2014年12月21日

機材偵察

 梅田の協栄産業とヨドバシカメラへ。今回は見てくるだけ。

 まず赤道儀。ビクセンのAP赤道儀、フリーストップかつ微動付きなのは観望と相性がよく、小口径屈折の観望メインに使うのなら選択肢になりそうです。システムチャートは複雑ですが、組み上がったものを買えば煩わしいこともないはず。惜しむらくは値段が高過ぎること。GPD2赤道儀より高いのはエントリークラスのラインアップとしてはつらいところ。

 ということで私が使うのならGP2+赤経モータのセットですが、これもコントローラと三脚つけると8万円くらいになります。ただ私が赤道儀を使う機会は年に数度なので、同じ金額使うならカメラを買い足したほうが使用頻度高いよなと考えてしまったり。
# マイクロフォーサーズの新型機のレンズキットが買えてしまう。

 とりあえずアンテナ張っておくのは大切。うん。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 機材

2014年12月18日

赤道儀検討

 天文趣味は長いのですが、現在手元にある赤道儀はポータブル赤道儀(ポタ赤)のナノ・トラッカーだけです。
 ふだんは観望中心で、写真も月や固定撮影の星野/星景なので、経緯台とポタ赤で間に合っています。

 たまに困るのは天文現象の時。
 昨年(2013年)のアイソン彗星はミニボーグをナノ・トラッカーに載せて追尾する荒業で凌ぎましたが、操作性は劣悪で歩留まりも良くありません(そもそも無茶)。
 それから月食を経緯台で連続撮影すると月の向きが変わってしまうので、あとでレタッチソフトで回転補正することになります。これはこれで面倒。

 ということで赤道儀を買い直そうかと思ってはや一年。
 載せる鏡筒はボーグ77EDIIまたはミニボーグ60。モータは赤経だけあればよい。直焦点の星雲・星団を本格的にやる気はないので追尾精度はそこそこで可。自宅から徒歩で観測地へ持ち運ぶので重量は軽いほうがよい。

 というあたりで候補を絞ると、ビクセンのGP2赤道儀が無難。GPD2はオーバースペック。
 ただGP2は操作性の面で痒いところに手が届かない感があって、慌てて買うほど切迫感もないので、棚上げしているうちに製造中止。

 新型のAP赤道儀が出るのもアナウンスされていたので、いっそ痒いところも改善されているといいなと思って待っていました。

[天文機材関連]AP赤道儀発表星のつぶやき

 AP赤道儀の評価(発売前)は上記の記事が詳細です。
 コンセプトは私の欲しいものに近いのですが、とにかく値段が。赤経モータを付けたAP-SM赤道儀セットが110,500円(税別)。三脚と極軸望遠鏡を合わせると153,000円(税別)。搭載重量などはエントリークラスの位置づけですが、なんぼなんでもこれは。
 参考までにGP2赤道儀に赤経モータ・三脚・極望をセットした協栄産業のGP2追尾撮影スターターセットが95,000円(税別)。
# GP2が安すぎたという話はあるのですけど。

 ちなみに海外製の同クラスの製品では、二軸モータ・三脚・極望をセットで6万円前後。
EQ3GOTO赤道儀シュミット
 太刀打ち出来ん。
# これはこれでGP赤道儀の設計を元にしている雰囲気を感じます。

 まあ、しばらくは様子見ですね。GP/GP2の中古を探すのも手かもしれません。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 機材

2014年10月13日

L字アダプタ自作(1年ぶり2度目)

 コロラド・PST太陽望遠鏡は、架台固定用に下面に1/4インチのカメラネジが切ってあります。カメラ三脚には載るのですが、カメラ用の雲台は微動がついていないものが多く、太陽を追尾するにはちょっと不便です。
 一報、ポルタ経緯台やNewKDS2マウントなど、天体望遠鏡の経緯台として一般的になりつつある片持ちフォーク式経緯台は、ビクセン規格のアリガタ・アリミゾで、PST太陽望遠鏡を直接には搭載できません。

 というわけで工作です。なんか前にもつくった気がするけど、きっと気のせいだ。
 実は以前持ってた鏡筒についていたアリガタのパーツが手元に残っていたのです。せっかくなので有効活用。

 ポルタ経緯台に搭載するとこんなんなります。
 無骨ですけど、この場合、頑丈なのが第一ですから。このタイプのL字アダプタ、購入すると一万円弱しますが、今回はアリミゾを使いまわしたので、千円ちょっとで作っています。自作の余地が生きるところ。

