2017年05月15日

航空戦艦「伊勢」 1/700プラモデル(フジミ 特EASY SPOT)

 「伊勢」は川崎重工神戸造船所で建造された戦艦です。
 就役は1917(大正6)年。1935〜37年にかけて近代化改装が行われましたが、太平洋戦争開戦後は空母が主役となり、前線に出ることのない日々を過ごしました。
 1942年のミッドウェー海戦で日本海軍は主力空母4隻を失って敗北。ここで目をつけられたのが比較的旧型の「伊勢」と姉妹艦の「日向」。もともと6つあった砲塔の後ろ2つを撤去して、格納庫と航空甲板を設けて空母の役目を担うことになりました。

 航空甲板といっても空母ほどの長さはなく、滑走しての離発着は不可能。発進時はカタパルトで射出し、帰還時は他の空母か陸上基地に降り、水上機は着水してクレーンで回収する運用が想定されていました。
 航空機の定数は22機を予定しており、これは商船改造の小型空母程度の搭載量。ただし搭載する予定の航空隊が他の戦場に出てしまったため、艦載機が積まれることはありませんでした。
 その後の伊勢は格納庫を活かした輸送任務などに当たり、燃料の欠乏した1945年には呉に浮き砲台として係留されます。7月24日と28日の呉空襲で大破着底し、戦後に解体されました。

 以前に製作した「大和」「赤城」と並べると、「伊勢」が最も小さい艦です。
 通称で「航空戦艦」と呼ばれますが、書類上の艦種は「戦艦」のまま。航空甲板は通常の空母の木張りと異なり、コンクリート舗装されていました。
 第三砲塔・第四砲塔はカタパルトに邪魔されて射角が制限され、特に第四砲塔は向けられる角度のほうが少ないくらいです。艦載機を載せないことが決まったあと、カタパルトは撤去され、航空甲板には対空機銃が並べられました。おかげで度重なる空襲を切り抜けたともいえますが、なんのための改装だったのか。模型的には面白い造形なんですけどね。

 神戸港でおなじみの海上保安庁巡視船「せっつ」と並べるとこの通り。
 「せっつ」も巡視船の中では大型ですが、第二次大戦時の戦艦は桁が違います。



 キットはフジミの「特EASY」シリーズ。甲板など塗装が必要な部分をシールで補い、組み立てとシール貼りだけで完成するキットです。塗装不要な分「EASY」なのですが、元になった「特シリーズ」が超絶に細かいパーツだらけで、組み立てが全く易しくありません。ピンセットで摘んで弾き飛ばしてなくしたパーツがいくつあることやら。組み立ての時間よりパーツ探しの時間が多かった気が……するだけかも。

 甲板のシール、塗装ではここまで塗り分けられないという精度ですが、艦EASYの大和・赤城の甲板と比べるとだいぶ濃いです。一般的な甲板色は大和・赤城の甲板成型色に近いので、ここはそちらに合わせてくれるとよかったかも。
 ただ伊勢のシールは甲板の木板の継ぎ目まで印刷済みなので、大和・赤城の甲板も墨入れをすると近い雰囲気になるのかもしれません。
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2017年02月11日

紙でつくる山岳模型キット やまつみ「筑波山」

 紙でつくる山岳模型キット「やまつみ」。
 一昨年に国土地理院に寄った時、地図と測量の科学館の売店に完成品が展示してあるのを見て、そのクオリティに心惹かれました。
 昨年国土地理院に寄ったら、筑波山のキットのミニバージョンが出ていて、お値段もお手頃で(幾らか忘れてしまったのですが、ぜんぜん躊躇しなかった)、ついつい購入してしまいました。

 ちなみに通常版の筑波山キットは縮尺1/5万で、サイズが300mm×200mmの4,800円。筑波山本体を中心に、南は不動峠の南のピークが入って、北はきのこ山か足尾山あたりまで。ミニ版の筑波山は縮尺は同じ1/5万ですが、サイズが150mm×150mm。こちらはほぼ筑波山本体のみ。

