2019年05月16日

和歌山市立こども科学館プラネタリウムリニューアル(3月14日)

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 この3月にリニューアルした和歌山市立こども科学館のプラネタリウムを訪問。
 新しい投影機はコニカミノルタのコスモリープΣ。最新の投影機らしく、落ち着いた星像で、ドーム径以上に空の広がりを感じるような星空でした。投影は星空案内とKAGAYAスタジオの全天周映像「星の旅」。こども科学館の年齢層を意識してか、日本語字幕付きの上映なのが新鮮でした。
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 ドーム内の椅子も交換されて、雰囲気がすっきり現代的になりました。

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 プラネタリウムのロビーには、2018年まで和歌山市立こども科学館で使われていたミノルタMS-10投影機が展示されています。
 引退した投影機の展示自体は珍しいものではないのですが、和歌山の展示はすごい。現役時代から投影機の各部に役割を示すラベルが貼られていたのですが、ロビーのガラスケースの中にMS-10の全てをつめこもうとしているかのようです。静かなる熱量と半端ない情報量。

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 写真は載せますけど、これはぜひ実物を見てほしい。見れば見るほど引き出しが開くような、そんな展示です。

20190314wakayama021.jpg 旧和歌山市天文館に設置されていた金子式プラネタリウム。下のモニタ(ブラウン管!)では、和歌山天文館と運営していた高城武夫さんを紹介するビデオが上映されています。

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2019年04月30日

プラネタリウム訪問リスト(〜2019年4月)

 これまでに訪問したプラネタリウムをまとめました。累計で90館です(休止・閉館したものも含む)。

 掲載館は「プラネタリウムデータブック2015年度版」(日本プラネタリウム協議会)のリストを元にしており、掲載順も準じています。

 表記は下記の通りです。
・館名(ドーム径座席形式/投影機システム)初回訪問日
・☆は投影を見た投影機。
・初回訪問日は分かる限り記していますが、思い出せないものも少し残っています。
・[Z機巡り]は全国カールツァイス・プラネタリウム巡り(2013.4〜2014.4)の参加館
・[プラレア33]は全国プラ「レア」リウム33箇所巡り(2015.5〜2018.7)の参加館。

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2019年04月11日

大阪市立科学館プラネタリウム・展示室リニューアル

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 大阪市立科学館のプラネタリウムと展示室がリニューアルされました。
 3代目となるプラネタリウム投影機はコニカミノルタ・インフィニウムΣ-OSAKA。サッカーボールのように5角形と6角形で分割された表面のデザインが新鮮です。
# 前身の大阪市立電気科学館から数えると4代目(ツァイスU型→インフィニウムα→インフィニウムL-OSAKA→インフィニウムΣ-OSAKA)

 リニューアル後に投影されている「星の光景ベスト10」は、投影機の新機能の顔見せを兼ねた内容で、これを生解説でやるのが大阪。解説員によってちょっとずつ味付けが違うので、複数回観るとなお楽しいと思います。

 新しく加えられた月食投影機は雰囲気をよく再現していますし、レーザーを利用したという新開発の超新星投影機は笑っちゃう明るさ。
 投影機本体は、引き続きシャープな星像に、星の色も分かりやすくなった感。星の色のフィルターは先代から変えていないそうで、おそらく光源がメタハロからLEDに変わったことで、青白色から白色が判別しやすくなったのだと思います。
 天の川の雰囲気も派手すぎず地味すぎず、実際の見え方に近い印象。双眼鏡で星雲星団を探すと、単にボーッとした光芒ではなく、例えばM46・M47といった散開星団も特徴を掴んだ表現がされています。

 分かりやすい派手さでなく、星を映す基本性能に磨きをかけてきた印象で、これは最近のプラネタリウムの潮流なのかもしれません。

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 インフィニウムΣは存在感のある投影機なので、投影終了後に記念撮影されてるお客さんも多いようです。
 投影機のすぐ後ろ、中央通路のすぐ上は以前は大型映像の映写機が鎮座していましたが、ここも座席になったので、見やすい座席が増えました。なおイスはリニューアル前のものを引き続き使っているそうで、引き続きフカフカで寝心地がよいです(ぉぃ)。

 訪問前日(4月10日)夜に発表されたイベントホライゾンテレスコープによるM87中心ブラックホールの撮像も、生解説メインの回ではさっそく投影内で紹介されていました。こうした柔軟さはさすがです。

20190411osaka034.jpg 大阪市立科学館のプラネタリウムのエントランスはおとめ座銀河団の写真が壁一面に貼られていて、そこにもM87の位置を示すラベルと今回の成果を紹介するポスターが掲示されていました。

