦ミサイルを積んでいるのが近代風。最大速度の44ノットは海上自衛隊最速かも。「ひうち」は大型のタグボートに消化や救難や輸送の機能を加えた船。丸っこい船体が異彩を放っています。

 艦載汎用貨物輸送車。

 海軍記念館。旧海軍機関学校の大講堂を資料室に転用したもの。いろいろな資料が所狭しと置いてある印象で、詳しい人の解説付きで見たら面白そう。

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2017年06月18日

企画展「電気科学館と日本のプラネタリウムの黎明期」(大阪市立科学館)

 大阪市立博物館の前身、大阪市立電気科学館の開館から80年ということでの企画展です。企画展のポスターが電気科学館の案内のデザインを模しているのがおちゃめ。

 電気科学館のパンフレットなど。 入場券は1980年代で、ボイジャーの写真が使われています(すごく最近のものに見えてしまう)。

 プラネタリウムの当時の解説本が展示されていて、「中身見たい!」と思ったら、隣の関連資料コーナーにコピー本が置いてありました。さすが行き届いています。

 電気科学館で使われていたツァイス製の星座絵投影機。なんか明石でほとんど同じ作りのものが現役な気が。
 プラネタリウムのランプ。このあたりは明石でもよく見ます。

 こちらは東京の東日天文館関連資料。開館記念式典の式次第。近衛文麿や米内光政も来てたの!?
 実は当日科学館の関連資料のうちの数点が最近発見されたもので、今回初お披露目。開館当時に行われた展覧会の内容が明らかになったそうです。
 東日天文館は1938年に開館した日本で2番目のプラネタリウム。電気化学館に続いてツァイスII型投影機を擁していましたが、1945年の空襲で焼け、わずか8年で閉館しました。日本に導入されたツァイスプラネタリウムのうち、唯一「現存しない」プラネタリウム投影機です。
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特集展示「重要文化財指定記念 なにわの町人天文学者・間重富」(大阪歴史博物館

 間重富関連資料が国指定重文になったので、大阪歴史博物館で特集展示が行われています。気がつけば6/19までということで、あわてて見にきました。

 間重富は1756(宝暦6)年の生まれ。裕福な商人の家に生まれ、麻田剛立に天文学を学び、高橋至時とともに寛政の改暦に携わりました。
 江戸滞在時には高橋至時に師事していた伊能忠敬の指導にも当たっています。

 間重富の関連資料は2016年に国指定重要文化財となり、今回はそれの記念した企画展。

 望遠鏡や渾天儀といった機器類の他に、重富も編纂に関わった万国全図や、寛政・天保年間の天体観測記録など見所の多い展示でした。
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2017年06月11日

時のウィーク 2017

 時の記念日に近い日曜日に明石公園で行われる「時のウィーク メインデー」。
 毎年、屋外ステージにシゴセンジャーが登場するのが恒例となっています。

 明石公園の正門(明石城の大手門)前の人の列。子午線通過証の配布待ちですが、今年はお堀の南の道まで待機列が伸びて折り返して更に人並みが続く混雑ぶり。10時からの配布予定が10分ほど早められました。

 シゴセンジャーの前に登場したアニソン歌手のMagumaさん。
 架空のアニメソングを歌うコンセプトで活動されているのですが、披露した「焼肉王子」のシュールな世界にお腹抱えて笑い転げました。

 続いてブラック星博士の登場。Magumaさんもステージに呼び出されていじられてます。

 シゴセンジャーも登場して恒例のクイズ合戦。ギャラリーも増えてにぎやかに。
 会場の子どもを巻き込んだネタは打ち合わせしていたのでしょうか。

 会場風景から。明石焼きを背負った「隊長」さんがいらっしゃいました。あとで聞いた所によるとほんとに明石焼きに力を尽くされていらっしゃる方のようです。

 @Noriori_fighterさんと@nightudonさんと一緒に時の道をたどりながら天文科学館へ移動するつもりが、明石城を脱出する前にお腹が空いて駅前へ。
 明石焼きの入ったうどんがメニューにあったので食べてみました。明石焼きにうどんにかやくご飯って、ものすごい炭水化物率の高さ。このあと天文科学館へ行きましたが、プラネタリウムは胃袋の活動で脳がお休みしてしまいました。
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2017年06月10日

時の記念日

 6月10日の時の記念日は明石市立天文科学館の開館記念日でもあります。毎年無料開放が行われ、多くのお客さんが詰めかけます。特に今年は土曜日と重なって大変そう。
 私は年間パスポートを持っているので無料開放の恩恵はないのですが、朝から配布されている子午線通過証を頂きに上がりました。

 開館は9時半ですが、おそらく大勢の方が並んでいるに違いありません。ということで、少し時間をずらして開館前の行列は捌けたであろうタイミングと思ってゆっくり出てきたのですが……ぜんぜんそんなことなかった。

 子午線通過証は2014年から手ぬぐいになっています。私の少し後(100人くらい?)で配り終えてしまったみたい。

 プラネタリウムは全回整理券制になっていますが、今日は展示だけ見学。特別展は毎年恒例の「時計のある風景写真展」となり、時計を写し込んだ写真のコンテストの入賞作品展となっています。時計が何処かに写り込んでいればOKという規程のようで、中にはどこに時計が写っているのか目を皿にして探さないと分からないような作品も。
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2017年06月09日

