2019年05月12日

軌道星隊シゴセンジャー皐月場所

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 2019年度最初のシゴセンジャー。
 シゴセンジャーの投影は、ブラック星博士とシゴセンジャーがクイズで戦うという基本の流れはあるものの、毎年少しずつ趣向が凝らされています。昨年は「しごまる」が大活躍しましたが、そういえば今年はどうなるんだろう? と思っていたら、奴がいたのでした。

 クイズアタックの答えを求めて、ドームスクリーンはよもやの展開。
 大きなお友達は大爆笑、小さなお友達も巻き込まれて爆笑。
 拍手喝采とともに、ブラック星博士は退散していったのでした。

 なお冒頭の写真は投影内容と一切関わりはありません(ブラックホールのネタは毎度)。
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2019年04月21日

プラネタリウム「平成の天文現象をふりかえる」

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 明石市立天文科学館プラネタリウム、2019年4月の一般投影「平成の天文現象をふりかえる」。
 天文現象は今では西暦で記すことが多いので、番組の中で平成何年と紹介するのが違和感ありまくり。

 平成はほぼ30年続いたので、私が星好きになってからのほとんどの時間をこの区切りで過ごしています。
# 逆に私が昭和で経験した大きな天文現象はハレー彗星と1986年の火星大接近になりますか。

 個人的にはシューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突(1994/平成6年)が、あれも平成だったかと感慨深く思い出しました。
 当時アマチュアの望遠鏡では木星の変化は捉えられないだろうと予測されていたのですが、黒々とした衝突痕が小口径の望遠鏡でも見ることができ、その一報をインターネットのネットニュースで知ったのも時代の変化を感じるものでした。NASAのウェブサイトを初めて見たのも多分この時です。

 おそらく多くの方が挙げるであろう百武彗星とヘール・ボップ彗星は、個人的に天文から離れた時期で見ていません(ペールボップは明るかったので一度だけ街中で双眼鏡で見ましたけど)。その後、国内で見られる大彗星は出現していないだけに、我ながら素晴らしいタイミングです。

 逆に間がよかったのは金星の太陽面通過。こちらは番組内では取り上げられなかったと思いますが(地味ですし)、約100〜120年毎にしか起こらない極めて珍しい現象ながら、2004(平成16)年と2012(平成24)年の双方とも平成の間に起き、2回とも日本から見える時間帯でした。2004年は悪天候でしたが、2012年は全過程を見ることができました。

 地球規模で見れば珍しくない日食も、皆既や金環が日本で見えるのは珍しいことで、2009(平成21)年の皆既食が吐噶喇列島から小笠原沖が皆既帯、2012(平成24)年の金環日食は太平洋ベルトに重なる広域が金環帯となりました。
 2009年は梅雨が開けきらない時期で全国的に天候が悪く、小笠原沖まで船で出かけた私たちはたまたま好機をつかめました。2012年も全国的にまだら模様の天気で、こちらも船に乗りましたが和歌山沖で曇に閉ざされました。
# 昭和の終盤にも1987(昭和62)年の沖縄金環食と、1988(昭和63)年の小笠原沖皆既食があるので、国内の皆既・金環日食はおよそ数十年ごとの現象です。

 あとは2001(平成13)年のしし座流星群。一晩で数千個の流星を見るという稀有な経験で、またダストトレイル理論による緻密な予測など、流星にまつわるサイエンスの発展を目の当たりにしました。

 とまあ書き連ねたらキリがない。

 プラネタリウムでは明石のメディアグローブでは投影機の陰になる部分にもしっかり映像が出ている場面があって、後で聞いたら他のプロジェクターとの合わせ技でカバーしているのだそうです。年度が変わってはじめて見る明石の投影なので、何か新しい補助投影機を入れたのかとも思ったのですが、既存の機器の運用面でのカバーでした。
 当然マニュアルで操作されているのですが、映像の重ね合わせやタイミングに違和感を感じなかったのは流石です。

