2020年07月20日

NTT東日本公衆電話ガチャコレクション

20200720ntteast.jpg
 NTT技術史料館の受付の脇に、このガチャガチャが置いてあったのです。あの濃厚な展示を見て、これを回さずに帰ることなど出来ようはずもありません。
 狙うは馴染み深い赤電話と緑のカード式公衆電話。出よ、いざ!
 一回目に出てきたのは赤電話、よし。
 二回目に出たのはグレーのディジタル公衆電話でした。これ以上投資をすると受付の方々の視線も気になるので、まずは退却。

 宿に戻ってカプセルを開けてみると、赤もグレーも意外によい出来です。ダイヤルは回る、受話器のフックは下がる、お金の返却口は開く。やっぱり緑のカード式もほしいなこれ。うちの近くではこのガチャガチャは見当たらず、悪い大人なのでネットオークションで揃えてしまいました。レア扱いのアイテムでなければ安く手に入るのです。

 実はこのガチャ、全6種あるのですが、どれが出てもハズレ感がなく、うまいラインナップ。基本は上写真の4種で、受話器が2つのデュエットホンと金色公衆電話はレア扱い。私の田舎にはそんなものはなかったので、基本の4種で十分です。

 古い順で言えば、まずは右の赤電話。1971年に登場した新型赤電話機というタイプ。
 私の通っていた小学校の校内に置いてありまして、何度か家にかけた記憶があります。小学生の頃はお金を持って学校へ行く習慣はなかったので、先生に10円玉借りたのかしらん。

 カード式の公衆電話は1982年の登場ですが、実機を見たのは1985年のつくば科学博のとき。私の中高時代の公衆電話は1986年に登場したMC-3Pという機種で、標準機的にかなりの数が設置されたようです。カード残量が赤い7セグのLEDで表示されるのが何となく格好よかった。赤電話には残量表示はありませんでしたから。

 グレーは1996年登場のディジタル公衆電話機DMC-7。ディジタル公衆電話機(ISDN回線)は1990年に登場していますが、広く普及したのはこのDMC-7です。モジュラープラグが付いていて、パソコンを繋いでデータ通信ができます。もっとも私はついぞ使ったことのないままでした。ボタンも増えて受話器の音量調節も出来るようになっています。

 左端の緑の公衆電話は最新のアナログ公衆電話MC-D8。パッと見はMC-3Pとさほど変わらないのですが、ディスプレイが液晶パネルになり、全体的にユニバーサルデザインを取り入れた意匠になっています。実機はMC-3Pより一回り大きく、緑の色味もすこし黄色みがかったものに変更されています。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(2) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年05月31日

天体望遠鏡のガチャガチャ(タカラトミー) その2

20200531gacha013.jpg20200531gacha014.jpg
 天体望遠鏡ガチャ、色を塗りました。
 もともとモデルの望遠鏡が白く、成型色の白のままでも見栄えはするのですが、ちょこっとだけ部分塗装です。

 色が足りないのは、鏡筒は接眼部まわりとファインダーの対物フードと接眼部。いずれも本来は黒です。
 赤道儀は各種クランプが黒、ウエイトシャフトが銀色、あと赤緯体に銘板が付きます。

 素材がABS樹脂なので、ラッカー系の塗料は樹脂を劣化させる可能性があるため使えません。水性塗料はまず安心です。
 黒は最初、ペンタイプの塗料で塗り始めたのですが、細かいところが塗りきれず、結局は水性塗料を面相筆で塗りました(そちらのほうが圧倒的に早かった)。
 ウエイトシャフトの銀は、銀の油性ペン。速乾性なので問題ないでしょう。
 銘板はホイルシールを油性ペンで黒く塗ったものを切り抜いて貼り付けました。金属の質感が出るような気がします。

 鏡筒バンドはスミ入れ。最初はグレーの油性ペンを使いましたが、濃すぎたので一度拭き取って、グレーの筆ペンを使って再挑戦。それでもほとんど拭き取り切るくらいで丁度いいです。

