2018年06月06日

ニキシー管時計

 ニキシー管時計を入手しました。
 ニキシー管は液晶やLEDが普及する前に使われていた表示器で、ガラス管の中に数字や文字を表示するものです。かつては電卓に多用され、また私の子ども時代のかかりつけの病院の体温計がニキシー管の表示でした。

 以前に種子島宇宙センターで使われていたカウントダウンクロックの写真を見て、これいいなと思ったのですが、ニキシー管はすでに1990年代に製造が終了。現在出回っているのはデッドストックや製品に組み込まれたものを取り外したものです。

 ニキシー管時計は4年ほど前に一度調べたことがあるのですが、当時は完成品が3〜4万円からで、ちょっと手を出しにくい価格帯。自分でハンダ付けするキットなら海外製のものが1万円台半ばからありますが、私に細かいハンダ付けをする技量がありませんし、正常に作動しない場合のトラブルシューティングも自信がないので、そのままになっていました。

 最近になって完成品の値段も落ち着いてきて、えいやっと購入しました。
 見かけはレトロでも表示部以外は現代の時計ですから、GPSによる時刻補正機能やタイマーによる自動ON/OFF機能も付いた実用的なもの。

 使用しているニキシー管はロシア製のIN-14という製品で、おそらく現在もっとも入手しやすいものです。コストダウンのために数字の「5」は「2」を上下逆にしたフォントを使っていて(おそロシア)、その点は好みの分かれるところ。これより大きな管や小さな管だときれいな「5」のフォントのものがあるのですが、値段や大きさのバランスも考えると、このIN-14が落ち着きどころになりました。

 通電すると何のトラブルもなく点灯して、程なくGPS信号も補足して時刻も自動補正、そのまま正常に動いています。キットを組むのはハードル高いな、と思っていたのを考えると拍子抜けした気分。
 高電圧部もありますし、むき出しのままもよくないので、アクリルケースを用意して入れようと思っています。
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2018年04月29日

観測ロケットMOMO2号機 1/100ペーパークラフト

 インターステラテクノロジズ(株)の観測ロケット「MOMO」のペーパークラフトです。手前が2号機、奥が初号機です。

 インターステラテクノロジズは北海道大樹町に拠点を置くベンチャー企業で、液体燃料ロケットの開発を行っています。
 「MOMO」は高度100kmの宇宙空間到達を目指した観測ロケットで、2017年7月に初号機が打ち上げられましたが予定高度に到達せず、現在2号機の準備が進められています。当初は4月末の打ち上げを予定しましたが、バルブ駆動用の窒素ガスが漏れるトラブルがあり、機体改修のために夏以降に延期されました。

 ロケットの全長は10m、JAXAの観測ロケットSS-520とほぼ同じ規模ですが、SS-520が固体燃料ロケットなのに対し、MOMOは液体燃料ロケットです。インターステラテクノロジズは安価な輸送手段としての小型ロケットの開発を進めていて、将来的には小型人工衛星の軌道投入を目指しています。
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2018年04月15日

TOOGE 月のランプ

 TOOGE 月のランプをお迎え。
 橋本麻里さんのツイートで知っていたのですが、ポラリスで現物を見て、即、購入を決めました。

 大きさが直径20cm、18cm、15cm、9cmの4種類で、我が家にやってきたのはポラリスと同じ18cm。
 で、実物見て決めたはずなんだけど、届いてみると思ったより大きかった。シンプルな部屋だと18cm径で合うんだろうけど、我が家は割とゴチャゴチャしてるから、18cm径だと大きく感じてしまうのかも。これなら15cm径でよかったかもしれませんが(価格も半分くらいで済む)、まあ「思ったより小さかった」て思うよりはよいか。

 発光は白・黄の2種切り替えで、両色とも無段階調光可能。電源はUSB充電のバッテリーで、一度充電すると軽く一晩は持ちます。最も明るくするとライトの側なら本くらい読めそう(試してないけど)、月の形を楽しむだけなら暗くした状態で充分。

 点灯すると天文ファンの私が満足する程度に月なのですが、3Dプリントの樹脂の厚みで明暗を表現しているので、「月の海」の部分は厚く盛り上がり(実際の月の海は巨大クレーターなので標高が低い)、クレーターの形も明瞭ではなく(クレーターの縁を明るく見せるのにおそらく内側から薄くしているので、表面上は凹になっていない)、消灯時の造形は実際の地形とずいぶん違って教材的な月球儀としては使えません。
 あくまでライトとしての見栄えを追求した形状で、これはこれで面白いです。
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2018年02月03日