 キットを開封するとこんな感じ。紙のシートが16枚に、台座の飾り板と、ネームプレート、位置決め用の丸棒。

 何がすごいって、このキット、等高線がすでに切り抜き済みなのです。立体地図をつくる上でいちばん厄介なのが等高線の切り抜き作業。デザインカッターではここまで精細な曲線はとても切れません。すごい。
 しかも裏面は粘着シートになっています。普通のキットなら自分で接着剤を塗布するのですが、接着剤がはみ出たり、塗ってる途中で乾きかけてしまったり、これもなかなか大変な作業。粘着シートならば、シートを台紙から剥がして重ね貼りするだけ。シートに厚みがあるので折れないように剥がすのはちょっとだけ気を使いますが、まあ、大したことではありません。どこまで至れりつくせりなんだ。
# とはいえ貼り付け時に、接着剤なら乾くまでの間に位置の微調整が効きますが、粘着シートだとほぼ一発勝負なのが少しドキドキ。

 紙を重ね貼る位置を決めるための丸棒が付いていて、これをガイドに貼っていけばズレる心配もありません。
 最初の一枚だけは台座の中央部に、四方の余白が均一になるように貼らねばならず、これが目分量なのでなかなか緊張します(鉛筆でガイド線引いておけば良かったというのは後から思いつきました)。そのあと2,3枚は丸棒を挿す穴が浅いので気を使いますが、そのうち作業に慣れていくので、難しいことはありません。
 ただし根気だけは必要です。とはいえ山が積み上がっていく過程が面白いので、特に気張ることもなく、疲れたと思ったら休憩すればよいだけの話。

 標高420mまで積み上がったところ。筑波山は標高877mなので、だいたい半分です。標高が高くなるとパーツが小さくなるので作業が楽になるかと思いきや、小さなピークを形作る独立した小パーツが増えて、意外に手間が減りません。ピンセットは用意したい所です。

 右側の写真は筑波山の北側を抜ける湯袋峠。精密さがたまりません。

 そして完成。
 両方とも南西側からの眺めです。視点を模型に合わせて下げると、尾根筋谷筋がとても分かりやすいのに気が付きます。実際の山を横から見てもこれほど中腹の起伏はわかりません。これは模型表現ならでは。

 真横から。左写真は南側の筑波研究学園都市方面から。双耳峰の優雅な山容です。
 右写真は南西方面から。男体山の北側にある710mピークが左手に突き出して、少し厳つい山容。高校生の頃に通学しながらよく眺めた姿で、私の一番好きな筑波山がこれ。茨城県南・県西のどこからでも見える山なので、稜線の姿を見るとどの方角からみた筑波山なのか見当がついてしまいます。

 どの山もそうだと思うのですが、見る方向によって姿を変えるので、誰もが一番好きな姿を心のなかに持っているのだろうなと思います。

 真上から見るとこう。寸分違わず道路がつながるこの精度。筑波山ケーブルカーは途中でトンネルをくぐるのですが、女体山から南西方向に伸びた尾根を貫いている様子が分かります。見ていて飽きません。

 「やまつみ」は万単位の値段のキットもあるのですが、一度組んでみれば価格に恥じないというか、むしろこの値段でよく製品化したなと思います。六甲山が出たら欲しいなと思っていたのですが、実は既にラインナップされているので、遠くないうちに作りたいです。

 あとこのミニ筑波山のように、お手軽サイズで購入しやすい価格帯のラインナップも充実してくれるといいな。完成品を見て「すごい」と思う人に加えて、自分で組んでみて「やっぱりすごい」と思う層も取り込めると思うのです。
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2017年01月31日

H-IIBロケット&移動発射台 1/350プラモデル(アオシマ)

 「プラモデル界の狂犬」の異名を持つ青島文化教材社のH-IIBロケット+移動発射台プラモデル。
 アオシマは艦船や自動車の模型が得意なメーカーですが、近年の宇宙機プラモデルもアオシマの「1/35 はやぶさ」のヒットから始まっていて、これがはやぶさ帰還の直前に販売しているのだから(とうぜん企画はもっと前から進んでいたはず)、すばらしいこと。
# 目のつけどころがシャープなのか、斜め上なのか。