 STARBOOK TENはボタンの部分をグレーのペンで塗って(塗るというよりペン先でインクを置く感じ)、モニタ部は宇宙柄のマスキングテープを切り抜いて貼っています。

20200531gacha014.jpg20200530gacha001.jpg
 ビフォー・アフター。
 ちょっとした塗りでもずいぶん雰囲気が出ました。出たでしょ。出たような気がする。出たんじゃないかなぁ。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年05月30日

天体望遠鏡のガチャガチャ(タカラトミー)

20200530gacha002.jpg 最近のガチャガチャ(カプセルトイ)は何でも製品にするのですが、天体望遠鏡まで出るとなると、どういう層を狙っているのかと思います。

Vixen 宙ガチャ天体望遠鏡プロジェクター(タカラトミー)

 国内天体望遠鏡最大手のビクセンとのコラボで、モデルは口径20cm反射望遠鏡のR200SS。1990年代前半の発売のロングセラーです。というより、国内のアマチュア向け天体望遠鏡メーカーが作っているニュートン式反射、今や残っているのはこれだけではないでしょうか。
 屈折望遠鏡は鉛ガラスが使えなくなって軒並みモデルチェンジを余儀なくされましたし、反射系もシュミットカセグレンなどの複合光学系が主流になりました。

 R200SSのRは反射のReflector、Sは単焦点のShortで、SSは超短焦点とでもいった意味。焦点距離800mmで、口径比はF4。当時のアマチュア向けのニュートン反射はF6前後が標準だった中、F4は破格の明るさでした。短焦点の反射は主鏡の製造が難しく、光軸調整も難しいのですが、コマコレクターの補正光学系で写真撮影にも対応し、明るいのに何でもこなせる万能鏡筒となりました。
 カセグレン系は焦点距離が長いですし、写真用のεは眼視に不向きで、R200SSはちょうど間を埋める存在。ロングセラーには理由があるのです。

 架台はSXD2赤道儀。ビクセンの赤道儀の中では中堅機です。
 ビクセンの赤道儀のラインナップは名前で大きさが分かりにくいのですが、大きな順から、
 AXD2(約25kg)AXJ(約17.4kg)SXP2(約13.3kg)SXD2(約9.2kg)SX(約7kg)AP(約6kg)
となります(カッコ内は搭載可能重量)。うちのAPの可愛らしさよ。R200SSはSX赤道儀のセットからあるのですが、余裕を持って使うにはSXD2クラスのほうが安心ということでしょうか。この写真に入れ忘れましたがコントローラーの"STARBOOK TEN"も付いてきます。

20200530gacha001.jpg 鏡筒は白の成型色で鏡筒色と鏡筒バンドの白の塗り分け(たまたま白の鏡筒色ですが、他に赤と緑があります)、主鏡セルは黒塗装、筒の先端部が黒の成型色、ファインダーと接眼部は白の単色成形。

 赤道儀は白の成型色で、三脚のアルミ部分だけが銀塗装。これはアルミの質感がよく出ています。もともと白色ベースの製品なので、パッと見の雰囲気はこれで充分。
 ただ三脚と赤道儀のはめ込みが異常に固く、赤道儀側の突起を削るか三脚側の穴を広げないとはめ込むのが難しいでしょう。無理にはめ込もうとすると他の部分を壊す可能性があるので、私はカッターナイフで突起側を削りました(現物合わせで難しい作業ではありません)。

 全体的にスケールなりによく作り込まれていると思います。
 本体はABS樹脂(ガンプラで関節やフレームに使われる素材)で、塗装する際にラッカー塗料を使用すると樹脂が劣化する可能性があります。部分塗装や墨入れは水性塗料の使用を推奨です。

20200530gacha003.jpg20200530gacha004.jpg
 スケールは鏡筒部の実測で1/11.5。ざくっと1/12スケールとしてよいでしょう。1/12というスケールはオートバイの模型で使われます。人物のフィギュアもこのスケールが使われるので、絡めた遊びもできるでしょう。