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2019年02月10日

ココニイルコト・ナイト

20190210kokoniirukoto003.jpg 明石市立天文科学館のナイトミュージアム企画「ココニイルコト・ナイト 〜最相葉月さんのトークと映画『ココニイルコト』鑑賞会〜」が開催されました。

 映画『ココニイルコト』は2001年の作品。
 最相葉月さんのエッセイを原案に、主演は当時、真中瞳の名義で活動していた東風万智子と、今や押しも押されもせぬ実力派の堺雅人。
 明石市立天文科学館で映画のロケをやったという話は科学館の方から聞いていて、天文雑誌「星ナビ」にも記事が乗っていたのですが、単館系の上映で、気付いたときには梅田でしか上映館がなく、ビデオが出てからレンタルで観ました。
 天文科学館が舞台なら押さえておかねばという程度の気持ちでしたが、思いの外に素敵な映画で、DVDが出たときに迷わず購入。天文科学館も二度ほど登場しますが、いずれも印象的な場面になっています。ちなみに作中で声だけ登場するプラネタリウムの解説員は、今の井上館長。
 私はこの作品で堺雅人を知ったのですが、当時から印象に残る演技をしていて、この直後、2003年の大河ドラマ『新選組!』で演じた山南敬助が当たり役になります。

20190210kokoniirukoto006.jpg 『ココニイルコト』は今回久しぶりに観ましたが、色褪せない作品です。
 作品の中の携帯電話がスマホでなくてガラケーなのが、時代を感じるところ。天文科学館もプラネタリウムの椅子が交換され、座席を減ってゆったりの配置になったため、劇中の人物が座ったのと同じ椅子はありません(だいたい同じ場所には座れます)。ただツァイス投影機だけは今も昔も変わらぬ存在感です。

20190210kokoniirukoto007.jpg ところでイベントのチケットは、明石市立天文科学館会館40週年記念入館券の復刻版。実はこれ、映画の中に登場する小道具でもあります。分かる人には分かる細かやさが嬉しく楽しいです。

 最相葉月さんのトークショーの冒頭では、井上館長によるプラネタリウムの投影もありました。
 井上さんの語りが最近と雰囲気が違うな、と思いながら聞いていたのですが、後から映画の中の語りを再現されていたのだと気付きました。本当に芸が細かい。

 最相葉月さんは言葉を誠実に選んでお話される方でした。
 井上さんとのやり取りでも、雰囲気で丸めることは一つもなく、多少は遠回りな表現でも言葉と思いがズレないよう、丁寧に答えていらしたのが印象に残っています。
 『ココニイルコト』の原案となったエッセイが収録されている『なんといふ空』を皮切りに、最相さんの著作は半分くらい読んでいるのですが、いずれも真摯さを感じる作品ばかり。幾多のノンフィクションの背景に、こういう人柄がにじみ出ているのだなと納得しました。
# 『絶対音感』がヒット作ですが、知らない世界を垣間見た点では『東京大学応援部物語』が面白かったです。
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2018年12月22日

クリスマスナイトミュージアム

 明石市立天文科学館のクリスマスイベント、久々に参加しました。
 ジャズコンサートは2002年以来の定番プログラム。定番になるからにはそれだけ人気もあるということで、チケットも毎年早々に売り切れてしまいます。
 ボーカルの辛島さんは歌はもちろん、雰囲気作りがうまく、井上館長のやり取りもすっかり手慣れたもの。私はふだんジャズとは縁遠いのですが、クリスマスナンバーならさすがに聞いたことのある曲も多く、自然にウキウキしてきます。

 第一部は「普通の」ジャズコンサート。
 第二部で井上館長のトークで、平成の天文現象を振り返ります。平成といっても30年間ありますから、百武彗星とヘール・ボップ彗星も平成ヒトケタの出来事。2003年の火星大接近も大きな盛り上がりとなりました。平成半ばから後半にかけては2009年の世界天文年に同年の小笠原沖皆既日食や2012年の金環日食、宇宙科学では2010年の「はやぶさ」の帰還も外せないトピックになります。最後は2018年の小惑星シゴセンジャー誕生という落とし所。
# 天文現象は西暦で覚えているので頭の中ですぐに平成に変換できない…

