
2011年に始まった「
星なかまの集い」も7回目を迎えました。
天文のイベントでは、一般的には観望会や星まつり――星空をみんなで眺めながらワイワイ――というものを思い浮かべる方が多いと思います。一方で交流をメインにしたイベントもあり、星なかまの集いはこちらの交流メインのほう。
一泊二日で初日の午後に開会して講演会、夜に交流会(深夜まで交流会(未明とか言わない))、二日目の午前に活動発表、午後にビンゴ大会と森本奨励賞の発表を行って閉会、という流れです。
今回は姫路市の兵庫県立こどもの館と姫路市宿泊型児童館「星の子館」での開催。昼間の部が「こどもの館」、宿泊を含む夜の部が「星の子館」です。
姫路駅南口に掲げられた看板。公益社団法人姫路観光コンベンションビューローさんの作成。駅から会場への送迎バスの集合場所に活用させて頂きました。
# 乗車予定者の確認に時間がかかり、バスの発車が遅れてしまいました。ごめんなさい。
最初のプログラムは福島県田村市の
星の村天文台の
大野裕明台長の講演。
藤井旭さんたちとともにアマチュア天文の輪を広げてきた大先達で、白河天体観測所メンバーの「広報官」的存在として、ラジオやテレビで活躍されています。最近ではNHKラジオ第一の「ラジオ深夜便」に度々出演されています。
# 実は私、大野さんの番組「VIVA! スカイウォッチング」のリスナーでした。
とにかく話の面白い方で、用意されたスライドの順番が多少前後しても、その1枚の写真から話題の広がること広がること。最初から最後まで会場に笑いがあふれっぱなしでした。
講演の中での隕石当てクイズ。なお来場者のほとんど(全員?)が正解だったもよう。
講演の後は星の子館に移動して夕食。レストランのスペースの都合で2組に分かれての食事となりましたが、後半のみなさんは少し待ち時間が長くなってしまったかも。
そのあとは星の子館の天文台での観望会。
ミカゲ光器製90cm反射望遠鏡で、このクラスには珍しいドイツ式赤道儀。主鏡は高精度鏡として一世を風靡したジンデン鏡。ドーム目いっぱいの大きさの望遠鏡で、内壁ギリギリを教頭が動く様子は見ていて圧巻です。
前半組は雲間からM42の観望となりました。後半組の方は晴れ間が広がり、M42・エスキモー星雲・クリムゾンスター(うさぎ座R星)を観望したそうです。
接眼レンズは珍しいマスヤマ100mm。カセグレン焦点F16で焦点距離14,320mmの星の子館の望遠鏡でも、手頃な倍率143倍を叩き出します。公共天文台の大型望遠鏡でないと出番のない製品なので、参加者の皆さんが接眼レンズの写真を撮りまくっていました。
個人的には90cm反射に同架されているペンタックス15cmED屈折もすばらしい望遠鏡だと思います。これで月・惑星を見てみたい。
21時から交流会。これが楽しみで来ている方も多いというか、これがメインイベントというか。星の子館のレストランのスペースを借り切って、24時まで。
一年ぶりにお会いする方も多く、大いに盛り上がりました。なんかよく分からんけど、途中から床で車座になって話し込んでたなー。
なお日付が変わってからは別室に移って2次会となりました。この部屋に吸い込まれたものは翌日のプログラムが辛いことになるのですが、そんなんお構いなしに交流を深めたいみなさまです。
# 私は2時過ぎたところで寝ました。聞いたところによると徹夜した豪の者もいるとかいないとか。