2017年08月27日

ANA1146便 釧路→伊丹

 釧路空港から帰途につきます。
 さらば北の大地。

 伊丹に降りたときにはあまりの蒸し暑さに生きていけないと思いました。
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ANA4871便 新千歳→釧路

 新千歳から釧路へ。
 飛行機は7時40分発。宿から6時半発の空港行き送迎があったので、それを利用します。
 とうぜん宿の朝食は利用できず、空港で何か食べようとしたら、開いている飲食店がありません。まじか!

 モスバーガーが7時に空いたのでさくっと10分でセットを平らげて、保安検査場へ向かうと既に長蛇の列。そうだ、ここは北海道の玄関口。羽田や伊丹へ朝一で飛ぶ人でごった返しているのです。
 とはいえ預ける荷物はないし、出発まで30分あるから、保安検査通るだけなら15分前には十分間に合うな。と思っていたらアナウンス。

 「7時40分発の全日空4871便釧路行きをご利用のお客さま〜」

 って、私、該当者ではないですか!

 係員に申し出ると、ターミナルから飛行機までバス移動になるので、急いで保安検査通ってくれと。生まれて初めて「お急ぎの人」レーンを利用しました。

 駐機中の政府専用機。航空自衛隊の所属で整備は日本航空に委託されています。1991年に取得されたB747-400。ハイテクジャンボと謳われたB747-400ですが、既に製造は終了。遠くない将来にB777への更新が予定されています。政府専用機は初めてみましたが、現用機と会うのはこれが最後になるかもしれません。

 上空からの新千歳空港。千歳基地とあわせて3000m級の滑走路が4本平行にならんでいるのはここだけではないでしょうか。
 機上から見えたオーバルトラック。あとで地図で調べたら三菱自動車の試験場でした。

 上いかにも火山な山が見えていました。雌阿寒岳かなと思うのですが、方位を測っていなかったので断定はできません。

 釧路空港着。ここでも飛行機からターミナルまで徒歩。晴れてる時はこれもまた、よいものです。
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2017年08月26日

ANA4844便 稚内→新千歳

 日本最北端の空港、稚内空港。
 次の目的地は釧路ですが、稚内から釧路への直行交通機関がなく、新千歳経由の空路となりました。
 以前なら半分は夜行列車としたところですが、JR北海道の夜行列車はすでに全廃されています。

 機材はボンバルディアのQ400。一時はトラブル続きで有名になりましたが、最近はすっかり落ち着きました。基本的に静音かつ高速の飛行機で、かつてYS-11が就航していた路線などに多く投入されています。

 機窓はるかにノシャップ岬。夕暮れ時のフライトでしたが、あっという間のフライトで日没を見ることは能わず。

 新千歳空港着。ターミナルに直付けせず、バスで運ばれました。そういえばQ400でボディングブリッジ渡ったことないような気がします。
 新千歳空港は北海道の玄関口ですが、三度目の北海道にして初利用。初回は青函トンネル、二度目は旭川空港発着でした。今回も道内乗り継ぎなので、通過点です。
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宗谷岬から宗谷丘陵

 日本最北端の地、宗谷岬。北緯45度31分22秒。
 日本の公式な「最北端の地」は択捉島のカモイワッカ岬で、北緯45度33分26秒。宗谷岬より1分51秒北ですが、ロシアの実効支配下にある北方領土の地。一般人が訪問できる場所としては宗谷岬が日本最北端の地となります。
 最北端の地の碑の脇に立つ銅像は間宮林蔵。北方の探検で知られた江戸時代の探検家で、伊能忠敬の弟子でもあります。

 「日本最北端の地」碑は裏側、つまり北側に回り込むことが出来ます。こここそ最北端の地。

 最北端の碑の一帯は公園化されていて、海岸も護岸になっています。自然海岸ぽい場所は100mほど東側に行けばあるのですが、若干、南に下った場所。中央奥の岩の向こうに最北端の碑があります。
 ちなみに中央奥の岩は自然石ではなく、ダ・カーポの歌「宗谷岬」の記念碑。「♪流氷溶けて〜」の歌がずっと流れていました。