 第三部はドームの照明を落として星空の下でのコンサート。
 南天を横切る太陽の軌跡が低く、今日は冬至だったと思い出します。
 スーパーメディアグローブIIの全天周映像も演出に加わり、ますますクリスマス感がアップ。
 ツァイス投影機の星空にメディアグローブのオーロラと多彩な夜空のもとに響き渡る歌声と演奏。
 最後は夜明けを迎えながら、客席みんなで「きよしこの夜」の斉唱でフィナーレ。

 すっかり明るくなったドーム内で、演者をねぎらう万雷の拍手が、ほどなくアンコールを求める力強い手拍子に変わります。
 最後の最後まで盛り上がった素敵なコンサートでした。

 出口で待ち構えていたシゴセンジャーレッド風のサンタさんと井上館長風のサンタさん。
 どうしてこうなる天文科学館。

 コンサートの後は展示室と日時計ひろばが開放され、天体観望会も行われました。天候が危ぶまれた週末でしたが、満月ならば多少の雲も問題なし。よい月夜でした。
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2018年12月09日

野外天体観測会 2018年冬 その2

 西はりま天文台到着時の青空。まさかこれほど晴れるとは。
 天文台北館(以前からある建物)の脇に、三等三角点「大撫山」があります。標高435.88m。西はりま天文台に来るたびに登っています。

 昼間の星の観望会。左写真は北館のテラスで太陽を観望している様子。白色光とHα光での太陽像を観察できます。
 右写真は北館の60cm反射望遠鏡での昼間の星の観望。明石でも毎週末に16階観測室を公開しているので慣れていますが、一般の方が青空の中に輝く星を観る機会は貴重なものです。私も明石での公開が始まる前は、名古屋市科学館での同様の観望会にたまたま参加するまで見たことがありませんでした。

 冷やしシュミカセ始めました。
 この夜は強い冬型の気圧配置で、放射冷却も相まって気温が下がり、一時は-4度台まで冷え込みました。
 夜露のついたシュミットカセグレン望遠鏡の補正版も、少し目を離したすきにガシガシに霜が降りてしまいました。このあと宿泊棟の玄関に取り込んで自然解凍。露も蒸発して事なきを得ました。


 夜半過ぎに雲が増え始め、放射冷却が止まったのか気温も-2度台まで回復。星空は諦めることになりましたが、ここまで天候が持ったことに感謝です。
 それはそれとして、朝起きたら一面の雪景色でした。眠さに負けず、望遠鏡を撤収しておいてよかった……



 雪の結晶を撮影している方がいたので、便乗してパシャリ。
 スマホのカメラの最大望遠でも何とか形が分かる程度には写せます。マクロレンズがあればよかったのですが、天体用に機材を揃えてきたので、そこまで気が回りませんでした。
# 一番レフ用のマクロレンズでなく、スマホにつける簡易マクロレンズです。

 今回のお荷物。
 ビクセンAP赤道儀にミニボーグ60ED鏡筒、カメラ2台、10×42双眼鏡1台、撮影小物一式、防寒具一式。キャリーとリュックひとつで、何とか公共交通機関で移動可能な範囲。しかし、ここまで来ると自動車で動くほうが楽です。公共交通機関ならポータブル赤道儀と普通の三脚の組み合わせくらいに留めたほうがよいですね。
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野外天体観測会 2018年冬

 明石市立天文科学館星の友の会の野外天体観測会に出かけてきました。夏冬に一度ずつ企画されるのですが、今回は西はりま天文台にお世話になりました。
 天気予報は初日の8日は曇り、夜半からは雪。とはいえ、出発前は青空が見えていたので、撮影のできる機材を担いでいきました。

