2019年09月08日

六甲ケーブル

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 六甲山上なら歩いて登りたいところですが、この暑い時期は無理です。体力もすっかり落ちましたし。
 ということで、楽してケーブルカーです。乗るのは何年ぶりだろう。

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 駅に勾配標があったので撮っておきました。
 六甲ケーブル下駅が238‰、六甲山上駅が498‰。
 ‰(パーミル)は千分率で、1000m進む間に何m登るかを示したもの。鉄道は蒸気機関車の時代には20‰で急勾配といわれ、現在の鉄道でも35‰以内に収めるのが原則です。国内の普通鉄道の最急勾配の箱根登山鉄道でも80‰ですから(登山鉄道が普通かどうかは置いておいて)、三桁の勾配というのは桁違いの世界。
 もちろん普通に車両にモーターを付けても登ることはできず、山上駅に設置した大出力のモーターで車両に結んだケーブルを巻き上げて引き上げます。ほとんどエレベーターに近い仕組みです。

 六甲ケーブルの全長1,764mは国内2位、高低差493mは国内3位。国内有数の規模です。
 路線は六甲川上流の支谷に沿って敷設され、谷底を左右に縫うようにカーブしながら、短いトンネルをいくつかくぐりながら登ります。所要時間は10分程度。

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六甲ガーデンテラス・旧NTT六甲天文通信館

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 少し時間があったので、山上バスで六甲ガーデンテラスまで足を伸ばしてみました。
 ここに隣接して、かつてNTTの六甲天文通信館があり(2002年閉館)、現在どうなっているのか見てみたかったのです。

20190908rokko021.jpg もとはNTTの六甲無線中継所で、アンテナを載せる鉄塔が林立しています。
 建物や天体望遠鏡を収めていたドームは残っていますが、中はどうなっているのやら。営業していた当時は50cmの反射望遠鏡と15cmのペンタックスの屈折望遠鏡が収められていました。

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 無線中継所も既に閉鎖していて、門柱の表札もなければ鉄塔のアンテナもほとんどが撤去されています。

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 唯一、といってよいのか、門の脇にパラボラアンテナを転用したモニュメントがあります。”Rokko Radio Relay Station Since 1944” の表記が読めますが、これも森に埋もれつつあります。

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 さてガーデンテラス。"Granite Cafe"なるお店があったので寄ってみました。"Granite"は花崗岩のことで、石材の御影石として有名です。さぞかし花崗岩をふんだんに使った内外装なのかと思いきや、そんな気配は全くなし。敷地の敷石にピンク色の花崗岩が使われていましたけど……
 案内された席は大阪湾を一望に見下ろす絶景で、その点では全く素敵なお店です。ていうか一般的にはそこが一番大切。

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 グラニット風丹波黒豆のティラミスを注文。黒豆が黒雲母なのでしょうか、巨大な結晶です。これも美味しかったです。
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2019年09月01日

381系特急型電車

20190901tsuyama-chuka-ningyo173.jpg 18きっぷ消化の旅でしたが、途中で特急に乗らないとその日のうちに帰れなくなりました。
 最初は岡山→姫路を新幹線かと思っていたのですが、乗り過ごして名古屋あたりにいたら悲劇です。よくよく調べたら新見から岡山まで伯備線の「やくも」に乗れば、岡山から普通列車乗り継ぎで帰れることがわかりました。

 「やくも」に使われているのは381系特急型電車です。
 斜体を傾けてカーブの通過速度を上げた「振り子式車両」で、以前は中央西線の「しなの」、紀勢線の「くろしお」に使われていましたが、いずれも後継車両に切り替えられて、伯備線の岡山→松江・出雲市間が最後の活躍の場になっています。

20190901tsuyama-chuka-ningyo175.jpg 斜体を傾けて走るので、重心を低くする必要があり、クーラーは床下に設置して、客室内のダクトを通して天井から吹き出すという面白い作りをしています。一定以下の遠心力では作動しないようにしているのですが、いざ作動すると急にグイッと動き出すので、「酔いやすい」と評判の車両です。