 日本最北端の灯台、宗谷岬灯台。「日本の灯台50選」認定灯台です。

 旧海軍望楼。宗谷海峡を見張るための監視塔で、第二次大戦中は宗谷海峡でもたびたび戦闘が発生しています。戦没者を祀る慰霊塔がそばに建てられています。

 宗谷岬の一帯には様々な碑がたっているのですが、ひときわ大きな碑は大韓航空機撃墜事件の慰霊塔。1983年9月1日にアンカレジからソウルに向かっていた大韓航空機が航路を大きく逸脱してソ連の領空を侵犯、ソ連軍機に撃墜された事件です。乗員・乗客合わせて269人全員が犠牲となりました。
 稚内は当時の西側諸国で墜落現場に最も近い街で、情報収集と捜索の拠点となりました。

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稚内点描

 ノシャップ岬(野寒布岬)。北海道の北端は2つの岬がありますが、西側の岬がノシャップ岬です。
 岬の一帯は公園化されています。この日はまずまずの天気で利尻富士を遠望できました。条件が良ければ樺太まで見えることもあるそうですが、海上は若干もやがかかっていてそこまでの視界は届かず。

 稚内灯台。日本一とされる出雲日御碕灯台(43.65m)に次ぐ43mの高さ。冬期の視認性を高めるため、赤白塗装になっています。海上保安庁による「日本の灯台50選」の一つ。
 稚内市青少年科学館に隣接して立っていて、稚内市街から近づくと一体の建物のようにも見えます。

 自衛隊稚内分屯地。レーダーとアンテナがいっぱい。戦闘部隊の配置はなく、宗谷海峡の監視が任務です。

 稚内公園。稚内の市街地はほぼ平坦ですが、背後の丘陵地帯が公園化されています。今回、稚内の移動はレンタカーを使いましたので、そのまま車で登りました。徒歩で登るのも可能ですが、その場合、時間はゆったり取りたいところ。高台に登れば眺めは見事です。

 第一次南極越冬隊に同伴した樺太犬の訓練がここで行われました。南極を想定した寒さと強風を経験できるというのが理由ですが、稚内ってそんなとこなのか。のちに「観測樺太犬訓練記念碑」と「樺太犬供養塔」が建てられています。

 「氷雪の門」「九人の乙女の像」は樺太で犠牲になった人々の慰霊碑。終戦までの稚内は樺太への連絡船が発着する北の玄関口でした。

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日本最北端の駅、稚内

 南稚内から稚内まで一駅だけ移動。市内の旅館は南稚内駅周辺のほうが多いのです。

 そしてたどり着いた日本最北端の駅、稚内。
 実は1992年に来たことがあり、25年ぶりの訪問。以前は鉄筋コンクリ造りタイル張りの、いかにも戦後の昭和に建てた建物でしたが、いつの間にやらガラス張りを多用したモダンな建物になっていました(新駅舎は2011年開業とのこと)。

 建物が立派になった反面、鉄道の設備は簡略化され、以前は2面あったホームが1面になり、側線も撤去され、1面1線のシンプルな駅になってしまいました。駅舎は立派なのですが、駅施設はこぢんまりとまとめられ、以前に比べると肩身が狭いような気がします。新駅舎はバリアフリー対応で駅の入口からホームまで段差なしの構造で、そういう部分は現代的といえます。

 駅前広場に日本最北端の線路モニュメントがあります。私が以前見た最北端の線路がこれでした。
 かつてはホームの北にも線路が伸びていて、その終端がここだったのですが、新駅舎は線路を断ち切る形で建設されたので、かつての最北端の線路の場所に。当時の車止めをモニュメントとして再現したものです。
 こういう心遣いはうれしいですね。
# もとの車止めは旧2番線の延長にあったはずですが、モニュメントは1番線の延長上にあるような表記になっています。まあ、細かいことは気にしないでいいか。