2017年最小の満月

 2017年6月9日22:10:39。ボーグ77EDII+1.4倍テレコンバーターDG(D=77mm,f=714mm)+NikonD5500。ISO800。1/1600秒露出。トリミング、トーンカーブ、アンシャープマスク処理済。写真はクリックで拡大(拡大画像は原寸大切り出し)。

 6月9日は満月。2017年最小の満月(国立天文台)でした。
 
 地球-月の平均距離は約38.5万kmですが、月は楕円軌道を描いているので、近地点は36万キロ前後、遠地点は40万キロ前後まで変化します。
 この日は7時21分に月が遠地点を通り、22時10分に満月を迎えました。遠日点を通過するタイミングで満月になったため、2017年で最も見かけの大きさが小さな満月となりました。

 とはいえ、単独で見て大きさの違いが分かるほどではありません。近いときの満月の写真と並べると一目瞭然ですが、空にある月は比較対象がないので、人間の視覚だけだと大きさの違いを認識しにくいのです。
 12月の満月が2017年で最大の満月となるので、同じ望遠鏡で撮影して、比べてみることに致しましょう。
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2017年06月04日

疾走、N700系7000/8000番台

 帰路は久々に山陽新幹線に乗車。
 九州新幹線直通列車に利用されているN700系7000/8000番台に初めて乗りました。8両編成で普通車指定席は2列+2列、普通車自由席は2列+3列の座席配置。ひかりレールスターの車両と似た編成ですが、こちらは半室グリーン車が設けられています。今回は節約のため自由席を利用。
# 同じ車両ですが、JR西日本所属車が7000番台、JR九州所属車が8000番台とのこと。

 乗った列車は九州新幹線直通の「さくら」。山陽新幹線内は「のぞみ」に準じた停車駅で、九州新幹線内は様々な停車バリエーションがあります。九州新幹線内も速達列車となるのは「みずほ」の愛称となり、「さくら」「みずほ」ともかつての東京-九州間のブルートレインの名称を引き継いだもの。

 N700系は山陽新幹線の姫路以西で最高速度300km/hの運転を行ないます。
かつては500系新幹線が山陽区間で300km/h運転を行っていましたが、編成数が少なかったため、ちょっと特別な列車という印象がありました。N700系は新幹線の「標準型車両」なので、今では300km/h運転が日常のものとなっています。
 携帯のGPSアプリを立ち上げて速度を見ていると、駅間のほとんどの区間で280km/hを叩き出し、290km/hを越える区間も多いです。瞬間的にでも300km/hを越えたのは2回ほどでした(スクリーンショット撮り損ねた)。
# あくまで「最高運転速度」が300km/hなので、300km/hを維持して走るわけではありません。

 かつて新幹線の最高速度が210km/hだった頃を知っている身としては、つくづく速くなったものだと思います。
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山口いろいろ

 山陽小野田市にて。ところどころで見かける黄色いガードレール。山口県の夏ミカンの色なのだとか。

 赤瓦の屋根が多いのは、石州瓦のエリアなのかと推察。兵庫県下だと淡路の瓦が多いせいか赤瓦は珍しいのです。
 東北へ行くと耐寒性に優れた赤瓦というのがありますが(復元された若松城の天守など)、あれは茶色に近い色合い。鮮やかな赤瓦は新鮮な気がします。
posted by ふくだ at 23:48| Comment(2) | 地図と地理と遠出

宇部市勤労青少年会館視聴覚教育センター

 九州・山口のプラレアリウム巡りの最終訪問先は宇部市勤労青少年会館視聴覚教育センター
 青少年向けの複合施設の上階にプラネタリウムがあります。投影は毎週日曜日の午後一回。投影機は五藤光学Venus S-3。1967年設置の古参機で、五藤光学製の現役投影機ではおそらく東京海洋大学のMars M-1(1965年設置)に次ぐもの。



 投影機の雰囲気も全体的にM-1に似ています。むき出しのスリップリング(日周軸と歳差軸の両方とも)や惑星投影機のON/OFFに使用している水銀スイッチが迫力です。水銀スイッチは最近は使われなくなっているもので、珍しいですねとお話したら予備品を見せてくださいました。
 現在は年に2回、五藤光学のスタッフがメンテナンスに訪問されているとのこと。維持する努力あってこそのご長寿投影機です。

 投影は14時から15時15分までの75分。プラネタリウムの投影は40〜50分程度のところが多いので、75分は突出して長い上映時間。すべて生解説でドーム径8mの小型館ということもあり、マイクも使わない肉声解説。「今月の話題」のようなテーマ設定はなく、客層を見ながらフリーダムにお話されているようでした。
# 宇部天文同好会が指定管理者の形で受けているそうです。

 プラレアリウム巡りはこれで33ヶ所中22ヶ所目となり、ちょうど2/3の通過点です。
 もともと全部は無理にしても2/3くらいは回れるかなと思っていたので、個人的にはひとまずの到達点。
 残り1/3はどうしましょうかねぇ。北海道3館と沖縄1館があるので大変なんだこれが。

# プラレアリウム巡り 22/33
posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | プラネ/天文台/科学館