 うちにはそういう子はいないので、赤い戦術汎用宇宙機器に出てきていただきます。
 「見えるぞ、私にも星が見える!」
 「ええい、ビクセンの天体望遠鏡は化け物か!」

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年05月24日

HGUC 1/144 RB-79ボール再塗装

20200524ball006.jpg
 「機動戦士ガンダム」に登場するRB-79ボール。
 前に素組みしたのをバラして、余っていたグレーのスプレー缶で塗装して、あとはお手軽ウェザリング(汚し塗装)をかけました。
 元の成型色は水色で、アニメに登場する色をうまく再現しているのですが、見かけがいかにも玩具っぽく(玩具ですけど)、SFメカっぽい雰囲気に仕上げました。

 ボールは作品終盤のソロモン攻略戦とア・バオア・クー攻略戦しか参戦していないのですが、こんなに汚れてるのは訓練が厳しかったのです、きっと。宇宙空間でしか運用してないのに錆が垂れてるのは、ルナツーの重力ブロックで整備したのです、きっと。設定だとチタン合金で出来てるんですけど、チタンでも赤錆をふくのです、宇宙空間なら(いろいろ待て)。
# ザクなんかはスチール合金の設定なので赤錆ふいてよし。

20200524ball008.jpg20200524ball007.jpg
 操縦席はあるのですが、パイロットはいなかったので、手元に余っていた食玩の飛行機模型のパイロットを乗せておきました。君も宇宙飛行士。
 でもロシアのSu-27フランカーとボールなら、フランカーに乗るほうが幸せかも。

 このボール、大砲と作業用のマニュピレーターだけで、近接戦の武器がないのです。基本的に自走砲みたいなもので、あちこちに展開して遠くから撃つ想定でつくったのだと思うのです。だから機動性が低くてもそんなに問題ない。
 GMとチーム組んで出撃した設定になってますが、MS戦の渦中に放り込んじゃいけない機体です。
 でもアニメの描写だとガシガシ前線に出てやられてしまうんです。うっかり艦上攻撃機の発想で運用しちゃったんでしょうね。こういう設定を考える遊びが終わらないのがガンダムファンです。

20200524ball009.jpg20200524ball010.jpg
 劇中ではザクに蹴り飛ばされて、GMに衝突して双方大破という場面があるのですが、設定上のボールはなかなかの大きさがあり、サッカーボールを蹴るようにはいきません。蹴った方の足が折れそうです。

 昭和のアニメは手書きでしたから、場面の面白さで絵を作って、それがOKだった時代。
 今だとロボットものの場面はCGになりますから、設定を大きく逸脱する描写はしにくいはずです。もっとも絵は格段にきれいになりましたけどね。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(2) | ペパクラ/工作/科学的遊具

彦根城 1/300 ペーパークラフト(ファセット)

20200424hikonejo_pc201.jpg
 彦根城は2018年6月に訪問しました。徳川四天王と称される井伊直政を祖とする井伊家35万石の居城です。
 関ヶ原の戦いの後、石田三成の旧領であるこの地には西国の押さえとして井伊直政が配されました。当初は佐和山城に入ったのですが、直政没後の1603年に彦根城の建設が始まり、1606年にひとまずの工事が完成しています。

 一見小ぶりに見える三層天守ですが、隙間なく破風が配され、華やかな印象です。現存十二天守の一つで、さらに国宝五城の一つ。まさに城の中の城。京都に近いのでかつては時代劇にもよく出てきました。

20200424hikonejo_pc001.jpg20200424hikonejo_pc002.jpg
 ペーパークラフトはファセットの製品。実は彦根城は同社の製品の中でも最難関との評。
 初層から三層まで12の破風があり、三層には高欄(外付けの回廊)があるのですが、これが人は外に出られない飾り高欄。つまり見かけより小さく、むちゃくちゃ細かい工作を強いられます。
 また初層も破風だらけで、通しで直線になる部分がありません。破風も微妙に外側が上に向かって反っていて、ちゃんと組み上がっているのか歪んでいるのかさっぱり分かりません。