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2019年04月04日

倉敷科学センタープラネタリウムリニューアル(4月4日)

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 倉敷科学センターのプラネタリウムに、2019年3月27日より五藤光学ケイロンVが導入されました。開館以来働き続けた仙台のGSS-HELIOSに代わるものです。

 プラネタリウムの投影は、新機能の紹介を主軸においた前半の「新しい宇宙」と、後半の生解説の星空案内の素敵な50分でした。
 すごさを感じさせない素敵な星空と、すごくて笑ってしまったスカイラインと、鮮明で精細な全天周映像が、ハイレベルでなおかつ調和していて、現代のプラネを突き詰めるとここまで行くんだなぁと感嘆。
 この日は2回投影を見ましたが、最初の三島さん、2回目の石井さんと、それぞれ星空案内も投影機の違う機能を引き出しながらの生解説です。同じ番組でも2度美味しいのが生解説の楽しいところ。

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 倉敷のケイロンVの星空は派手すぎず、実感に近い雰囲気。場面ごとに星の明るさや瞬き具合を変えているそうで、見ているときは自然に見えていて、後から言われて思い起こせばそういえばという感じです。このあたり、「すごさ」を感じさせない玄人ぶりで、好感を持てます。天の川の描写は五藤光学ならではの太めの天の川で、この辺りはメーカーの味付けが分かれます。
 
 倉敷のケイロンVは写真映えのよい投影機で、黒字に金帯のカラーリングはどう撮ってもカッコよく写ります。もしかするとこれからは投影機の見栄えも考慮するプラネタリウムが増えるかもしれません。

 スカイライン(地上の風景)は、倉敷は鷲羽山から見た瀬戸大橋を映すのですが、ここにプロジェクター3台をつぎ込む贅沢な仕様。イラスト風のスライド映像が、いきなりハイビジョン動画にパワーアップしたくらいの印象です。
 先に四日市のプラネタリウムでも採用されているのですが、倉敷ではもともとの眺望の良さを活かして、積極的に演出に活かしています。

 今回のリニューアルではドームの中央、光学式投影機の上にあった70mmフィルムの大型映像投影装置が撤去され、そこにも座席が新設されました。プラネタリウムは一般的にドーム中央に近いほど、歪みなく全天を見ることができる良い席とされていますが、そうした意味ではまさに特等席。
 座席に赤いカバーを掛けて「おすすめ席」を表示しているのが心憎いばかりの配慮です。

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2019年03月10日

プラネタリウム「星よりも、遠くへ」(伊丹市立こども文化科学館

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 仙台市天文台制作のプラネタリウム『星よりも、遠くへ』を伊丹市立こども文化科学館で見てきました。3月11日からの「それから」を生きる人々と星空の物語。丁寧な取材を幾度も重ねたであろう被災者の証言。満天の星に重ねられる人々の思い。よい作品でした。

 前作の『星空とともに』が最初に公開されたのは2012年3月のこと。今から考えると震災発生から一年というタイミングで、よく番組を作ったなと思います。
 2011年3月11日の夜、東北全域の停電は復旧しないまま、被災地には光害の全くない夜空が広がりました。寒さに震えつつ救助を待ちながら、避難先で先の不安に襲われながら、連絡の取れないままの家族を心配しながら……様々な人々が、ふと見上げた星空の美しさに、それぞれの思いを重ねます。

 仙台市天文台の方々は、被災した状況下で、自分たちの仕事の意味を考えたのだと思います。そして人が星空を見上げるという行為の意味に、本気で取り組んだ。

 第一作「星空とともに」は、新聞の投稿欄やラジオに寄せられた被災者のメッセージから、星空にまつわるエピソードを集めたもの。 当初は仙台市天文台だけでの上映だったのですが、2013年に日本プラネタリウム協議会の全国大会で試写が行われました。これを見た関係者から「うちの館でも上映したい」という声が上がり、2014年からは3月に合わせて全国各地のプラネタリウムで上映されています。これまで累計で40館くらい。

 プラネタリウムでよその館の番組を上映するのは以外に大変で、投影機のメーカーも違えば補助投影機の機材も様々。ほとんどの館ではプログラムで制御できる投影機を使っていますが、ものによっては20年以上前の投影機もありますし、明石のようにフルマニュアルの館もあったりします。
 ただ最近はドーム全体に映像を映すデジタルプロジェクターを併設するのが一般的になり、そちらを利用してよその館の番組を上映出来るようになっています。