 この「H-IIBロケット&移動発射台」もアオシマのスペースクラフトシリーズの一環。限定品の「実物フェアリング付きVer」で、H-IIB2号機のフェアリングの実物の欠片が付いてきます。
 そのまま何年も積んだままでしたが、積みプラをこれ以上増やすわけにもいかず、制作に乗り出しました。

 パーツ数は少なく、組み立ても比較的簡単ですが、そのぶん塗り分けが大変。
 組むだけなら1日で組めたと思いますが、塗装で2ヶ月近くかかりました。もちろん毎日作業したわけではなく、一度塗って3日放置とか、休み休み(休んでいる方が長い)作業しての2ヶ月。

 まずは移動発射台。マスキングテープ貼りまくりです。細かくていいからパイプ類は別パーツにしてくれたら塗装が楽なのに。

 そしてロケット本体。水性塗料は二度三度重ね塗りしないとムラが残るのですが、乾くのに時間がかかるので、一度塗ったら一日待つ繰り返し。
 なおオレンジ色が濃すぎて、あとで黄色を混ぜた色で全面塗り直しました。

 フェアリングの中の「こうのとり」も地道に塗り分け大変なんだな。これが。

 ロケット本体は第二段とフェアリングにクリアパーツがついてきて、カットモデル風に仕上げることが出来ます。
 スケルトンモデル風にも出来ますが、私は半分だけカットした状態に仕上げました。

 ロケットには@atsushi_igさんが公開しているデカールを貼りました。塗装の下手さを覆い隠してキリッとした雰囲気に!
# 第一段液酸タンク部の「H-IIB」の文字を貼り損なったのはここだけの秘密だ。

 完成品はそのうち「こうのとり」ペーパークラフトと並べて公開するつもりです。
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2017年01月15日

観測ロケットSS-520 1/100ペーパークラフト

 SS-520観測ロケットの1/100ペーパークラフトを製作しました。左写真は最終試作版。この後ロケット本体に記された文字のフォントを実機に合わせ、第二段のテクスチャを描き加えて完成版としました。

 SS-520ロケット4号機は、ペイロードに第3段ロケットと超小型衛星を積んで、打ち上げに成功すれば世界最小の人工衛星打ち上げロケットとなるはずでした。なおこれまでの最小記録は日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げたL-4Sロケット5号機。
 右写真の左側の機体がH-IIA/Bロケットの固体ロケットブースター。イプシロンロケットの第1段にも使われています。真ん中が今回のSS-520ロケット、右側がL-4Sロケットです。

 こちらは型紙設計中の様子。左側が最初の試作品。今回は4号機をモデルにしましたが、最初の試作時点で分かっているのは寸法だけ。これで組み立てできるかどうかを確認します。
 1月11日に実機の報道公開が行われ、その際の写真を元にテクスチャを描き込んでいきます。フェアリングの色や第2段に断熱用のコルクを巻いている様子などが主な変更点。

 SS-520-4の打ち上げは成功すれば面白いトピックだったので、試作品の段階で天文科学館に展示させて頂きました。

 今回作成した型紙は下記からダウンロードできます。 パーツが小さいのでコピー用紙程度の薄い紙推奨。部品数は少ないですが、細かい作業が多いので難易度高めです。組説はありません。
http://stelo.sakura.ne.jp/papercraft/ss520-4.pdf
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2016年11月13日

航空母艦「赤城」 1/700プラモデル(フジミ 艦NEXT)

 「赤城」は太平洋戦争の緒戦で活躍した航空母艦です。真珠湾攻撃時の機動艦隊の旗艦を務め、その後のインド洋作戦でも戦果を上げましたが、開戦半年後のミッドウェー海戦で戦没。
 大艦巨砲主義から航空主兵への転換を身をもって示し、太平洋戦争緒戦の進撃の立役者でありながら、機動部隊同士の決戦に敗れて戦局転換のきっかけとなった、日本海軍の光と影を背負った艦です。