 その乗り心地を楽しみに乗ったのですが、なるほど確かに揺れます。ただ主に感じるのは左右の揺れではなく、上下の揺れ。これは振り子よりも線路の規格の問題のような。ただ時折カーブの通過時に体で感じる遠心力に違和感を感じることもあり、あれこれが複合しての酔いやすさなのかと感じました。

 とはいえ座っていれば問題ない程度の揺れですが、しかし座席を立つと様子が一変。立って通路を真っ直ぐ歩くのが難しいのです。左の座席に寄りかかり、右の座席に掴まり、よろけながらデッキにたどり着く状態。たぶん重心の位置の関係で、立っている時は揺れをまともに感じてしまうのかもしれません。

 幸い、酔いに悩まされることもなく倉敷到着。山陽本線に入ってしまえばカーブの少ないので安心です。
 定刻より2分遅れて岡山に入線しましたが、無事に後の列車に乗り継ぐことが出来ました。

 登場から40年以上経つ系列でもあり、シートは交換され、デッキの高さも数cm上げてあり、座席の間隔が広げられたことから空調ダクトに当たる席は通常2列+2列のところを1列+1列の配置になっています。窓のない場所で座席は通路に寄せてあるので変な感じ(この席に座った)。

 なお、その後に導入された振り子式車両は、いずれもAPSやGPSで車両の位置を感知してカーブに入りながら徐々に車両を傾ける制御式振り子を採用しているので、それと知らなければ特に車体の傾斜を感じることなく乗れてしまいます。
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姫新線

 姫新線は兵庫県姫路市と岡山県新見市を結ぶ鉄道です。
 天文趣味だと沿線の佐用町に西はりま天文台があるので、姫路から佐用までの区間はたびたび利用しているのですが、その先は一度も行ったことがありませんでした。こんな当て所もない目的は、青春18きっぷの消費にぴったりです。

20190901tsuyama-chuka-ningyo001.jpg 始発で塩屋を出たので途中乗換駅の播磨新宮に付いたときには寝落ち。危ないところでした。
 佐用からはキハ120形気動車。JR西日本のローカル線非電化区間の標準車的な存在。車両の長さも短く(普通の電車が20m前後ですが、キハ120形は16m)、いかにも軽快な雰囲気。
 乗ってみると窓ガラスが大きいのと、前面展望がきくので、意外と車窓の眺めはよいです。

 尼子家再興を掲げた山中鹿介最後の決戦地、上月城の麓を通過。天気も今ひとつだったので写真はなし。

20190901tsuyama-chuka-ningyo167.jpg 中間点となる津山は、岡山県第三の都市。
 東西に姫新線、南に岡山への津山線、北へ鳥取への因美線が伸び、鉄道のジャンクションになっています。が、いずれも運行本数は少なく、交通の主役は中国自動車道に移っています。中国ハイウェイバスは津山と大阪の間を1時間に2本の頻度で運行していますから、長距離輸送については勝負あった感。
 しかしながら鉄道の要所には変わりなく、駅舎は寄棟造りの瀟洒なもの。駅の隣の機関区には現存で2番目の大きさの扇形機関庫があり、津山まなびの鉄道館として公開されています。しかし、津山に戻ってきたのは閉館後でした。

 実は、中和神社→人形峠→妖精の森ガラス美術館を回っている間に大幅に予定時間を超過。
 ガラス美術館を諦めれば、津山駅から予定の列車に乗れたのですが、ここまで来る機会もそうそうないので、とにかく新幹線でも何でも使えばその日のうちに帰れることを確認して、美術館をたっぷり見学しました。

20190901tsuyama-chuka-ningyo168.jpg 改めて津山から新見までの列車を検索すると、当初予定の2時間後。
 新見まで行かずに岡山に直行すれば18きっぷで帰れるのですが、それでは何のためにここまで来たのか分かりません。

