やっとこ土星を見ました。
20cmドブソニアンで、シーイングは良くなかったけど、お団子を貫通した爪楊枝みたいな細さの輪…というより線がくっきり。輪の傾きが0.37度で、輪には見えませんが、輪の存在自体は余裕でわかりました。
土星環の消失、前回の2009年は見てなくて、前々回1995年は13cm反射で見て輪が見えなかったのは覚えてます。最初こそ輪のない土星に「わっ!」と思ったけど、土星らしからぬ姿にすぐに見飽きてしまいました(苦笑)
星を見るようになって最初の土星輪の消失が1995年でした。えっと、土星1公転分経ったってこと!?
今日(2025.11.26)の土星。スマホでコリメート撮影したけど全く歯が立たず、動画で撮ってみたけど土星本体が面積比で2倍くらいに膨れ上がっています。
2025年11月26日
土星環の(準)消失
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| 星空観望
2025年10月06日
中秋の名月2025
中秋の名月。
今年は旧暦に閏月が入ったので、ずいぶん遅めの中秋の名月になりました。
新月から新月までの間は29.5日で、これで12ヶ月だと354日になってしまい、地球が太陽を一回りする365日とは11日の差が開いてしまいます。このため約3年に一度「閏月」を入れて調整しています。今年は閏6月が入っていました。
# 3年に一度だと補正しすぎてしまうので、正確には17年に5回。
閏月が入った年で知られているのは1868年の明治元年。この時は閏4月が入ったのですが、中秋の名月は新暦換算で10月1日でした。新政府軍が母成峠を突破して会津若松城下になだれ込んだのが旧8月23日(10月6日)。西南諸藩を主力とする新政府軍は冬が来る前に会津を落とさねばならなかったのです。旧幕府方も新政府方もとても月を楽しむ余裕はなかったでしょう。
# 満月の忠臣蔵と新月の本能寺の変と閏月の戊辰戦争は暦ネタの定番。
1枚目はベランダから60mmマクストフカセグレン望遠鏡でスマホのカメラでコリメート撮影した名月。
天文学的満月は日付が替わって7日の12時48分なので、まだ少し欠けた状態です。とはいえ肉眼で見る分にはほとんど気付かないでしょう。
ということで月見団子。仕事帰りに駅の和菓子屋さんでお迎え。もぐもぐ。
今年は旧暦に閏月が入ったので、ずいぶん遅めの中秋の名月になりました。
新月から新月までの間は29.5日で、これで12ヶ月だと354日になってしまい、地球が太陽を一回りする365日とは11日の差が開いてしまいます。このため約3年に一度「閏月」を入れて調整しています。今年は閏6月が入っていました。
# 3年に一度だと補正しすぎてしまうので、正確には17年に5回。
閏月が入った年で知られているのは1868年の明治元年。この時は閏4月が入ったのですが、中秋の名月は新暦換算で10月1日でした。新政府軍が母成峠を突破して会津若松城下になだれ込んだのが旧8月23日(10月6日)。西南諸藩を主力とする新政府軍は冬が来る前に会津を落とさねばならなかったのです。旧幕府方も新政府方もとても月を楽しむ余裕はなかったでしょう。
# 満月の忠臣蔵と新月の本能寺の変と閏月の戊辰戦争は暦ネタの定番。
1枚目はベランダから60mmマクストフカセグレン望遠鏡でスマホのカメラでコリメート撮影した名月。
天文学的満月は日付が替わって7日の12時48分なので、まだ少し欠けた状態です。とはいえ肉眼で見る分にはほとんど気付かないでしょう。
ということで月見団子。仕事帰りに駅の和菓子屋さんでお迎え。もぐもぐ。
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2025年07月28日
五色塚古墳上空をゆく国際宇宙ステーション(7月28日)
国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在かつ船長を務めている大西卓哉宇宙飛行士に手を振れるのもあと少し。
せっかくなので垂水区らしい景色の場所で上空通過をお見送り。
