2017年05月14日

軌道星隊シゴセンジャー皐月場所(5月13・14日)

 軌道星隊シゴセンジャー皐月場所。
 今回は2日ともゲストがやってきました。
 13日は伊丹市立こども文化科学館から「ひょんたん」が登場。なんでも特別展で借りだしたアストロライナーが借りっぱちになっているとかで、取り戻しに来たらしい!

 いつものごとくプラネタリウムドームに乱入するブラック星博士。まずはシゴセンジャーブルーがやってきて、助太刀にひょんたんが登場するのですが、なにせこの図体。ブルーに手を引いてエスコートしてもらわないと、ドームの客席内で前進することすらおぼつきません。助けに来たのか足手まといになりに来たのか。
 今回は台詞も事前収録仕様で、台本にない展開が発生すると、途端にひょんたん困り果ててしまいます。分かった上でシナリオにない質問を浴びせかけるブラック星博士。もはやキッズプラネタリウムとは思えぬ展開。ええ、最後はシゴセンジャーとひょんたんのクイズアタックでブラック星博士やっつけましたけど、ゲストキャラをいじり倒すってどんな投影だ。

 14日にやってきたのはラフォーレ琵琶湖プラネタリウムのびわっちくん。可愛らしい見かけに反して、声は完全におっさん(笑)。
 ドームの中で足元がおぼつかないのは前日も見たような光景。そしてびわっちくん、自ら脱線を始めます。あなたシゴセンジャーの見方じゃなかったのか。どうみてもブラック星博士よりだぞ。
 ドームの中を大混乱に陥れたのは、びわっちくんだったのかブラック星博士だったのか。何はともあれ、ブラック星博士は退散しましたが、記念撮影の会場にエスコートされるびわっちくんは、ほとんど連行されているかのようでした。
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2017年05月13日

星の友の会例会(2017年度第1回)

 明石市立天文科学館星の友の会の会長は、天文科学館の館長が務めます。
 今回は長尾前館長が退任されて、井上新館長となって初めての例会。

 子午線にまつわる出来事、星の子館の惑星儀親子でコンプリート「どれどれ?ミラ」斉唱の三本立てでした。
# 最後のミラが強烈でした。
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2017年05月07日

神戸市立博物館「遥かなるルネサンス 天正遣欧少年使節がたどったイタリア」展

 神戸市立博物館で開催中(〜7月17日)の「遥かなるルネサンス 天正遣欧少年使節がたどったイタリア」展を観てきました。
 天正遣欧少年使節に焦点を当て、少年たちが訪ねた街や人物にまつわる絵画や工芸品を、施設の行程に沿って展示しています。彼らが見た光景を追体験しているような気分になる面白い構成です。

 天正遣欧少年使節の帰国は、豊臣秀吉によるバテレン追放令のあとで、後にキリスト教への締め付けが厳しくなる中で、使節団に参加した若者たちも時代の荒波に翻弄されることになります。

 使節の主席正使だった伊藤マンショの肖像画、何年か前に発見されていたのは知っていましたが、実物は初めて対面しました。西洋風の写実的に描かれた400年前の日本人と顔を合わせるのは、なにやら不思議な気分でした。

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2017年05月06日

船橋市総合教育センタープラネタリウム館 その3

 船橋市総合教育センタープラネタリウム館。松戸まで出る用事があったので、足を伸ばしてみました。

 上映していたのは全天周映像「ドリーム トゥ フライ」。人類が空へ羽ばたいていく様子を、空想の飛行機械から、熱気球、飛行船、リリエンタールのグライダー、ライト兄弟の動力飛行……と追っていく番組。ワルシャワ(ポーランド)のコペルニクスサイエンスセンター制作。

 全天周映像を活かしたカメラワークはさすがという感じで、一方でもうちょい解説パートが欲しい気も。いろんな機体が出てくるのに紹介もされないのはもったいない、と思いながらも機体の名前と業績だけ一行二行で紹介されても心に残らないでしょうから、これはこれで正解か。
 海外の全天周映像は国内の作品とどことなく雰囲気が違って、科学的な知見をベースに置きながらも、科学の知識の解説よりも芸術性というか、感覚に訴えてくるような作りのものが多い気がします。

 さて、ドーム内のふなっしー。宇宙服着るなら、梨汁で溺れないための訓練が必要と思われます。
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新選組流山本陣・近藤勇陣屋跡

 幕末に京都で反幕府勢力の取締に活躍した新選組は、鳥羽・伏見の戦いのあと東国に撤退。甲州街道の抑えを命じられますが、1868年3月6日の甲州勝沼の戦いに敗れます。
 3月13・14日には勝海舟と西郷隆盛が会談を行い、旧幕府は恭順・江戸開城へ動きます。甲州から帰還した新選組は13日に江戸郊外の綾瀬に本拠を構えますが、抗戦派の諸隊は和睦交渉の妨げになると市中から遠ざけられたとの説もあります。