 津山から新見行きの列車は再びキハ120形。やがて日は暮れ、窓の外も暗くなります。

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 新見には19:38着。
 既に真っ暗。新見がどんな町なのか、なにも見えません。せめて夕食でも食べようと駅前に出たのですが、開いているお店がありません。国道まで出てコンビニ弁当……なにが楽しくてこうなった。
 新見駅のコンコースに飾られていた食べ物たち。ここにも折り紙の紙技師がいらっしゃるようです。
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人形峠

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 人形峠は岡山県と鳥取県の県境にあり、国道179号線が通じています。岡山側は津山、鳥取側は倉吉を結ぶルートです。

 人形峠は日本国内で唯一、ウランの採掘が行われた場所です。この付近のウラン鉱は人形石と名付けられた鉱物が中心で、花崗岩に含まれていたウランが、風化・堆積を経て集積したもの。

 1955年11月にウラン鉱の露頭が発見され、原子燃料公社(動燃を経て現在は日本原研)が採掘・精錬をはじめます。当時は石炭から石油への転換が進み、その石油も埋蔵量が限られているとされていることから、次世代エネルギーとして原子力の開発が進められていた時代でした。しかし、1979年のアメリカ・スリーマイル島の原発事故以降は国際的にウランの価格が下がり、人形峠のウラン採掘は採算が取れなくなります。
 採掘は1987年、精錬・転換施設は1999年、ウラン濃縮は2001年にそれぞれ終了し、現在は原子力関連設備の解体及び廃棄物の研究が行われています。

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 人形峠にはアトムサイエンス館という展示施設があって無料で見学できます。エネルギーや原子力についての内容ですが、小学生あたりを想定した展示。

20190901tsuyama-chuka-ningyo138.jpg 同じ建物に「人形峠展示館」というエリアがあり、こちらでは人形峠での事業やウラン鉱石などの展示があります。ただ、こちらは閉鎖されて電気も消えた状態。私としてはこちらのほうが面白そうなのですが……

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 展示室の一角にあった人形峠レンガ。人形峠では鉱山の採掘時に排出された土砂が長らく堆積したままで問題になり、レンガに固めて使うことになりました。説明通りなら線量多めの花崗岩と同程度の放射線量とのことです。以前には一般にも頒布されていたそうですが、現在は終了しているとのこと。

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 もう一つの展示はJAXAの上齋原スペースガードセンター
 JAXAの秘密基地でもありそうな名前ですが、これはスペースデブリ(軌道上に残った打ち上げロケットや使用済み人工衛星の残骸や破片など)を監視するレーダー施設。
 このJAXAのレーダーが人形峠の日本原研の敷地の奥に設置されています。本体に近づくことは出来ないのですが、アトムサイエンス館内にセンターの活動を紹介する展示があります。

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 展示室内の大きなドームが、フェイズドアレイレーダーを収めた実物大のドーム。脇にはドームの模型やレーダーに使われている素子も展示されています。

20190901tsuyama-chuka-ningyo126.jpg 展示物の多くはJAXAの活動全般を紹介する内容で、宇宙開発や天文の最新ニュースも掲示されています。訪問記念のスタンプもありますが、ここまで来る宇宙ファンも多くはないと思います。いや、あんがい物見高い人が多かったりして。

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2019夏の18きっぷ消費旅行

 備忘録。夏の18きっぷが一枚余ったので、消費の旅。
 西はりま天文台へ行くときに、いつも姫路から姫新線に乗るのですが、いつも途中の佐用で降りてしまい、その先が気になっていたので、終点まで行ってみることにしました。途中の津山に津山城があるので、そこを見学。地図を広げたら中和神社も近く(というほどでもないのですが)にあったので、車を借りてそちらも参拝。ついでに人形峠も遠くないので寄っていきます。
 なんだか寄り道のほうが長くなりますが、いつものこと。