 私が初めて「星空とともに」を見たのは2016年。兵庫県内では伊丹市立こども文化科学館と姫路科学館で上映が行われていて、家から行きやすい伊丹で見ました。

 「星空とともに」は3月11日の星空に重ねされた人々の想いを朗読する、シンプルながら芯の通った番組。震災から1年という時期の制作・公開なので、証言も3月11日当日やそこから間もない時期のものが多く、生々しいというか、涙なしには見ていられません。それでも前向きに終わるような構成になっていて、見てよかったと思いました。

 2018年に「星空とともに」の続編作成の発表と、制作資金を求めるクラウドファンディングの呼びかけが行われました。一も二もなく参加しました。

 今回も被災者の手記をベースに展開するのですが、震災から7年目に制作されたものですから、出てくる人々はみな、震災後の時間を生きてきた人たちです。

 震災は「3月11日にあった」のではなく、「3月11日からずっと続いている」。
 完成した第二作「星よりも、遠くへ」に流れているのはこの感覚。

 失ったもの、二度と戻らないものがあっても、生きるしかない。7年経ったら普段の暮らしの中で震災を意識することは少なくても、ふとした時に震災の傷跡がむき出しになる。
 神戸に住んでいるのでこの感覚が分かるけど、そうでなければどうだっただろう。やっぱり「3月11日にあったこと」と思っていただろうか。

 第一作は震災から一年という時間の中で、あえて前を向く必要があった。第二作は前を向くのではなく、あえて今に向き合った。そんな印象を受けました。

 クラウドファンディングの出資者として、意義ある企画に関われてよかったと思います。

 2019年も全国30数箇所のプラネタリウムで上映されるのだけど、なにせプラネタリウムは数が少ないし足を運ぶ人も限られています。今回はDVDも作成したので、プラネタリウム以外の平面スクリーンでも上映できるとのこと。
 前作と合わせて、多くの人の目に触れる機会が増えるといいなと思います。
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2018年11月22日

大阪市立科学館

 ラストまであと一週間となった大阪市立科学館のプラネタリウム、インフィニウム L-OSAKAの星空を見てきました。
 11月30日(金)には夕方から特別投影があるのですが、仕事の都合で参加能わず。個人的には今回が最後となりそうです。

 解説は石坂さん。
 大阪は傾斜式ドームですが、実際の水平に合わせて地平線を設定する人(北天の低い部分が写らないけど気にしない)と、傾斜したドームの周囲を地平線として投影する人(星空全体が斜めに傾くけど気にしない)がいます。同じプラネタリウムに混在している適度なゆるさが素敵ですが、石坂さんは前者。
 日の入りの曲はボーカル入り、ちょっとポップな雰囲気でスタート。

 インフィニウム L-OSAKAは2003年の導入。当時は大平技研のメガスターが話題になり、またデジタルプロジェクタを用いた全天周映像が導入されつつある頃でした。大阪の投影機は恒星はメタルハライドランプの光を光ファイバーで導光して明るくシャープな星を映しつつ、天の川は微光星の集まりで表現する凝った作り。恒星の光階差も実際に近い雰囲気で、恒星は瞬いて惑星は瞬かないとか、大型のドームと相まって実感に近い星空でした。見た目に近い星空を映してくれるという点で国産機トップクラスの投影機だと思います。
# 明石はハロゲンランプを用いているとはいえ、やはり電球色っぽい。
 


 導入当初から知っている投影機だけに、もう更新なのかという驚きと、15年も経てば普通はそういう時期かという納得が入り交じる気持ち。
 15年間お疲れ様でした。最後まで無事の投影を。
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2018年11月21日

姫路科学館「HORIZON」

 姫路科学館にて「HORIZON〜宇宙の果てにあるもの」観てきました。姫路科学館はドームが大きくて、かつリニューアルされて間もないので映像もきれいです。
 冒頭の天文台のドームがゴゴゴっと開きスリットから星空が垣間見える場面から、心を鷲掴みにされました。

 前半、宇宙の果てを押し広げてきた天文学者のエピソードが積みあげられていくのですが、膨張宇宙論を提唱したルメートルにスポットを当てているのは慧眼。まさか今年になってハッブルの法則にルメートルの名も冠されることになろうとは、監督の上坂さんも思っていなかったでしょう。

 天文学上の重要な場面やエピソードがたくさん描かれているのに、セリフやナレーションは物語のテンポに合わせた最小限に留められています。多少の知識があれば「あの場面か!」と膝を打つシーンばかりで、説明ゼリフがないのはもったいない気もします。その意味で大人向けといえるかもしれませんが、でも興味があれば好きな子ならついてくる。何でもかんでも一から説明する作品ばかりでなくてもいいのですし、そういう番組が出てきたのはフルドーム作品の幅というより深みを増す意味でも喜ばしいことです。