 新選組は4月1日に綾瀬を発ち、2日に流山に入ります。近藤勇を始めとする本隊は酒造家長岡屋へ(造り酒屋は蔵などあるので大人数を収容できました)、分隊は市内の寺院に分宿(お寺も大人数の宿泊に便利でした)。
 これが早くに新政府軍の知るところとなり、翌3日に戦闘となり、新選組は敗北して包囲されます。

 当時、大久保大和の変名を用いていた近藤は出頭して弁明に努めますが、身元が露見して捕らえられます。
 土方は釈放のために運動しますが、4月4日には旧幕府と新政府軍の開城交渉が成立しており、如何ともしがたい状況でした。
 土方を始めとする残党は6日に流山を離脱して12日に大鳥圭介の旧幕府軍に合流。宇都宮・会津・函館と戊辰戦争を転戦していきます。
 近藤勇は4月25日に板橋で斬首されました。

 わずか数日の滞在でしたが、近藤と土方の最後の別れになった地として、新選組の物語に欠かせぬ舞台です。

 帰省先からさほど遠いわけではないのですが、実家を起点とすると公共交通機関では大回りになる場所で、ついぞ足を運んだことがありませんでした。細い路地の傍らの何でもない場所に石碑があるのですが、訪れる人は多いようで、私が寄った日には観光ボランティアの方がガイドに立っていらっしゃいました。

 近くにある市立博物館には新選組と新政府軍の戦闘の様子を記した日記や、本陣の造り酒屋で使われていた階段が展示されています。ほんの数日立ち寄った新選組のためにご苦労様なことでございます。
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2017年05月05日

古河公方館(茨城県古河市)

 茨城県古河市にある古河公方館。

 室町時代、足利将軍家は京に館を構えましたが、鎌倉に分家を置いて関東の支配に当たらせました。
 分家を鎌倉公方といいますが、補佐役の関東管領と対立したり、鎌倉公方と足利将軍家が対立したり、もう最初から最後まですっちゃかめっちゃか。やがて鎌倉公方は古河に居を移して古河公方となります。
# 1455(享徳4)年のことで、この前後の「享徳の乱」が関東戦国の幕開けになります。応仁の乱よりちょっと早めですね。

 古河公方館は現在の古河市街の南東の郊外にあり、主郭の二郭を含めた一帯が古河総合公園となっています。
 遺構が良好に残っているのは主郭部で、二郭との境界の空堀と土塁が残っています。左の写真、通路が空堀の底で、左側に土塁があります。
 主郭は沼地に突き出た半島の突端で、要害ではあるのですが、関八州に君臨する古河公方の館としてはやや手狭な感もあります。

 実際もそうだったのか、古河公方がここに住んでいたのは2年ほどで、後に古河城を築いて移っていきます。古河公方館はその後も古河城と並行して存置されたようで、古河公方が喜連川藩(栃木県さくら市)に移る前の最後の当主はこの館に住んでいました。
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2017年05月04日

大英自然史博物館展

 上野の国立科学博物館で開催中(〜2017.6.11)の「大英自然史博物館展」。 大英自然史博物館は資料を貸し出すことはほとんどなかったとのことで、図鑑などで見たことがあるものも含めて名の知れた展示物がずらり。会期中に上京したとあれば、観に行かずにはおれません。

 目玉はやはり、「始祖鳥」の化石。大英自然史博物館に収蔵された「ロンドン標本」は、生物が新種か既存種かを定める基準となる「タイプ標本」です。図鑑などで紹介されることも多い標本ですが、その実物です。今後日本で見る機会はほとんど無いだろうなあ。

 天文関連の展示から。まずは展示序盤の「理性の時代の科学」から、オオフウチョウの標本。輸出用に足を取り去った標本から、一生飛び続ける楽園の鳥と思われていました。やがて足がついた標本が送られて誤解が解けるのですが、フウチョウは南天の星座「ふうちょう座」に設定されています。
# フウチョウの標本自体は国内でも見る事ができると思います。

 展示中盤「太平洋を越えて」「深海への探索」コーナーにはイギリスの探検船、チャレンジャー号とエンデバー号にまつわる展示があります。アメリカのスペースシャトル・オービターの2機はこれらの探検船から名付けられています。
 ちなみにスペースシャトルの他のオービター、コロンビア、ディスカバリー、アトランティスも探検船や調査船から名前を取っています。試験機エンタープライズはスタートレックの宇宙戦艦。

 展示後半の「日本への探検」コーナーから里帰り隕石3点。左の小城隕石(佐賀県)と右の東公園隕石(福岡県)は日本国内にサンプルが残っていない、それぞれ現存唯一のもの。

 里帰り隕石のもう1点は薩摩隕石。隕石雨として落下し、最大の破片がイギリスに渡っています。 なお科博の常設展(日本館)に薩摩隕石の破片4点が展示されているので合わせて見学してきました。

 展示終盤の「地面の中の宝物」よりイヌイットナイフ。刃にグリーンランド北西部の海岸に落下したケープヨーク隕石の鉄を嵌め込んでいます。隕鉄が鉄器の供給源になったという話は聞きますが、こうした実例があるのですね。
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五反田文化センタープラネタリウム