撮影中に明石海峡大橋のライトアップパターンが変わって背景の空の明るさは変わっちゃうし、飛行機は飛んでくるし(画面を真っ二つに横切った神戸空港着陸便は合成時に消去)、久しぶりに市街地で撮ったらいろいろ大変でした。こういうのは地道に経験値を積まないと対処できません。
近くで空を見ているっぽい人が何人かいらしたのですが、このあたりだと明石海峡大橋の虹色ライトアップはわざわざ見に来るほどのものでもないから、やっぱりISSを見に来てたらしたのかもしれません。
2025年7月28日20:29(神戸市垂水区)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F4
スターエンハンサーフィルタ使用
ISO400,露出4秒×32枚合成(128秒),固定撮影
比較明合成+トーンカーブ補正ほか
ISSの光跡が点線になっているのは、4秒ごとにシャッターを切っているので、露出の合間に移動した分が写らないためです。
一方で恒星の日周運動はISSに比べると遙かにゆっくりなので途切れずに写ります。
一枚撮りすれば光跡が途切れることはないのですが、神戸の市街地では空が明るくて、青空どころかほとんど白くとんでしまいそうです。2分ならなんとかなるかなあ(でも飛行機は写り込みまくる)。
せっかくなので垂水区らしい景色の場所で上空通過をお見送り。
撮影中に明石海峡大橋のライトアップパターンが変わって背景の空の明るさは変わっちゃうし、飛行機は飛んでくるし(画面を真っ二つに横切った神戸空港着陸便は合成時に消去)、久しぶりに市街地で撮ったらいろいろ大変でした。こういうのは地道に経験値を積まないと対処できません。
近くで空を見ているっぽい人が何人かいらしたのですが、このあたりだと明石海峡大橋の虹色ライトアップはわざわざ見に来るほどのものでもないから、やっぱりISSを見に来てたらしたのかもしれません。
2025年7月28日20:29(神戸市垂水区)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F4
スターエンハンサーフィルタ使用
ISO400,露出4秒×32枚合成(128秒),固定撮影
比較明合成+トーンカーブ補正ほか
ISSの光跡が点線になっているのは、4秒ごとにシャッターを切っているので、露出の合間に移動した分が写らないためです。
一方で恒星の日周運動はISSに比べると遙かにゆっくりなので途切れずに写ります。
一枚撮りすれば光跡が途切れることはないのですが、神戸の市街地では空が明るくて、青空どころかほとんど白くとんでしまいそうです。2分ならなんとかなるかなあ(でも飛行機は写り込みまくる)。
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2025年07月27日
星見行(7月26-27日)
星見の場所にいつも利用している八塔寺望ヶ丘での観望会。
コロナ禍以前は星まつりとして観望以外のイベントも込みで大々的に開催していたのですが、以降は星見の部分をメインに大観望会として開催。さらに2024年は天候に恵まれずに何度も延期を繰り返したことから、2025年は夏期の3回の観望会をふだんより少し気合いを入れた観望会という形での開催となりました。
# 観望会自体はふだんから毎月開催してます。
当日は天候の心配が全くない晴天。
お客さんの出足は少なめのスタートでしたが、途中からキャンプ場の人たちも上がってきて、にぎやかな観望会となりました。「おにいさん去年もされてました? しゃべりかた覚えとうわ」と声をかけられてびっくりしたのですが、なんでも昨年も参加されて楽しかったので再び覗きに来られたとか。
よく覚えてらっしゃるものだと感心したのですが、考えてみたらそもそも星見で会う方々、夜しか会わないから声と機材でしか認識してない人が多い……
この日に見た天体は、月、ベガ、アルタイル、アルクトゥールス、アンタレス、アルビレオ、アルマク、M6、M7、M8、M20、M17、M13、M27、M57、土星、M2、M31、すばる。
「おーい、大西さん」
ということで26日の20時半頃に上空を通過していくISS、比較明合成ではなくて一発撮りです。比較明合成だとシャッターの切れ目で光跡に切れ目が入って点線になってしまうのですが、一発撮りが出来るのは空が暗い場所ならでは。露出は事前に試写して決めましたが、ISO400のF4を基本に調整すると経験的に大外しはしません。