 ついでにポルタ経緯台もデコってみました。宇宙っぽい柄のマスキングテープ巻いただけですけど。
 男子的にはこれが精一杯。
posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | 機材

2014年06月17日

次期デジカメ(構想段階)

 現在使っているニコンD5000は2009年7月に購入したもの。まもなく5年になります。ぼちぼち後継機を検討してもよい頃合いです。下表はこれまで使ってきたデジカメの一覧。5年使ったのは歴代最長記録です。

機種名使用開始〜終了使用期間修理回数
Canon PowerShot A702003.12〜2007.124年1ヶ月4回(保証期間内2回・リコール2回)
Canon PowerShot A650IS2007.12〜2010.12年2ヶ月2回(保証期間内1回・無償対応1回)
Nikon D50002009.7〜Now5年1回(リコール1回)
FUJI FinePix F200EXR2010.1〜2012.72年6ヶ月0回
※Apple iPhone4S2011.10〜2013.112年1ヶ月1回(無償対応1回)
※Apple iPhone5s2013.11〜Now0年7ヶ月0回
続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(4) | 機材

2014年03月08日

ビクセン展示会(大阪)

 光学機器メーカー「ビクセン」の展示会が梅田センタービルで開催されました。
 天体望遠鏡の展示会はかつて日本望遠鏡工業会の主催で「日本望遠鏡・双眼鏡ショー」が行われていましたが、2003年に終了。現在はカメラを中心とした展示会の「CP+」にいくつかのメーカーが出店しています。いずれにせよ関東のイベントで、関西で一般ユーザー向けの展示会があるのは珍しいことです。

 今回面白かったのは参考出品の新型赤道儀。大きさはGP2赤道儀相当といったところ。展示用のスケルトンモデルではエネループ乾電池が見えていますが、モバイルバッテリーでの駆動も可能(ただし稼働時間は外気温によって大幅に違うので現時点では明言できないとのこと)。

 これがバラバラにバラせます。面白いのはクランプなしのフリーストップ式という仕様。同社のポルタ経緯台は既にフリーストップ式ですが、赤道儀もついに。攻めてます。
 赤道儀といえば写真撮影が前提にあるように思えますが、直焦点で星雲・星団を狙う人はSX2以上を選ぶ(ような気がする)ので、GP2クラスだと観望に振ってもよいのかもしれません。GP2/GPD2はモーターが付いた状態だと手動操作がやりにくいので(クラッチがオプションですし)、観望中心で使うならフリーストップ式はありかと思います。
 撮影にしても月・惑星ならフリーストップでも問題ないでしょうし、星雲・星団を狙うにしてもデジタル化で露出時間短く抑えられるようになりましたし。
# クラッチつけてないGP2でモーターの電池が切れると身動きとれずに泣きます。

 赤緯側のモーターユニットはオプションになりますが、電気系統も接点も本体に内蔵されているので、コントローラーへの接続ケーブルは赤経体につながっているもので事足ります。GP2/GPD2は赤経と赤緯と2つのモーターから2本ケーブルが伸びて煩雑だったので、ずいぶんすっきりします。
続きを読む
posted by ふくだ at 23:46| Comment(2) | 機材

2013年12月15日

ライカ自由雲台

 星野写真を撮るときは長らく自由雲台を使ってきました。星座の形が入るような構図を取るときのフレーミングが楽、というのが一番の理由。
 ただこれまで使ってきた自由雲台、どうも固定が甘くて、クランプを締めてもニュルッと動いてしまうことがあります。10年以上使ってきましたが、そろそろ買い換えようかと考えました。

 候補に上げたのが@5thstarさんが絶賛しているライカの自由雲台。他にも褒めちぎっているレビュー記事があります。

 問題はお値段。新品は市価で2万8千円強。さすがライカ。中古の一眼デジカメのボディーが買えてしまう。うーん。雲台なんて何度も買うものではないので、一度いいものを買っておけばずっと使えるのですが、うーん。
 結局、中古を探してネットオークションで入手。安かった(新品市価の1/4以下)ので不良品なら部品取り用にする覚悟でしたが、元箱付きで状態もまずまず良好。
# 望遠鏡やカメラ周りの中古品は、ふつうは現物を見ないとこわくて買えないです。今回は思い切りました。続きを読む
posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | 機材