 基本は現地集合ですが、公共交通機関利用者は明石駅に集合して一緒に行動。
 途中で新快速が遅れて姫新線の乗り継ぎがあわやという一幕もありましたが、なんとか佐用駅にたどり着き、タクシーに分乗して西はりま天文台に到着。麓から頂上まではメインルートが夏の台風の被害で使えないままで、裏道からの登りでしたが距離はこちらが短いようです。

 天文台に着いたのち、オリエンテーションの後、昼間の星の観望会。すっかり青空が広がってこと座のベガを60cm望遠鏡で眺めました。テラスでは太陽観察をしましたが、無黒点無プロミネンスの大人しい太陽。
 一区切り着いたところで宿舎のグループ用ロッジにチェックイン、夕食はいつものよせ鍋(これが美味しい)。

 19時半からの「なゆた望遠鏡」での観望会は、土曜日は宿泊者と事前申込者。新月を迎えたばかりの土曜日とあって100人近くはいらしていたようです。この日は西はりま天文台で企画した天体写真教室に続いて申し込まれていた方もいて、顔見知りの方もちらほら。
 既に「日本最大」の称号は京都大学せいめい望遠鏡に譲ったなゆた望遠鏡ですが、常時観望会に使われている望遠鏡としては相変わらず最大と言って良いでしょう。この日の観望天体は、火星と青い雪玉星雲(NGC7662)・二重星団h-χのh星団。
 火星は強風下で、大気の揺れが激しく、欠けた姿がなんとか分かる程度の姿。青い雪玉星雲は惑星状星雲の丸い形がほのかに青く色づいて見えます。h星団は視野いっぱいに星がバラけて見えます。贅沢をいえばM42など圧倒的集光力で派手に見える天体も味わってみたかったのですが、この時期の夕方ではまだ高度が低すぎたでしょうか。なにはともあれ、ここまで天候に恵まれたのは何よりです。

 なゆた望遠鏡の観望会のあとはグループロッジに戻って、ロッジの前の広場に機材を広げます。大きなものでは45cmや40cmのドブソニアンもあり、ちょっとした星まつりのよう。
 大口径で見るM42は圧巻ですし、銀河も「しみみたい」ではなくエッジオンや渦巻きの形がわかります。

 ここ数年は撮影機材を持ち込む人も多く、あちこちに三脚が立ちます。
 コンパクトデジカメなど比較的お手軽な機材も多く、私のAP赤道儀+ミニボーグ60EDが撮影組の最重量級。追尾撮影する人もポラリエなどのポータブル赤道儀のユーザーが目立ちます。
 ウィルタネン彗星がやはり人気で、青緑の姿は比較的簡単に写るので、多くの人が撮影に挑戦していました。

 低空は雲が残り、カノープスは残念ながら望めず。
 それでも夜半まではおおむね晴天が続き、充実した星見タイムを過ごせました。
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2018年11月11日

関勉さん講演会

 池谷・関彗星(C/1965 S1)の発見者、関勉さんの講演会が明石市立天文科学館で開催されました。
 関さんは小惑星の探索にも活躍し、これまでに200個を超える小惑星を発見されています。その中の一つに天文科学館のヒーロー「シゴセンジャー」を命名されたことから、それを記念して、今回の講演会の運びとなりました。

 天文ホールの一角には関さんの著書が展示されていました。天文科学館の元副館長・菅野松男さんの蔵書とのことで、ベテランの天文ファンが懐かしむように手に取られていました。菅野さん自身も菅野・三枝・藤川彗星(C/1983 J1)の発見者で、小惑星・超新星・新星・変光星と様々な新天体を発見された大先達。いくつかの本には関さんご自身のサインがあり、中には菅野さんの快挙を称える言葉が添えられたものも。

 関さんも既に80代後半になられているはずですが、相変わらずお元気なお姿。
 プラネタリウムでの講演ということで、池谷・関彗星(C/1965 S1)や関彗星(C/1961 T1)を発見時の星空を再現。感慨深げに語られる当時の様子にこちらの胸も熱くなりました。

