2021年09月11日

星の友の会例会(2021年度第2回)

20210911akashi008.jpg 2021年度第2回例会。5月の第1回はzoomでのオンラインだったので、対面では今年度初めて。
 久々に会う方も多かったのですが、休み時間の立ち話も長引くことなく。例会終了後も挨拶を交わすくらいで散会してしまうのは、訓練されているというか何というか。

 館長の井上さんからは『時間の日本史』刊行の紹介。会員の吉野さんからは子午線標識のカルトクイズ(と言うべき濃いクイズで5問中1問しか分らんかった)。学芸係の鈴木さんからは中秋の名月のお話の三題。

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2021年09月05日

プラネタリウム「月に降りそそいだ小惑星シャワー」

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 明石市立天文科学館、9月のテーマは「月に降りそそいだ小惑星シャワー」。
 大阪大学の寺田健太郎教授のチームが月探査機「かぐや」の画像から、8億年前に月に小惑星が降り注いだ大事件を明らかにしていくお話。

 実は2020年9月のプラネタリウム「月のうさぎは何さいなの?」も阪大の寺田教授の著書をベースにした番組でした。その時に企画された寺田教授のオンラインの講演会で紹介されていたのが、当時プレスリリースされたばかりの小惑星シャワーのお話。
 大型のクレーターができた後、その上に被って形成された小さなクレーターの数をカウントするという地道な作業から、大型のクレーターの形成年代を決めていくのですが、これが特定の時期に集中することから、8億年前の太陽系で起きた「事件」が「発覚」していきます。

 今回のプラネタリウムでは研究の進め方や、過去の観測成果も活用しながら結論を導き出していく過程を画像や動画も交えて紹介。なかなか分かりやすくかみ砕いたストーリーになっていました。
 これぞサイエンスという内容で、観ていてワクワクします。とってもおすすめ。
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2021年08月29日

8月最後の天文科学館

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 8月31日も開館日ですが、平日なので、勤め人的にはこの週末が8月の最終日。
 プラネタリウムは天文科学館の癒しヴォイス担当・鈴木さんでした。どうなったのかはご想像にお任せいたします。

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 セシウム原子時計ヒューレット・パッカード社製5060A(日本で標準時を刻んだ最初の原子時計)の明石市立天文科学館での展示も8月末まで。NICT(情報通信研究機構)に里帰りしたら、あちらでも展示してもらえると思うので、また会いに行こうと思います。神戸と明石にまたがる未来ICT研究所だったらびっくりですが、常識的に東京の小金井の本部ですよね。
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2021年08月08日

135°E×135thスタンプラリー エクストラスポット

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 2021年7月3日〜9月30日まで開催されている「135°E×135thスタンプラリー」。

 「8月6日(金曜日)より、3つのエクストラスポットが追加になりました。」

 ということで、これは回らねばなりません。
 「ヒントを頼りに天文科学館内の子午線上のどこかに隠されたQRコードを探し出し、追加特典をゲットしてください!」ということで、探索先は天文科学館内です。暑い中、屋外でエクストラスポットを探し歩くのかと思っていたのでちょっとホッとしました。
# 屋外でも明石市内の子午線標識の場所は把握済みだから無問題(でも暑い)。

 ちょっとしたオリエンテーリング気分で館内のスポット巡り終了。
 ヒントは少し難易度高目のものも混じっているかもしれません。でも「天文科学館内の子午線上のどこか」ですから、地道に回ってもどうにかなります。たぶん。

 ということで、追加特典のシゴセンオー&ジャンボブラック星博士ロボβのマグネットセットを頂いてきました。絶対零度の寒いダジャレで精神的な冷却効果が期待できそうな気がしないでもありません。

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 8月に入って初めてのツァイスの星空。15:50からの最終投影でしたが、一日歩き回ったあとだったので、心地よく眠りについてしまいました。明石の投影は朝一で見に行ったほうがよい気がします。