2013年12月14日

ナノ・トラッカー赤道儀

 サイトロンから発売されているポータブル赤道儀「ナノ・トラッカー」。発売から間もない時期に購入して使っています。BORGのアングルプレートも同時購入。
 自宅の近所では30秒も露出すると空が光害で白く飛んでしまうので、長い露出はかけられません。30秒程度なら極軸を大まかに北に合わせる程度で、広角レンズなら星が点に写ってくれます(標準の画角では撮ったことがありません)。あとはミニボーグ鏡筒を載せて10秒程度の追尾もしていますが、これは想定外の使い方。

 極軸合わせは本体の覗き穴に北極星を導入する方法ですが、これが覗きにくい。加えて自宅近辺ではそもそも北極星が見えにくい空なので(須磨区・西区のニュータウンがあるので北天の光害がひどい)、結局この方法での極軸合わせはほとんど行っていません。長時間露出できない空ということもあって、結果的におおまかな極軸合わせでなんとかなっている状況です。
# アイベルからショップオリジナルの極軸望遠鏡が販売されています。荷物は増えますが、そこそこの精度の極軸合わせを楽に実現できるのは良いかも。

 他に気になる点は、ギアの遊びが大きいのか雲台を載せる回転台に若干のガタがあります(きちんと測定していませんが角度にして1〜2度くらい)。子午線をまたぐような長時間露出はしないので、通常の使用上は問題ないのですが、望遠レンズで構図を決めるときには難儀します。何度も書くように望遠レンズの使用は想定外ですけれども。続きを読む
posted by ふくだ at 23:46| Comment(8) | 機材

2013年10月23日

Zeiss VisuCard

 カールツァイスの光学製品といえば高性能で高価、という印象があります。
 が、実は比較的お手頃な値段で手に入る物があります。それがこのVisuCard。カード型のルーペです。実売価格2千円台前半。貯まっていた量販店のポイントで半年ほど前に購入しました。

 フレネルレンズなので薄型。しかも非球面レンズなので視野の広範囲できちんと結像します(さすがに最周辺部は厳しいのですが、実用上は十分)。
 上の写真はピントが対象物に合っていない(オートフォーカスがカード表面の手前側で合焦)のですが、像面もまずまず平坦なことがうかがえます。

 ちなみにフレネルレンズのカード式ルーペは数百円、あるいは百均で売っていたりもするのですが、あえて比較された方もいらっしゃいます。

ZEISS VisuCard VS. 100円フレネルレンズ(Wasters haven.)

 さすがツァイスというべきか、価格差を考えればこれくらいは当然というべきか。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 機材

2013年10月16日

BORG77EDIIブラック仕様 移動セット

 BORG77EDII、移動して観望する時はこんなんです。鏡筒本体にはEMS-Sを付けて正立像化。ファインダーも8×50正立です。

 接眼レンズ(写っていませんが)は、スコープタウン扱いのUW20mm、UW9mm、UW6mmと、ビクセンのLV2.5mmの4本。いずれも値段の割にはまずまず見える接眼鏡です。LV2.5mmは単焦点のミニボーグで惑星を見るために購入したものですが、そのままセットに入れています。
 三脚はBORGSWIIセットの三脚を普通の雲台が付くように改造したもの。これにケンコー/アイベルのKDSIIKai経緯台を載せています。77EDIIはちょっと荷が重そうですが、実際に覗いてみると振動などは慣れの範囲でさほど気になりません。

 これがBORGの携帯ケースPIIに三脚含めた一式収まります。ファインダーやKDSIIKai経緯台まで入れるとパンパンに膨らんでしまいますが、なんとか収まります。しまい方を間違えると入りきらなくなるのですが……

  この一式で総重量7.5kg。平地であれば担いで歩けます。山道を登るのは嫌です(苦笑)。ケースに肩掛けの紐が付いているので助かります。

 このセットで、駅まで担いでいって、公共交通機関で移動。さらに駅から観測地まで歩くお気楽観望を想定しています。
 お気楽さを追うならミニボーグ60EDでよいのですが、やはり60mmと77mmでは迫力が違うんですよね。移動と見え味と、ケースバイケースで使いわけようと思います。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 機材

天文関連iPhoneアプリ(2013秋改定版)

 ある程度、普段使いしているアプリを中心に紹介します。
 元は2013年1月の記事ですが、最近、天文関係のアプリを尋ねられることが多くなったので、加筆修正して再投稿。続きを読む
posted by ふくだ at 21:55| Comment(3) | 機材