2025年7月26日20:28(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F4
スターエンハンサーフィルタ使用
ISO400,露出201秒,固定撮影
奥のドブソニアンが動いているのは、私がISSを手動追尾しながら見ていたため。口径20cm焦点距離1200mmの鏡筒にXL40mm接眼レンズで、倍率30倍の視野約2度。意外に追えるものですが、とても他人と交代する余裕はありません。土星の輪は見える倍率ながらも、ISSはまぶしくて形はわかりませんでした。次はもう一段高倍率にして挑戦。
天の川。これで撮って出し。
八塔寺で眼視で見る天の川がこれに近い雰囲気です(星はさすがにこんな微光星までは見えませんよ)。
スターエンハンサーフィルタがかなりの優れもので、背景の空が少し青に、天の川が少し赤になっていますが、十分許容範囲。光害由来の緑カブリがほとんどないのがとにかく助かります。あとソフトフォーカスも弱く掛かっているので星座もたどりやすい。
2025年7月26日23:56(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F3.2
スターエンハンサーフィルタ使用
ISO1600,露出90秒,ポラリエUで追尾
この日は観望会のあと、寝転がってボーッと空を眺めていました。
日付が変わったあとから直焦点撮影を開始しましたが、雲が流れてきたので1時半頃に撤収。後からまた晴れてきたのですが、3時過ぎに薄明が始まるのでそのまま帰途につきました。続きを読む
コロナ禍以前は星まつりとして観望以外のイベントも込みで大々的に開催していたのですが、以降は星見の部分をメインに大観望会として開催。さらに2024年は天候に恵まれずに何度も延期を繰り返したことから、2025年は夏期の3回の観望会をふだんより少し気合いを入れた観望会という形での開催となりました。
# 観望会自体はふだんから毎月開催してます。
当日は天候の心配が全くない晴天。
お客さんの出足は少なめのスタートでしたが、途中からキャンプ場の人たちも上がってきて、にぎやかな観望会となりました。「おにいさん去年もされてました? しゃべりかた覚えとうわ」と声をかけられてびっくりしたのですが、なんでも昨年も参加されて楽しかったので再び覗きに来られたとか。
よく覚えてらっしゃるものだと感心したのですが、考えてみたらそもそも星見で会う方々、夜しか会わないから声と機材でしか認識してない人が多い……
この日に見た天体は、月、ベガ、アルタイル、アルクトゥールス、アンタレス、アルビレオ、アルマク、M6、M7、M8、M20、M17、M13、M27、M57、土星、M2、M31、すばる。
「おーい、大西さん」
ということで26日の20時半頃に上空を通過していくISS、比較明合成ではなくて一発撮りです。比較明合成だとシャッターの切れ目で光跡に切れ目が入って点線になってしまうのですが、一発撮りが出来るのは空が暗い場所ならでは。露出は事前に試写して決めましたが、ISO400のF4を基本に調整すると経験的に大外しはしません。
2025年7月26日20:28(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F4
スターエンハンサーフィルタ使用
ISO400,露出201秒,固定撮影
奥のドブソニアンが動いているのは、私がISSを手動追尾しながら見ていたため。口径20cm焦点距離1200mmの鏡筒にXL40mm接眼レンズで、倍率30倍の視野約2度。意外に追えるものですが、とても他人と交代する余裕はありません。土星の輪は見える倍率ながらも、ISSはまぶしくて形はわかりませんでした。次はもう一段高倍率にして挑戦。
天の川。これで撮って出し。
八塔寺で眼視で見る天の川がこれに近い雰囲気です(星はさすがにこんな微光星までは見えませんよ)。
スターエンハンサーフィルタがかなりの優れもので、背景の空が少し青に、天の川が少し赤になっていますが、十分許容範囲。光害由来の緑カブリがほとんどないのがとにかく助かります。あとソフトフォーカスも弱く掛かっているので星座もたどりやすい。