 さて、ここから稚内の旅、スタートです。
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2017年08月25日

宗谷本線、北へ その2

 名寄からさらに北へ。
 前日の大雨の影響で、宗谷本線のダイヤは乱れに乱れ、昼間の特急は2時間以上遅れていました。私が乗る「サロベツ3号」に影響が及ぶと、稚内着が深夜どころか未明になりかねません。ていうか、そもそも走るのか!?

 なよろ市立天文台へ向かう前に再度、駅に寄り、運行状況を確認。多少の遅れはあるかもしれないが、運休はないとのこと。
 ということで天文台へ行って帰ってまいりました。

 名寄駅は17時にみどりの窓口が終了し、夜間は改札も無人になります。
 稚内行きの特急「サロベツ3号」は定刻から2分ほどの遅れで入線。261系気動車は車体傾斜装置を備えて高速走行できる設計ですが、数年前に相次いだJR北海道の運行トラブルの影響を受け、使用が停止されています。いろいろ厳しいJR北海道。

 単線の宗谷本線では途中駅で列車の行き違いを行いますが、対向列車の遅れでこちらも待たされ、遅延幅は10分以上に広がります。
 南稚内駅に着いたのは定刻より16分遅れの23:59、日付が変わる直前でした。

 改札を出て宿に向かう道すがら、北極星が見上げるばかりの高さに輝いています。南稚内駅の緯度は北緯45度23分。北極星の高度もほぼ同じとなるわけで、はるばる北へ来てしまったのだなあと、しみじみ実感したのでした。
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宗谷本線、北へ その1

 旭川から宗谷本線で、北へ。
 入線していたのはキハ40形気動車。国鉄時代から働いているベテランです。古いのに当たったなあ。

 車両の中に入ると、モワッとした空気。というのは印象で、単に冷房が効いていなかっただけ。関西の電車は冷房が効いているのが普通なので、ひんやりしてないと違和感を感じてしまったのでした。

 それにしても風があるなと天井を見上げたら扇風機!
 エアコンが効いてないのではなく、付いていないのでした。さすが北海道。たしかに扇風機の風が当たれば十分涼しい。それでもって扇風機をよく見ると「JNR」マークが。Japan National Railway ということで、これも国鉄時代から使ってるのか。

 名寄へ向かう列車ですが、途中でやたらと停車時間が長い駅があります。「上り列車遅れのため」とのアナウンス。どうやら前日に大雨があり、徐行運転をしている様子。この先大丈夫か。
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旭川点描

 とりあえず旭川らしい食べ物ということで、旭川ラーメン。老舗という「らぅめん青葉」にて。シンプルな醤油ラーメンで美味しうございました。
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JAL2111便 伊丹→旭川

 北海道へ行ってきました。4年ぶり3回目。
 伊丹空港7:10発の旭川行きJAL2111便。保安検査を搭乗15分前に通過するとなると、自宅から始発電車に乗らないと間に合いません。あと30分遅ければずいぶん楽なのに、どうしてこのダイヤ。
 機材はB737-800でB737の最新鋭機。機内の照明はLEDで色が切り替わります。

 飛行中、晴れれば北アルプスが見えるかなと思ったのですが、予想していたコースより南側を飛んだため、座った窓の反対側。そもそも飛行中の7割方は雲の中で、それと分かる陸地は下北半島しかありませんでした。

 着陸直前は雲に入ったところで、機内に「うわあっ!」と声が上がるほどの大きな揺れ。私もちょっと冷や汗かきました。頭では大丈夫と分かっているのですけれども、怖いものは怖い。

 雲の下に出るとすでにそこは北の大地。
 主翼のギミックを全面展開しながら、旭川空港の滑走路に降り立ったのでした。
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