・塩屋 0531〈山陽線〉0545 西明石 0547〈山陽線〉0621 姫路
・姫路 0655〈姫新線〉0729 播磨新宮 0745〈姫新線〉0818 佐用 0832〈姫新線〉0931 佐用

・カーシェア:津山→中和神社→人形峠→妖精の森ガラス美術館→津山

 津山からの本来の予定は以下の通りだったのですが、
  津山 1557〈姫新線〉1741 新見 1754〈伯備線〉1921 岡山 1955〈山陽線〉2100 相生
  相生 2112〈新快速〉2156 西明石 2201〈山陽線〉2215 塩屋

 車で移動する区間で時間を使いすぎ、津山から予定の列車に乗れなくなりました。閑散区間で次の列車が2時間後。18きっぷではその日のうちに帰れなくなるので、新見から岡山まで特急やくも30号で「ワープ」しました。
  津山 1754〈姫新線〉1938 新見 2033〈やくも30号〉2136 岡山
  岡山 2150〈山陽線〉2312 姫路 2317〈新快速〉2345 明石 2348〈山陽線〉2358 塩屋

 もはや18きっぷ消費の目的も逸脱。何しに行ったんだ。

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2019年08月01日

500系新幹線

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 帰路は岡山-西明石間を山陽新幹線で。やってきたのは8両編成の500系こだまでした。

 500系新幹線は1997年にデビュー。山陽新幹線区間を300km/hで駆け抜ける、当時世界最速の車両でした。
 翼をつければ飛んでいきそうなスタイルは地上を走る航空機、丸い断面はの未来を駆けるチューブ式鉄道の車両のようで、とにかく登場時は、未来から電車がやってきたような衝撃を受けたものです。

 当然ながら「のぞみ」限定の運用が組まれたのですが、当時の東海道・山陽新幹線は「ひかり」主体だったので、500系に乗る機会はあまりなく、山陽区間で1回と東海道区間で1回乗っただけです。割引きっぷは「ひかり」「こだま」限定のものが多かったのも大きいです。
 そのうち東海道区間から撤退し、16両から8両に短縮されて山陽区間で「こだま」専用車として運用されています。

 車内設備はさすがに後から登場した700系やN700系のほうが洗練されていますが、スタイルに関しては500系を越える車両はなかなか出てきません。今でも好きな新幹線車両を選べと言われたら500系です。
# 乗せてくれるならここは一つ、E5系のグランクラスでお願いします。

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 500系の特徴の一つプラグドア。空気抵抗を減らすために車両外壁とドアを同一平面にしています。最近の新幹線では全面的に採用する例はなくなっています。
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高知点描

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 高知名物、謝りながら走る路面電車。
 行き先は「後免駅」ですが、ひらがなで「ごめん」のヘッドマークを掲げるのでこうなります。

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 坂本龍馬生誕地。
 生家跡は今は病院が建っています。病院のマークが二引の海援隊旗なのが「分かってる」感。

20190801kochi276.jpg 龍馬の生まれたまち記念館。
 龍馬その人よりも、本町界隈に焦点を当てた展示施設。内容はライトな雰囲気。

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 駅前の巨大な像。武市半平太と坂本龍馬と中岡慎太郎。幕末土佐の人気者3人選ぶとこうなるのでしょう。
 ちなみに夜明け前と日没後。夜行バスで到着して、神戸にたどり着く最終便で帰ります。
 時間があったのでひろめ市場で夕食を取りましたが、相席になった方々と盛り上がって、楽しいひと時でした。

20190801kochi286.jpg 帰りの電車はJR四国2000系気動車。振り子式気動車の先駆けとなった存在で、四国・北海道の非電化区間の高速化に嚆矢をつけました。
 四国内は高速道路の建設が進み、高知-神戸間だと高速バスが所要4時間13分の片道5,350円、JRは特急と新幹線の乗り継ぎで3時間33分の片道9,440円。鉄道にはなかなか厳しい勝負となっています。今回は思いつきで旅立ったので通常料金でしたが、企画きっぷなど使えばもう少し安く行けるのかな。
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地球33番地