SS-520ロケット5号機 1/100ペーパークラフト

 SS-520ロケット5号機 1/100ペーパークラフト完成しました。
 型紙はこちらで公開しています(今後公開される写真などを元に修正することがあります)。
http://stelo.sakura.ne.jp/papercraft/ss520-5.pdf

 右写真は同スケール(1/100)のイプシロン3号機とSS-520 5号機。イプシロンも小型に分類されるロケットですが、SS-520 5号機は輪をかけて小さなロケットです。

 SS-520 5号機は2月3日に内之浦宇宙空間観測所より打ち上げられ、超小型衛星TRICOM-1Rの軌道投入に成功しました。
 実は2017年1月15日に4号機が超小型衛星の軌道投入に挑戦したのですが、失敗。今回は一年を経てのリターンマッチでした。

(追記)2月4日、イプシロン3号機とSS-520 5号機のペーパークラフト、明石市立天文科学館に「納品」してきました。
# 受注製作したわけでなく、作品を展示いただいているだけです(念のため)。

(追々記)2018年4月27日にSS-520 5号機が世界最小の軌道投入ロケットとしてギネス世界記録に認定されました。
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2018年01月23日

TOTOトイレペーパークラフト

 しばらく前に制作したものの紹介。
 TOTOがトイレのペーパークラフトを出しているのは知っていました。実際はトイレだけでなく住宅設備全般ですが、インパクトが強いのはトイレ。

 で、お土産で頂きました。型紙がA4判9枚に及ぶ大作。

 ウェブサイトでも無料でダウンロードできますが、売られているのは切り取り線に沿って予め型が抜いてあるもの。ペーパークラフトの作業で手間のかかる切り抜きがほぼ不要です。

 早速組み始めましたが、工作が雑になってしまったので、作り直し(手前)。型抜きの都合か糊代が少なく、曲線部をきっちり合わせるのが難しい。でも破損してもウェブサイトに同じパーツがあるのでプリントし直せば良いのが良いところ。
 それにしてもなんで日曜日の夜に一心不乱にトイレを組んでいるのだ私。

 トイレットペーパーまであります。
 トイレ本体の完成後は、脇のサイドボード様のものまで。

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2018年01月16日

イプシロンロケット3号機 1/100ペーパークラフト

 イプシロンロケット3号機ペーパークラフト完成。型紙は @mageshiman1025 さん作。

 1月8日に内之浦宇宙空間観測所へ行った時、ランチャーの整備塔に収まっていたのがこれです。打ち上げ10日前なので発射準備で射点付近は立入禁止でしたので、本物は見ていません。

 実機は1月18日に高性能小型レーダ衛星(ASNARO-2)を乗せて内之浦を旅立ちました。
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2018年01月06日

3D月球儀パズル

 明石市立天文科学館星の友の会の年間来館15回目の記念品。2017年度はKAGAYAさんの月球儀3Dパズル。組みますとも!

 パーツの裏面に番号が振ってあって、番号通りに組んでいけば完成します。でもあえて模様だけで組むのにチャレンジ。表側はいいのですが、裏側が手強い。残り5ピースくらいまで追い込んだのですが、どうしてもうまく繋がらず、番号を確認するとてんでバラバラのパーツが残っています。
 仕方ないので半分崩して番号を見ながら組み直しました。月の裏側はクレーターだらけなので、この小スケールの月球儀を模様だけで組むのは困難です。

 ということで完成。思いのほか手強かった。ふうっ。
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2017年11月30日

3D球体パズル天球儀セレスティアルグローブ(540P)

 KAGAYAさんのイラストの天球儀。
 3D球体ジグソーパズルで、直径30.5cmの960ピース、直径22.9cmの540ピース、直径15.2cmの240ピースのラインナップ。実は天球儀は既に型落ちしていて、流通在庫のみの扱いになっています。

 天球儀は現代では実用上の意味はほとんどなく、実質的に装飾品です。KAGAYAさんのイラストならパズルでない普通の球体の天球儀が出たら買うのにな、と思っていたのですが、その気配はないままパズルも終売になりつつあり、今さらながらに入手しました。
 気持ちとしては960ピースに挑みたかったのですが、完成品の置き場所に困るのは必定。ということで540ピースに挑戦。これでもサッカーボールやバレーボールより一回り大きなサイズで、十分な存在感です。




 半分組むあたりまでは苦労しましたが、その先はサクサクと組めました。動物や神話の登場人物より、大航海時代以後に置かれた機器類の星座のほうが手がかりになったのは面白いところ。あと南天から組み始めたのも序盤で地獄を見た要因。馴染みのある北天から組んだほうが楽できたなあ。