 「赤城」はもともと巡洋戦艦として着工され、ワシントン軍縮条約のあおりで航空母艦に改造して竣工しました。
 当初は三段の飛行甲板を備え、その後に最上段の甲板を残して大改造されたため、飛行甲板の位置が高く、舷側から多数の支柱が生えた異様な外観です。全くもってスマートではないのですが、造形としては面白い姿です。

 日本を代表する戦艦だった「長門」より大きく、太平洋開戦時には日本最大の軍艦でした(戦艦「大和」の竣工は開戦後の12月16日)。その同スケールの「大和」と並べた写真がこちら。全長はほぼ同じで、幅こそ「赤城」の方が細身ですが、飛行甲板の位置が高いので横から見るボリュームは「赤城」のほうが大きく見えたかもしれません。

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2016年10月23日

キュリオシティペーパークラフト修理

 2015年夏のISTS「HYOGO-KOBE宇宙博」と明石市立天文科学館「紙の宇宙博2015」に合わせて制作した1/25ペーパークラフト火星探査車キュリオシティ。その後、明石市立天文科学館で展示頂いています。

 元の型紙は"Mars Rover Curiosity Paper Model"のもの。1/20スケールの模型を1/25に縮小しています。脚などのパイプ部は糊代なしで接着する構造。当初からポロポロ部品が脱落してその度に修理していたのですが、ついに崩壊。先週の訪問時に応急処理だけ済ませていました。

 接着面が脆弱なのがいけないのは分かっていたので、今回は爪楊枝でダボを作って差し込む形で直しました。いずれは全部の関節を直さないといけないでしょうが、今回はひとまず壊れた部分だけ。

 こんな形で再接着して、その後は接着剤が乾くまでひたすら待機。木工用ボンドは使いやすいのですが、乾燥が遅いのだけは欠点です。木工用の瞬間接着剤を用意しておけばよかった。

そして復活のキュリオシティ。
初代火星探査車のソジャーナ、二代目のマーズ・エクスプロレーション・ローバー(スピリッツ/オポチュニティ)と並んでの展示です。
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戦艦「大和」 1/700プラモデル(フジミ 艦NEXT)

 宇宙戦艦ではない方の戦艦「大和」です。
 小学生の頃にマブチのモーターを仕込んで池に浮かべて遊ぶニチモ30cmシリーズの大和を組んだことがあるのですが、本格的なスケールモデルの大和は初めて。1/700でも全長37.5cmとなり、箱を開けてから大きさに驚きました。

 フジミ模型が2015年から発売している「艦NEXT」というシリーズで、艦体のグレーや艦艇の赤色、甲板の木の色などを予めプラスチックの成型色で色分けして、細かい色分けも付属のシールでカバーできる構成。パーツをパチパチはめ込んでいくだけで完成する接着剤不要のお手軽さ。部品がやたらと細かいのでそれなりに手間はかかるのですが、全塗装が必要ならこの大きさの模型を作る気になってなかったと思います。
 部品の合いをきっちり合わせるには多少の修正が必要ですが、気にするかどうかは作る人次第のレベル。私は艦体部分だけは接着剤できっちり組んでヤスリがけして合せ目を消しました。

 日本を代表する船の一つということで組んだのですが、しかし置き場所どうしよう。
 神戸港・ポートアイランドの北側に停泊している海上保安庁の巡視船「せっつ」(同スケールの模型)と並べるとこうなります。「せっつ」も第五管区で一番大きな巡視船ですが、なんだこれは。

 同じスケールで大和とスペースシャトルとH-2Bを並べるとこうなります。シャトルを積んでいるのはB747改装の輸送機で飛行機としては最大級のもの。船と飛行機の大きさの違いも去ることながら、初代の「宇宙戦艦ヤマト」は海底に沈んだ大和を改装した設定で、この大きさの宇宙戦艦が飛ぶ未来はまだまだ先のようです。
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2016年10月10日

金星探査機「あかつき」 1/25ペーパークラフト

 とりあえずtogetterのまとめを貼っておきます。
「あかつき」作ってみた:ペーパークラフト編

 制作したのはこちらの1/25「あかつき」ペーパークラフト(陶山博史さん作)。
 http://www.stp.isas.jaxa.jp/venus/download.html#papercraft