20200424hikonejo_pc003.jpg20200424hikonejo_pc004.jpg
 それでも丁寧に組んでいくと、これらの部品がピタッと収まって、いきなり三層天守に化ける瞬間があります。紙のパーツでしかなかったものにいきなり表情が付くのですが、こういう瞬間がたまりません(そしてそういう瞬間の写真は撮ってない)。
 とにかく型紙の精度に関しては紙厚含めて信頼がおける製品です。

 天守には玄関の小さな張り出しと、付櫓、そして付櫓に続く細長い多聞櫓が連続します。天守は三層ではあるのですが、横幅が広く、どっしりとした構え。
 付櫓・多聞櫓も斜めだったり凹部があったり、素直な形ではないのですが、この辺りは経験値も上がってぴしっと組めました。
 これらを紙の土台に組み付けていきます。こちらは歪みが出ないよう、裏にスチレンボードを仕込んで補強しています(なくても強度は確保されているのですけど、念の為)。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年05月12日

スーパーカミオカンデジグソーパズル

20200512sc001.jpg
 スーパーカミオカンデのジグソーパズルを組みました。2017年に東京大学宇宙線研究所が資金獲得を兼ねて発売したもので、私は2018年に名古屋市科学館で購入。そのまま箱ごと部屋の飾りになっていましたが、いい加減に年貢を納めようというものです。

20200512sc006.jpg20200512sc007.jpg
 300ピースなので高をくくっていましたが、なにせ画面いっぱいに光電子増倍管が並ぶ迫力の写真。びっしり同じ構造物が並んでいるからこその迫力ですが、ジグソーパズルとしては難物です。

 左が2時間経過後の写真。私にもニュートリノが見える気がしてきました。
 右は2時間半経過後。頭の中でチェレンコフ光が輝き始めた気がしてきました。

20200512sc008.jpg20200512sc009.jpg
 さらに30分経過して3時間後。ぜんぜん進んでない……撮影時刻00:47、これは寝ろということか。

 結局、完成までに4時間半かかりました。
 実は販売元の東京大学宇宙線研究所よりアンケートが公表されているのですが、制作時間は5〜7時間の人が一番多く、3〜5時間はそれに次いでいるので、およそ世間並みの時間で組めたことになります。組んでる間は苦行だったけどな!(達成感と充実感はある)

 ジグソーパズルは専用のフレームが売られているのですが、手元に百均ショップで買った300円のフレームが余っていたので、そちらにはめ込みました。背景に黒いケント紙を敷いて、その上に紙工作用の接着剤で圧着しています。よい子はふつうにジグゾーパズル用フレームを使いましょう。

 その後、スーパーカミオカンデの500ピースのジグゾーパズルも発売されたというのですが、2匹目のドジョウを売る方も売る方なら買う方も買う方です。完成させるまでに陽子が崩壊するかもしれません(待て)。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年05月11日

ザクI(シャア機) 1/144プラモデル(バンダイ HG)

20200711charzaku012.jpg20200711charzaku011.jpg
 ほとんど1年ぶりにガンプラを組みました。
 ザクI(いわゆる旧ザク)のシャア・アズナブル機です。
 初代ガンダムのの本編には出てこないのですが、安彦良和が一年戦争とそれ以前をコミカライズした「THE ORIGIN」に登場する機体。3倍速く動くシャア専用というカスタマイズこそしていないのですが、赤いパーソナルカラーはこの機体から塗り始めたという設定です。

 連休の最終日にNHK-FMでガンダムの楽曲ばかり半日間ひたすら流し続ける番組があって、それを聞きながら組み立てていました。

 最近のガンプラは予め設定どおりの色のプラスチックで整形されていて、ダボを嵌め込んでいくと接着剤無しで組み上げられるようになっています。その中でも「THE ORIGIN」のシリーズは傑作と評価が高く、実際よく出来ています。今回は部分塗装とウェザリング(汚し塗装)だけで仕上げてあります。
 ホビージャパン誌2020年6月号にプロモデラーのライダ〜Joeさんのウェザリング手法が掲載されているのですが、それをなぞっています。実は尼崎城のシャチホコのプラモデルを作るワークショップで、本人に直接伝授頂いたりしています。特殊な材料とか使ってないのでとても簡単なのに、見栄えだけ化けちゃうすごい技(伝授されたほうが未熟ですけど)。