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 数字が揃うとなんとなく嬉しいもので、高知県高知市には、東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒と、「3」が12個並ぶ経緯度ポイントがあります。名付けて「地球33番地」。

 ここに経緯度モニュメントが設置されたのは1962(昭和37)年といいますから、日本標準時子午線上の明石市立天文科学館の開館(1960年)とほぼ同年代で、なかなかのベテランです。

 GPSが手軽に使える現在でこそ、経緯度は気軽に測れるものですが、当時はひとまず国土地理院の地形図から計測するしかありませんでした。
 北緯33度の経度1秒は25.96mですが、1/25000地形図を用いる場合、図上の0.5mmが現地では12.5mの差になります。現地の位置を確認するためには測量も行ったでしょう。

 そうして求めた東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒の地点は高知市街を流れる江ノ口川の中。
 現在は川の北側からポイントまでデッキが整備されて、1993年に建てられたモニュメントが設置されています。

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 一方、川の南岸には1962年に建てられた最初のモニュメントがあります。
 こちらは地元の人に声をかけて頂いて教えて頂きました。表示塔そのものだけでなく、看板が素敵です。
 「実際の地点はこの地より北へ30m寄った川の中」の表記があるのも正直で好感。

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 この道向かいに重度障害者通所作業所「オープンハート」があり、ここで地球33番地到達証明書を頂けます。私は開業前の時間でしたが、後日郵送して頂きました。これも地元の人に教えて頂いたのですが、本当にありがたい話です。

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 さて川の北岸にもう一つモニュメントがあります。
 何気ない「地球33番地」の石碑のように見えますが、上部に溝が刻まれていて、溝の延長線上に南岸にある表示塔が見えるように設置されています。ここと南岸の表示塔の間の川の中に「地球33番地」のポイントがあることを示す仕掛けで、なかなか乙なことを考えたものだと思います。
 季節柄か木々が茂って視界が遮られていましたが、例えば冬の時期ならうまく見えるかもしれません。

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はりまや橋

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 ♪土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た、のよさこい節で有名なはりまや橋です。
 江戸時代は僧侶の妻帯は原則、禁じられていたので、お坊さんが若い娘にプレゼントを送るような恋も十分スキャンダルだったのです(駆け落ちまでしちゃったらしい)。

 そのはりまや橋、国道32号線が高知城下の堀川を越えるところに架かっている橋で、橋の長さより道路の幅のほうが広いうえに、道路の真ん中を路面電車まで行き交う大動脈。
 すぐ南のはりまや橋交差点も国道32号・55号・56号・195号・197号・493号が交錯する交通の要衝(地図の縮尺を小さくすると国道を示す青いおにぎりマークがウジャウジャ出てきます)。

 現在の高知市のまんまん中といっても良い場所ですが、江戸時代は橋の名前の通り、播磨屋というお店の前に架けられた小さな木橋だったそうです。

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 現在のはりまや橋の脇に架けられているのが当時の木橋を模したモニュメント。観光案内などにはこの朱塗りの橋が紹介されています。歌の印象から嵐山の渡月橋みたいな橋を思い浮かべてしまうためか、イメージの落差から、誰が呼んだか「日本三大がっかり名所」。
 もっとも「がっかり名所」としても名が売れてしまったので、これはこれで期待を裏切らない満足感があります。

20190801kochi119.jpg ところで橋の南側に菓子屋さんがあるのですが、そこで売られているのが「銘菓 かんざし」。売り文句が「恋の架け橋」。もう盛大に吹き出してしまいました。
 ここまで明るく開き直ってしまうと、よさこい節の純信さんもお馬さんも笑うしかないと思うのです。
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