 インクジェットメタリック光沢紙を初めて使用した工作になりました。

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2016年09月07日

海軍陸上爆撃機「銀河」 1/144プラモデル(アオシマ)

 陸上爆撃機「銀河」は太平洋戦争の後期に使われた日本海軍の爆撃機です。
 プラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」に登場する飛行機です。

 「銀河」開発が始まったのは1940(昭和15)年。太平洋戦争が始まる1年前。
 陸上爆撃機は陸地に爆弾を落とす意味でなく、航空母艦に発着する飛行機を艦上機と呼んだのに対して、陸地の飛行場に発着する飛行機を陸上機と呼んだものです。
 海軍の爆撃機は太平洋戦争の途中から天体にちなんだ名称が付けられ、他に艦上爆撃機「彗星」、艦上攻撃機「流星」があります。

 開発にあたっては航続距離5,500km以上、速度は零式艦上戦闘機(ゼロ戦)並みの550km/h、魚雷攻撃と急降下爆撃が可能という厳しい要求が出されました。

 機体を小型・軽量化するため、搭乗員を7名から3名(操縦員・偵察員・電信員)に削減。
 新型のエンジンを搭載しましたが、戦時下で品質が確保できずにトラブルが続出。また「銀河」自体も構造が複雑で整備が難しく、高性能ながらも扱いにくい機体という一面もありました。

 「銀河」の量産開始が1943年夏。この年の1月にガダルカナル島の戦いに敗れ、4月には山本五十六長官が戦死、5月にはアッツ島玉砕。太平洋戦争の敗勢が濃くなる時期で、開戦当初のベテラン搭乗員の多くが既に戦死していました。

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2016年07月04日

神戸・六甲山立体地図

 国土地理院の売店で安く売ってたので買ってきました。
 昔から地図は好きなので、小学校においてある地方ごとの立体地図とか大好きでした。
 小さなサイズなら商品化されていて、大人になれば買えない値段でもないのですが、置き場所がね〜。
 と自重していたのですが、割引に負けた……

 「クニャマップ」という商品名で販売されていたもので、軟質素材で出来ているので折ったり丸めたりも可能。とはいえ部屋に飾るならしっかりしていたほうがいいので、フレームを追加工作。
 平面地図ならジグソーパズル用の似たサイズのフレームを使うと安上がりですが、立体地図だとそうもいきません。裏打ちして四囲に木の板でも貼り付るか。
 東急ハンズで小洒落た木材でも売ってないかと思って覗いたら、L字アングルのような木材が置いてあったので購入。ぜんぜん小洒落てないけど、シンプルにフレームっぽい仕上がりになりそう。

 スチレンボードに立体地図を貼り付け、盛り上がった山が凹まぬよう、適当に詰め物も入れておきます(メインの山体には型くずれしないように予めPET製の補強材がついてきてる)。
 そして四周の工作。角を45度に合わせて加工するのが大変。大変なのは最初から分かっていて、なので材料揃えてから2週間以上放置していたのですが、やっぱり大変。

 ひたすらヤスリで削って隙間をなくす簡単だけど根気のいる作業。とりあえずこの辺りまで追い込んで次。

 毎日やるほど楽しい作業でもないので、時間のあるときに少しずつ進めて、完成したのが購入1ヶ月後。最初に作った左上隅はピッタリ決まっていますが、後になるほど工作がいい加減になっています(ふつうは慣れて精度が上がる)。自宅用だからまあいいか。

 標高データをパソコンのモニタ上で3D表示するのは手軽になりましたし、実際それで読み取れることがたくさんあるのですが、実際の立体物は直感的にいろいろ把握できるので、楽しい楽しい。
 六甲山地は一つの山脈のように思いがちですが、意外に複雑な地形で、見ていて飽きません。

 六甲山の成り立ちについては神戸市立教育研究所の以下のサイトがおすすめ。私も何度か読み返してます。もうそろそろ30年近く経つので、改訂版が出たら嬉しいなあ。
六甲山はどうしてできたか(神戸市立教育研究所(1989))
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具