20200711charzaku013.jpg 初代ガンダムのTV版では武器も持たずにガンダムに挑んで敗れ去ってしまう旧ザクですが、赤いだけで負けそうな気はしません。なんとなく。
 プラモデルを本業の趣味(変な言い方だな)にされている方は、かっこいいポーズをつけて撮影されるのですが、私はそういうセンスはないので、TV版のシャア専用ザクと同じポーズをさせてみました。アニメの画面の中ってかっこいい絵が多いのですよね。

20200711charzaku014.jpg
 以前に作ったズゴックとグフ・カスタムと旧ザクと。ジオン脅威のメカニズム。1/144スケールだと場所を取らないので、この面子なら、あとドムくらいは並べたくなりますね。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年05月02日

小惑星イトカワ 1/5000 ペーパークラフト

20200502itokawa001.jpg
 小惑星イトカワのペーパークラフトを組みました。はやぶさ初号機の帰還からまもなく10年、イトカワの近傍探査からは15年となります。何もかも懐かしい。

 型紙作成は@moffmiyazakiさん。もともと1/1780スケールですが、先に組んだ小惑星リュウグウに合わせて、1/5000に縮小プリントして作成しました。こういうスケール合わせが簡単にできるのもペーパークラフトの良いところ。

・型紙はこちら→https://drive.google.com/file/d/15DBHyA-Bv8Zz9XI8cjmGVkEDPQsXrEiJ/view

20200502itokawa005.jpg20200502itokawa006.jpg
 よーく見ると組み上げが粗い部分があるのは縮小して部品が小さくなったため。1/1780→1/5000ですから、35%に縮めています。

 実際のところ、小さくなっても切り抜くのは難しくないですが、折って貼るのが大変。特に糊代が小さくなるので、接着面が狭くて強度が確保できなくなるため、新聞紙を短冊状に切って裏打ちしています。よい子のみんなは元の大きさ通りに組んだほうが幸せだぞ。
 型紙自体の精度は高いので、本来のスケールなら問題なくきれいに組めるはず。

20200502itokawa008.jpg20200502itokawa007.jpg
 小惑星イトカワはよく「ラッコ」に例えられました。たしかにそうも見えるのですが、じゃがいものメークインのような形でもあります。

 これも三角形の平面に分割されているのですが、リュウグウ以上に何がなんだか見当のつかない展開図になっています。組みながら「これがこうなるか」と驚いて楽しめること請け合い。大きな塊の方は意外に平べったい形をしているとか、写真を見ているだけでは気付きにくいことも3Dなら一目瞭然です。

20200502itokawa002.jpg20200502itokawa003.jpg
 ちょうど手のひらサイズに組み上がったので、「これが、イトカワの姿か……」と転がして楽しめます。これはいいものだ。

20200502itokawa004.jpg
 同じスケールで組んだからには、リュウグウと並べてみたくなります。下の古墳は比較用の大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)。
 それにしても、イトカワとリュウグウ、これほど大きさに違いがあるとはびっくり。知識としてはイトカワの長径が約500m、リュウグウは約1kmと覚えていたのですが、ボリュームがこれほどちがうとは。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年04月28日

小惑星リュウグウ 1/5000 ペーパークラフト

20200428ryugu007.jpg
 小惑星リュウグウのペーパークラフトを組みました。スケールは1/5000。1cmが50mとなります。
 型紙作成は@moffmiyazakiさん。日本プラネタリウム協議会が公開している3Dモデルをペーパークラフト用にアレンジされたものです。