 塩屋からは山陽電車もJRも両方使えるので、行きは歩く距離が少ない山電、帰りは運賃の安いJRにすることが多いのですが、最近はあまりの暑さに行きも帰りも山電です。
 この日に乗った上り普通が、霞ヶ丘駅で抜かれた特急がシゴセンゴーレッド、垂水駅ですれ違った普通がシゴセンゴーブルーでした。時刻表をよく調べていれば、どこかで離合する両列車を見ることが出来たかもしれません。

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 明石駅近くの本屋でお迎えした『時間の日本史』。天文科学館の井上館長も著者の一人で、2020年の時の記念日100周年のメモリアルイヤーを締めくくるような一冊。著者の面々から科学書のコーナーを探したのですが、日本史の文化史のコーナーに置いてありました。装丁もぐっと気合が入った本です。

 もう一冊は日経サイエンスの別冊。同誌で連載してる「nippon天文遺産」、まとめたムック本が出ていたのは知りませんでした。連載を時系列に再編集して日本の天文学史を辿れる構成になってます。プラネタリウムでは旧五島プラネタリウムのツァイスW型を収録。この本にまとめた後も連載は続いているので、ぜひ続編を期待したいところ。この本にまとめられた後の記事で日本経緯度原点が出てくるのですよ。
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2021年07月25日

天文科学館きっぷ

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 日本標準時制定135周年での明石市立天文科学館と山陽電車のコラボイベントの一環で、「天文科学館きっぷ」が発売されています。

「明石市立天文科学館きっぷ」の発売について(山陽電車)

 購入駅から人丸前駅・山陽明石駅までの往復と、天文科学館の入場券がセットになったきっぷで、区間によって多少の差はあるのですが、おおむね片道分の運賃がお得になる計算です。

 おまけに天文科学館では特典のクリアファイルも頂けるので、さらにお得感アップ。

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 私のように年間パスポートを持っていると料金的なメリットはないのですけど、そういう客は割引切符があろうがなかろうが天文科学館に行きますから、商品のメインターゲットではありません。
 しかし特典のクリアファイル欲しさに「天文科学館きっぷ」を買うのです。試される忠誠心。
 このきっぷ専用の特製観覧券とシゴセンオーの名刺も頂きました。何だか嬉しい。

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2021年07月22日

軌道星隊シゴセンジャー夏場所

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 軌道星隊シゴセンジャー夏場所。ゴールデンウィークの皐月場所は新型コロナ禍で中止になってしまったため、3月の春場所以来の開催。

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 今回がマネージャーが代わって初めての登場となった、フレッシュなブルーの活躍も素敵。春までの奔放なブルーは影を潜め、 折り目正しい正義の味方らしいお姿に。

 相変わらずクオリティの無駄遣いしてるシゴセンジャーでした。
 舞子公園から藤江って山電沿線民でないと分からないぞ。

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 この日も元気に稼働中の現役日本最長寿プラネタリウムでした。
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2021年07月17日

子ども天文教室と山電グルメ

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 これが明石市立天文科学館の館長直々の子ども向け投影です。多くは申しますまい。
 タイトルはこんなんですけど、投影自体はちゃんと夏休みの天文現象を織り交ぜた星の話です。ただ若干(?)ダジャレが多いだけです。

 投影している間に何回ダジャレが出たかカウントしてる子がいました。19回だったそうです。HR換算で23ですから、街中で見るペルセウス座流星群並み、いや、それよりやや多いくらいの出現数。

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 この日の朝、やってきたのはシゴセンゴーブルーでした。全く予期していなかったので、嬉しいですね。
 朝一番の投影にちょうどよい列車だったので、乗り合わせていた知人も多数。