 帰宅後の時間をほとんど制作に費やして、5日間で完成。
 素晴らしい天球儀が出来たのですが、私の部屋の雰囲気から浮きまくっているのが最大の課題。
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2017年06月13日

紙でつくる山岳模型キット やまつみ 「箱根山」

 筑波山と六甲山の次は箱根山に挑戦です。
 筑波山は生まれ故郷、六甲山は現在の地元ですが、箱根は小学校の遠足で行ったのと、高校の地学部の旅行で行った程度。
 でも地形的には面白くて、程よい大きさのカルデラに複雑な中央火口丘。歴史的には東海道がカルデラを貫き、正月名物箱根駅伝のコースです(歴史好きとしては石垣山城が範囲から外れているのは惜しい=外輪山の末端ですし、縮尺的に再現するのは難しいですけど)。

 製作記はこちらから。

ペーパー山岳模型キット「やまつみ」箱根山を積む
 https://togetter.com/li/1178681

 六甲山で序盤にやらかしたのを教訓に、箱根は最初から最後まで慎重に順調に進みました。
 カルデラ外輪山の形状が複雑で扱いが大変でしたけど(うっかり糊面をどこかにくっつけたら大惨事)、そこは既に2作積み上げた経験でカバー。難易度★5つでしたが、無事に組み上げました。
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2017年05月15日

航空戦艦「伊勢」 1/700プラモデル(フジミ 特EASY SPOT)

 「伊勢」は川崎重工神戸造船所で建造された戦艦です。
 就役は1917(大正6)年。1935〜37年にかけて近代化改装が行われましたが、太平洋戦争開戦後は空母が主役となり、前線に出ることのない日々を過ごしました。
 1942年のミッドウェー海戦で日本海軍は主力空母4隻を失って敗北。ここで目をつけられたのが比較的旧型の「伊勢」と姉妹艦の「日向」。もともと6つあった砲塔の後ろ2つを撤去して、格納庫と航空甲板を設けて空母の役目を担うことになりました。

 航空甲板といっても空母ほどの長さはなく、滑走しての離発着は不可能。発進時はカタパルトで射出し、帰還時は他の空母か陸上基地に降り、水上機は着水してクレーンで回収する運用が想定されていました。
 航空機の定数は22機を予定しており、これは商船改造の小型空母程度の搭載量。ただし搭載する予定の航空隊が他の戦場に出てしまったため、艦載機が積まれることはありませんでした。
 その後の伊勢は格納庫を活かした輸送任務などに当たり、燃料の欠乏した1945年には呉に浮き砲台として係留されます。7月24日と28日の呉空襲で大破着底し、戦後に解体されました。

 以前に製作した「大和」「赤城」と並べると、「伊勢」が最も小さい艦です。
 通称で「航空戦艦」と呼ばれますが、書類上の艦種は「戦艦」のまま。航空甲板は通常の空母の木張りと異なり、コンクリート舗装されていました。
 第三砲塔・第四砲塔はカタパルトに邪魔されて射角が制限され、特に第四砲塔は向けられる角度のほうが少ないくらいです。艦載機を載せないことが決まったあと、カタパルトは撤去され、航空甲板には対空機銃が並べられました。おかげで度重なる空襲を切り抜けたともいえますが、なんのための改装だったのか。模型的には面白い造形なんですけどね。

 神戸港でおなじみの海上保安庁巡視船「せっつ」と並べるとこの通り。
 「せっつ」も巡視船の中では大型ですが、第二次大戦時の戦艦は桁が違います。



 キットはフジミの「特EASY」シリーズ。甲板など塗装が必要な部分をシールで補い、組み立てとシール貼りだけで完成するキットです。塗装不要な分「EASY」なのですが、元になった「特シリーズ」が超絶に細かいパーツだらけで、組み立てが全く易しくありません。ピンセットで摘んで弾き飛ばしてなくしたパーツがいくつあることやら。組み立ての時間よりパーツ探しの時間が多かった気が……するだけかも。

 甲板のシール、塗装ではここまで塗り分けられないという精度ですが、艦EASYの大和・赤城の甲板と比べるとだいぶ濃いです。一般的な甲板色は大和・赤城の甲板成型色に近いので、ここはそちらに合わせてくれるとよかったかも。
 ただ伊勢のシールは甲板の木板の継ぎ目まで印刷済みなので、大和・赤城の甲板も墨入れをすると近い雰囲気になるのかもしれません。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具