・型紙はこちら→https://drive.google.com/file/d/1-1npob9_bsW8lPJf4BMuSMMnzxE08UMY/view

20200428ryugu001.jpg20200428ryugu002.jpg
 小惑星リュウグウは岩だらけのゴツゴツした姿なのですが、そこまでペーパークラフトで模型化すると誰も組めないものになってしまうので、工作しやすい大きさの面で多面体になるように設計されています。とはいえ型紙は三角形の組み合わせで、組んでみるまでどこがどういう形になるのか想像がつきません。

20200428ryugu004.jpg20200428ryugu003.jpg
 丁寧に折り目をつけながら組んでいけば難しくはないのですが、最後の頃になると手が内側に入らなくなるので、糊代を押さえるのがちょっと大変。

20200428ryugu005.jpg20200428ryugu006.jpg
 ということで完成です。
 リュウグウはだいたい直径1kmくらいの小惑星なので、1/5000だと20cmになります。最初の写真は同スケールでプリントした大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)と並べたもので、天体としてのリュウグウがいかに小さいかが分かります。

 作例写真の角度があまりよろしくないのですが、リュウグウの特徴である算盤玉のような形がきちんと再現されていて、はやぶさ2のタッチダウンや人工クレーターのポイントを書き込んだら面白そう。

 以前ならこうした立体物を手にするにはペーパークラフトは最適な手段でしたが、現在は3Dプリンタが普及してきて、本格的に工作を趣味にしている人なら個人で持っている人もいます。

 初代はやぶさが探査した小惑星イトカワの模型は職人の手作業で作った高価なものしかありませんでしたが、科学館でも3Dプリンタで出力したリュウグウを展示している所が多く、時代が進んだことを実感します。

 一方で3Dプリンタで大きなものを出力すると時間もお金もかかるので、手軽に大きなものを作るなら、ペーパークラフトはまだまだ有効な手段です。これも表面に軽量紙粘土や発泡スチロールを砕いたものなど貼り付けて黒スプレーを吹けば、それなりに雰囲気のある模型になると思います。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年04月15日

広島城 1/300 ペーパーク(ファセット)

20200415hiroshima_pc009.jpg
 2019年12月に広島城を見学したのですが、その際にミュージアムショップで売っていたので購入したもの。1/300の統一スケールで全国各地の天守を模型化しているファセットの製品。
 通販で買えるのは知っているのですけど、現地で見たら購買意欲をそそられてしまうのはよくあることです。

 広島城天守は明治維新を切り抜けて旧国宝に指定されていた建物です。映画「この世界の片隅に」の冒頭で、主人公のすずが広島市街にお使いに行く場面にも出てきます。しかし1945年8月6日に原爆で倒壊。炎上したとか爆風で吹き飛ばされたと紹介されることもあるのですが、近年の研究で、爆風で低層階が破壊され、上層階を支えきれなくなって倒壊したと推定されています。戦後に外観復元され、中は博物館になっています。歴史系のしっかりした展示で見応えがあるのでおすすめです。

20200415hiroshima_pc001.jpg20200415hiroshima_pc002.jpg
 早速さくさくと組んでいきます。広島城は四角い平面なので工作は比較的簡単かと思っていたのですが……

20200415hiroshima_pc004.jpg20200415hiroshima_pc003.jpg
 低層階は不等辺四角形なのです。広島城は毛利輝元(毛利元就の孫)による築城で、豊臣秀吉の天下がほぼ定まった1589年から工事が始まっているのですが、この時期でも石垣を長方形に築いていないのです。
 不等辺四角形のまま立ち上げて、中層階で長方形に整えられています。姫路城と同じ後期望楼型と呼ばれる作りです。

20200415hiroshima_pc006.jpg20200415hiroshima_pc005.jpg
 まずは素組み完成。広島城天守は秀吉が京都に建てた聚楽第天守を模したとも言われています。端正な五層天守ですが、豪華というより質実な印象の建物です。唐破風を使わずに大入母屋と千鳥破風の装飾で、端正過ぎる印象すら感じます。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具