 五反田文化センタープラネタリウム。音楽ホールや図書館のある複合施設の最上階(5階)にあります。
 投影機は五藤光学のクロノスII。投影機の南北にプロジェクターを設置して全天周映像を投影できる「クロノスII・ハイブリッド」となっています。

 ドーム径は12mで比較的小型の部類。座席は水平型の一方向のスタンダードな配置。
 親子向け・一般向けの投影は土日祝。平日は水木の昼間に「お昼のくつろぎプラネタリウム」、金曜夕方に「ヒーリングプラネタリウム」という少々変則的な投影スケジュール。
# 2017年5月現在。他にイベント投影や団体投影あり。

 今回は親子向け番組を見ましたが、生解説が好印象で、他の番組も見てみたくなる雰囲気。(お昼休みに合わせて)12:50に必ず終わるという「お昼のくつろぎプラネタリウム」、見に行けるご近所さんが羨ましいです。

 プラネタリウムのフロアは投影開始10分前から解放されるロビーがあります。スカイツリーも見える眺めの良さ。観望会を行うテラスもあるようです。

 五反田文化センターの1階には以前使われていた投影機の展示があります。いずれも五藤光学のE-5とGEII-T。

 恒星投影球はピンホール式ながら惑星の年周運動を再現したらしいE-5が渋いです。1969年から1982年まで3.2mドームで使用されていたもの。3.2m径というと学校の教室にすっぽり収まりそうな大きさです。

 GEII-Tはレンズ式の光学投影機の本格派。1982年から2008年まで6.5mドームで使われていました。6.5nだと40人前後が入るくらいかな。

 歴代の投影機を展示してあるのはいいですね。宇宙・太陽系をどう表現するかという挑戦を続けてきたプラネタリウム投影機の進化も見ることが出来ます。
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コニカミノルタプラネタリウム「満天」

 コニカミノルタプラネタリウム「満天」へ行ってきました。2011年5月以来5年ぶり。
 投影機は2015年にコニカミノルタの新鋭機、インフィニウムΣに更新されています。輝星投影機による1等星の質感、特にシリウスのギラギラ感が見事。サッカーボール状に分割された恒星投影球の隙間が光る演出があって、SFチックな雰囲気です。私が見たときは赤く光って、なんだかゴジラみたいでちょっと怖かった(写真は投影後に許可を得て撮影)。



 ドーム最前方には「雲シート」と「芝シート」が設けられています。座席を一方向に並べた配置のプラネタリウムの場合、前方の席は空全体を見渡しにくいのですが、ゆったりできる席を設けてしてうまく付加価値をつけたと思います(こちらも投影終了後に撮影)。
 どちらか選べと言われたら、個人的には「雲シート」。なお私の見た回は両シートとも売り切れでした。

 見た番組は「宇宙に咲く星たちへ Songs by Superfly」。大雑把に言えば星と音楽のプラネタリウムを全天周映像を交えてパワーアップしたプログラム。Superflyは名前は聞いたことある、という程度でしたが、光学式投影機も全天周映像も両方活躍する内容で、まずまず楽しめました。ナレーションが大河ドラマ「おんな城主 直虎」で小野正次を演じている高橋一生で、どうしても侍姿の彼が思い浮かんで困りました。
 出てくる星空が晩秋の設定で、5月なのに何でなんだと思ったら、2016年9月から上映されているプログラムで、この5月21日が終映のもの。内容はよいだけに、8ヶ月流すなら途中で星空は入れ替えてもいいと思います。

 「満天」はオンラインのチケット販売があるので、予め券を購入しておくと時間を読めて便利。「雲シート」「芝シート」狙いの場合は予約でないと難しいかもしれません。なお席は一席単位の細かい場所までは選べませんが、ブロックごとの指定は可能です。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(2) | プラネ/天文台/科学館

2017年05月03日

月面X(5月3日)

 2017年5月3日19:42:12。ボーグ77EDII+1.4倍テレコンバーターDG(D=77mm,f=714mm)+NikonD5500。ISO400。1/200秒露出。トリミング、トーンカーブ、アンシャープマスク処理済。写真はクリックで拡大(拡大画像は原寸大切り出し)。

上弦近くの月の欠け際に「×」模様が見える「月面X」。
 天文学的に特別な意味はない現象ですが、見栄えの面白さで人気があります。月面では日の出の時間帯に当たる場所で、陽のあたる場所がじわじわ広がるため、見えている時間は数時間に限られます。上弦の月は日没から月没までの6〜7時間しか見えないので、月面Xの時間と月の可視時間が重なるタイミングが少なく、チャンスは年に数回と意外に少ないもの。それもまた人気を呼ぶのかもしれません。
 月の欠け際を際だたせるため、月の明部はフラット気味の画像処理にしています。

 2017年5月3日19:43:30。ボーグ77EDII+1.4倍テレコンバーターDG(D=77mm,f=714mm)+NikonD5500。ISO800。1/200秒露出。トリミング、トーンカーブ、アンシャープマスク処理済。原寸大切り出し。

 こちらが「月面X」の周辺を拡大したもの。真ん中の「×」が分かるでしょうか。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望