 現在、姫路科学館で上映されているのはショート版なので、いつかフルバージョンもドームで見てみたいです。

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2018年11月08日

大阪市立科学館

 午後一番にフランス製の椅子に座りにきました。
 大阪市立科学館のプラネタリウム投影機、コニカミノルタの「インフィニウムL-OSAKA」。実はこの11月末で引退して新しい投影機に更新されます。入ってまだそれほど時間が経っていない気がするのですが、それでも14年。
 コニカミノルタの投影機の中では、いちばん実際の星空の雰囲気に近くて好きな投影機です。新しい投影機もまた、星空の雰囲気を感じさせてくれるものであるといいなと思います。

 今月のテーマは「がんばれ!はやぶさ2」。星空案内のあと、初代はやぶさの大気圏再突入の場面からお話スタート(しかも撮影者の飯山学芸員が解説者の回)。そもそも小惑星とは何かという基礎的なところから押さえるのはさすが大阪。
 と言いながら途中で椅子の快適さに負けて、記憶がうつらうつらになってしまいました。ありゃりゃ。
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2018年10月28日

コスモプラネタリウム渋谷(東京都渋谷区)

 コスモプラネタリウム渋谷は最近、ツイッターでその日の解説員一覧を投稿してくれるようになりました。
 それぞれ個性があって、誰にあたっても面白いプラネタリウムですが、この日は五島プラネタリウム以来の解説員である村松さんの投影があることを知って時間を合わせました。といっても中野から渋谷まで意外に近かったので一つ前の投影にも間に合ってしまい、16時・17時のダブルヘッダーに。寝ないで持つか大丈夫か。

 16時の「コスモ星空散歩」は村山さん。なんでも解説員おまかせ枠(意訳)とのことで、最近は南半球に旅立つことが多かったそうですが、今回はハロウィンのお話。こういう臨機応変さが生解説メインのよいところ。
 コスモプラネタリウム渋谷の開館当初は、15分ほどの生解説の星空案内+30分ちょいの全天周映像の組み合わせのみという、当時のスタンダードながら堅めの構成でしたが、最近は解説員のお話メインの回や音楽番組も織り交ぜ、柔軟な番組構成を取っています。見に来る側としてはバリエーション豊富なのは嬉しいことです。

 17時の「Starry Music」は村松さん。
 音楽番組と言いながら、ほとんど全編星空案内のプログラムで(そこは解説員によって違うのかもしれませんけれども)、私としては大満足。ゆっくりとした語りながら明瞭で一つひとつの言葉が聞きやすい語り口。そして何より、星が好き、星の話をするのが好きという気持ちにあふれた投影。村松さんの投影は何年かぶりでしたが、相変わらず素敵な投影でした。
 そういえば解説員全員が仮装していたのですが、村松さん曰く「永田さんの命令」なのだとか。投影が終わってロビーに出ると、照明を落とした「ハロウィンモード」になっていました。

 この日は19時から観望会があるとのことでしたが、帰路の便の都合で参加できなかったのが残念。
 18時を過ぎた頃から観望会のボランティアの方々が集まっていらっしゃいましたが、「旧五島プラネタリウム天文資料」の頃とはずいぶん入れ替わっているようでした。以前からのファンだけでなく、新しい星の仲間が集うところになっているのは素晴らしいことだと思います。
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なかのZEROプラネタリウム(東京都中野区)

 JR中野駅から徒歩7分。ホールや図書館の複合文化施設「もみじ山文化センター(なかのZERO)」の一角に、なかのZEROプラネタリウムがあります。

 開館は1972年ですから、都内のプラネタリウムとしては老舗の部類。投影機は一度更新して、現行機は五藤光学GN-II-Space。こちらも1986年からの稼働なので、30歳を越えた古強者です。椅子も合板にクッションを貼り付けた昔ながらのもの。
# プラネタリウム投影機は10〜20年で更新されることが多いです。

 科学館ではなく文化施設の中のプラネタリウムなので、展示等は少ないですが、廊下の壁やドームの周囲に天体写真や天文情報のトピックスを掲示していて、雰囲気作りに一役買っています。

 ドームに入った瞬間に、「ここは良さげな館だなあ」と思ったのですが、期待に違わず素敵な投影でした。
 解説の方自ら「オールドスタイル」とおっしゃる、光学式投影機と液晶プロジェクター(全天周にあらず)による投影。
 聞きやすい声と話し方、過不足ない解説、タイミングピッタリの投影機操作。何かすごいという感じではなく、この空間で過ごした時間が素敵だったという雰囲気。
 長年に渡って投影を続ける老舗ならではの底力。また行きたいプラネタリウムが増えてしまいました。
posted by ふくだ at 23:46| Comment(2) | プラネ/天文台/科学館