 池谷・関彗星の発見時間がほんの僅かな差で、台風が抜けた直後の高知で観測した関さんが「私より先に見た人はいないだろう」と思っていたところ、よりによって台風の目の晴れ間から池谷薫さんが観測していたというのは有名なエピソード。

 関さんは伝説的なコメットハンター・本田實さんに刺激されて彗星探索を始めたそうです。
 本田さんにお手紙を書き、丁寧な返信を頂き、心強い励ましを頂いたのが彗星探索を始めるきっかけになったとのこと。とはいえそれから関彗星(C/1961 T1)の発見まで11年。本田さんは自分の後継者となるコメットハンターが育つことを強く望んでいたそうですが、池谷・関彗星以後は関さんたちの活躍に刺激された人々が新たな彗星探索者となり、その中の一人として会場にいらしていた藤川繁久さんが紹介されました。藤川さんは折しも11月7日にも新彗星を発見されたばかりで(11月12日にマックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1)と命名)、大きな拍手が起こりました。

 後に高知県出身の五藤光学研究所の創業者・五藤齋三さんの寄付で芸西天文台が建設され、関さんの観測拠点もそちらに移ります。五藤齋三さんはハレー彗星の回帰を見るのを心待ちにしていたのですが、それに先立って永眠。関さんはこの望遠鏡で日本国内で初めてハレー彗星の検出に成功し(当時「NHK特集」で放送されたのを見た記憶があります)、また五島齋三さんのご夫人、留子さんが1986年の4月末にハレー彗星を観望されたそうです。
 当時ハレー彗星は既に南天低くにまわり(日本国内で条件最良と言われたのは3月後半でした)、悪天候にさいなまれながらも遂にハレーの姿を捉えるに至るエピソードは涙せずにはいられませんでした。
 
 芸西天文台には当時としては大きな60cmの望遠鏡が設置され、そこで新たに取り組んだのが小惑星の探索。
 現在はプロの自動探索プロジェクトが幅を利かせていますが、当時はアマチュアの活躍する余地が大きく、関さんは冒頭の通り200個を超える小惑星が発見されています。

 その中の一つに小惑星(17461)1990 UD1に今回「シゴセンジャー」と命名。小惑星「シゴセンジャー」は火星と木星の間を周期5年ほどで周るのですが、楕円軌道のため近日点近くでしょうにならないと明るくならないそうです。次回条件が良くなるのは2021年のことで光度は17等。冷却CCDに大きめの口径の機材なら、なんとかアマチュアでも手が届くでしょうか。「ぜひとも観測して、もう一度、小惑星「シゴセンジャー」を盛り上げましょう」と激励されました。

 講演の最後はシゴセンジャーレッドとブルーが登場して、関さんに命名の感謝状を贈呈。最後はブラック星博士まで乱入して笑いのうちに大団円を迎えました。
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2018年11月04日

特別投影「明石に輝くイエナさんの星空」

 明石市のふるさと納税の返礼品として、天文科学館のプラネタリウムの貸し切りがあります。
 1回30万円ということで、ニュースにも取り上げられ、話題作りに一役買ったとは思っていたのですが、本当に実現する方がいらっしゃいました。今回は入場無料のイベント投影として参加者を募られ、ご相伴に預かってきました。

 明示はされていなかったのですが、投影は「planetarian」というアニメ作品のファンに向けた内容。明石市立天文科学館のツァイス投影機が作中に登場する投影機のモデルになっていて、映像化の際にはスタッフの取材もあり、また公式のイベントも行われたご縁があります。