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明石市立天文科学館 特別展「生命と宇宙展」

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 明石市立天文科学館の特別展「生命と宇宙展」。
 宇宙における生命に関する学問を「アストロバイオロジー」と呼びます。直訳すると宇宙生物学といったところで、比較的新しい領域です。様々な分野の研究が進むにつれて、「どこかの星に生命がいてもおかしくなさそう」「いるかもしれないならさがしてみよう」といった機運が盛り上がっています。

 2021年現在、地球以外の星で生命は確認されていません。いきなり宇宙の生命=知的生命体(いわゆる宇宙人)ということではなく、まずは細菌でもなんでも、生命と呼べるものなら何でもあり。
 実は地球上でも以前なら考えもしないような場所で生物が命をつないでいて、強い放射線に耐える生物もいれば、地下数千メートルの地底で生きているような細菌も見つかっています。だったら地球の表面よりかなり厳しい環境の星に生命がいるかもしれません。いるんじゃないかなぁ。いたら面白いなぁ。

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 太陽系の中で地球に似た星の筆頭に挙げられるのが火星です。大気もあって水の存在も期待された火星は、20世紀の途中まで、まじめに火星人の存在が議論されていました。

 知的生命体がいないことは既に分かっていますが、次々に送り込んだ探査機の観測成果から、かつては表面に豊富に水があり、今でも地下に氷があることは確認されています。
 ならば微生物くらいはいる/いたかもしれないという期待が持たれていて、まずは火星がどんなところか、大気や土壌や水など多角的な調査を行う探査機が送り込まれています。

 ケース内では12機の火星探査機が紹介されていますが、うち11機は現在も火星周回軌道から地表の写真を撮ったり、大気の分析をしたり、火星表面で岩や氷を調べて活動中です。日本のMMX(火星衛星探査計画)は2024年の打ち上げ予定で、こちらは火星の衛星からのサンプルリターンを狙います。
 それにしても隣の惑星にこれだけ稼働中の探査機がいるのが21世紀。

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2021年07月11日

135mmまでしか測れない定規

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 明石市立天文科学館の日本標準時制定135周年記念グッズ、いくつか出たうちから「135mmまでしか測れない定規」。以前に発売された「135度までしか測れない分度器」に続く文具シリーズです。

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 大きな目盛りが15mm刻みなのは、グリニッジを通る本初子午線から時差一時間の刻みが経度15度だから。ネタは本気でも実用性は明後日を向いています。

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 それでも京大の素数物差しとか、神戸市博の伊能大図縮尺三角スケールとか、滋賀県民しか用のなさそうな琵琶湖テンプレートに比べれば、十分に実用性は高いと思われます。
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2021年07月10日

「日本標準時制定135周年」オンラインイベント

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 2021年7月は、1886年7月13日に勅令「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」が公布され、日本標準時が制定されて135周年にあたります。
# 当時は明治憲法下ですので「勅令」なのです。

 135周年という妙な年を区切りにするのは東経135度子午線が通る明石市くらいなもので、何の疑いもなく記念企画を実施してしまうのも明石市立天文科学館くらいなものです。新型コロナ禍の下ということで、ネット配信のオンラインイベント。本来であればみんなでワイワイ集まりたいところですが、自宅でゴロゴロしながら、終わった後も何度でも再生できるのがオンラインイベントのよいところ。

 前半ではシゴセンジャーが明石市内の子午線標識を実際に回って紹介。この夏は山陽電車とのコラボ企画のスタンプラリーを開催していて、その紹介も兼ねています。
 そして全国の子午線にまつわるポイントの紹介ということで、東経140度と北緯40度の交点の大潟村や、高知市にある133度33分33秒など、様々なモニュメントの写真を紹介。私も唐津市の東経130度のモニュメントの写真で参加しました。

 後半は現在日本標準時を管轄している情報通信研究機構と、鉄道運行での時刻の管理についての山陽電車の現場からのビデオレポート。これは興味深いに目をつけたという感じで、なかなか面白い内容でした。

 なお途中で天文科学館がロボットに変形したりしますが、仕様です。

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