 投影機の周囲にはアニメのパネルが展示され、北側には長机にグッズが並べられ、まるでご神体と祭壇のごとし。参加者の多くが作品のファンと分かる方々です。この作品を通じてプラネタリウムに興味を持ったり天文趣味を始めたという方もいらっしゃる方もいらして、アニメのロケ地訪問だけにとどまらないのが面白いところ(プラ「レア」リウム33箇所巡り達成者までいるというから恐るべし)。
 この日は投影中にプラネタリウムの星空を撮影する時間が設けられることがアナウンスされていて、私のように撮影メインの方もちらほら。こちらはだいたい見知った方ばかり。私は「明石でアウェイ感を味わうなんて珍しいなぁ」と思っていたのですが、こちらも「うわ一眼レフに三脚か、撮影ガチ勢すごいな」と思われたに違いありません。


 投影はプラネタリウムの機能を引き出すことに重点を置いた内容。
 日周運動、年周運動、歳差運動、緯度変化と順を追い、プラネタリウムのファンなら誰でも楽しめる構成。解説台に立つのは井上館長で、こういう「面白いこと」に携わるときはいつにも増して楽しそうな語りです。
 細かいところにいろいろ仕掛けがあり、BGMはアニメ作品で使われたものからチョイス。特に夕暮れ時の「Gentle Jena」はアニメ公開時に天文科学館でもヘビーローテーション的に使われたこともあり、少し懐かしい雰囲気。プラネタリウムを題材にした作品だけあって、どの音楽も星空にマッチしています。
 投影前のアナウンスも劇中の台詞をなぞったものだったそうで、ネタが分かる人は美味しく、分からない人も普通に投影を楽しめる、練り上げられた内容で、存分に楽しむことができました。

 プラネタリウムの星空の撮影は、明石では2回目、久万高原天体観測館でもご厚意で撮影させて頂いたことがあるので、通算3回目となります。機材選びからカメラの設定までだいぶ慣れてきて、短い時間でしたが充実した撮影タイムとなりました。
# 明石の星は電球色ですが、カラーバランスの設定で白く表現するように仕上げました。

 企画を実現してくださった@mi_na17さんはじめ、携わられたみなさんに深くお礼申し上げます。素敵な時間をありがとうございました。
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軌道星隊シゴセンジャー秋場所

 星見から戻ってシゴセンジャーの秋場所を見に行ったら、既に整理券配布が終了しておりましたとさ。残念。

 午後一の投影を見たのですが、起きていられるはずもなく、爆睡。
 その後は天文サロンで天文雑誌のバックナンバーを読んでいたら、シゴセンジャーのパペットショーを演るという案内があったので、4階のキッズコーナーへ。こんな時でもないと行く機会がありません。

 パペットショーですが、随所に小ネタを挟んで、子どもたちは大盛り上がり。ちゃんと星座の話は織り込んで、これはこれでありだなあ。
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2018年10月20日

星と音楽のプラネタリウム

 今月は週末に予定が詰まっていて、天文科学館のプラネタリウムを見るのはこの土曜の午後を逃すと次月になってしまいます。
 ということで明石へ。

 たまたま「星と音楽のプラネタリウム」の回で、こりゃあ心地よく寝ることになりそうだな、と思っていたら、なんだか素晴らしい演奏。ピアノとバイオリンのデュオでしたが、すっかり聞き入ってしまいました。

 後半、はやぶさ2の話題だったのですが、トトロの「風の通り道」を原始太陽系のチリの円盤から惑星が形成されていく場面に充てるセンスが好き。映画だとススワタリが飛んでいく場面。ロケット打ち上げの場面に「ツァラトゥストラはかく語りき」を入れたり(ピアノとバイオリンだけで演るのもびっくり)、映像と星空と選曲が面白いマッチングでした。

 夜明けの場面ではバイオリンの奏者が客席の通路を回りながら演奏して、お客さんに朝の訪れを告げて回っているようで、その演出もよかったです。
 終わった後にベランダに涼みに出たら、他のお客さんもみんなして「よかった」「感動〜」と口々に。

 なお、次に見た通常投影は順調に眠りに落ちました。
# この日の朝は5時に起きてしまったので、プラネで起きてられるわけがないと思ってたんですよ。
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