2025年7月26日23:56(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F3.2
スターエンハンサーフィルタ使用
ISO1600,露出90秒,ポラリエUで追尾
この日は観望会のあと、寝転がってボーッと空を眺めていました。
日付が変わったあとから直焦点撮影を開始しましたが、雲が流れてきたので1時半頃に撤収。後からまた晴れてきたのですが、3時過ぎに薄明が始まるのでそのまま帰途につきました。続きを読む
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2025年01月01日
月齢1.4
月齢1.4。2025年初めての月。
肉眼でも見えていましたが、iPhone15のデジタルうーむでは心許ないので双眼鏡でコリメート撮影(双眼鏡の接眼部にスマホのカメラを覗かせて撮影)。
帰省先の周辺は土地が真っ平らですが、それだけに家の屋根の上を見通せる高さの場所がなく、地平線低い天体の撮影は難儀します。このあたり海辺に出ればどうとでもなる神戸は楽です。
肉眼でも見えていましたが、iPhone15のデジタルうーむでは心許ないので双眼鏡でコリメート撮影(双眼鏡の接眼部にスマホのカメラを覗かせて撮影)。
帰省先の周辺は土地が真っ平らですが、それだけに家の屋根の上を見通せる高さの場所がなく、地平線低い天体の撮影は難儀します。このあたり海辺に出ればどうとでもなる神戸は楽です。
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2024年09月17日
中秋の名月2024
お月見。通勤ルートを変えたので家から駅の間でススキが手に入らなくなってしまいました。そもそも今年の暑さでこの時期にススキの穂が出ているかどうかも分かりません。それでも天空の季節は巡り、中秋は暦通りにやってきます。2024年の中秋の名月は9月17日。
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2024年09月16日
星をもとめて 2024(9月15・16日)
京都府南丹市園部町のるり渓温泉で開催されている星まつり「星をもとめて」。
当初は自分で車を調達するつもりでしたが、前日の天気予報ではどうやら雨模様。日帰りになるならと、今回も茶目ことりさん @teaeye_kotori のご厚意に甘えて会場まで同乗させて頂きました。
例によって会場の写真はほとんど撮っていなかったので、雰囲気はこちらで。快晴とはいきませんが、意外に雲が切れて、月明かりの元ながら星もそこそこ楽しめました。
・星をもとめて 2024(非公式まとめ)(Togetterまとめ)
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当初は自分で車を調達するつもりでしたが、前日の天気予報ではどうやら雨模様。日帰りになるならと、今回も茶目ことりさん @teaeye_kotori のご厚意に甘えて会場まで同乗させて頂きました。
例によって会場の写真はほとんど撮っていなかったので、雰囲気はこちらで。快晴とはいきませんが、意外に雲が切れて、月明かりの元ながら星もそこそこ楽しめました。
・星をもとめて 2024(非公式まとめ)(Togetterまとめ)
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2024年04月14日
星見行(4月13-14日)
一ヶ月ぶりに八塔寺。ちょうど観望会の日でしたが、途中でポン・ブルックス彗星を見るために寄り道(というか途中停車)したので、着いた頃には終わりかけでした。
地平近くは春霞がありましたが、天頂近くの透明度はこの季節にしてはまずまずの空。冬の星座は早くも西へ傾き、季節の移り変わりが身に染みます。
銀河昇る。
2024年4月14日02:25(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F4,ISO1600,露出3分,ポラリエUにて追尾
東はどうしても姫路方面、引いては神戸大阪の光害があるのですが、やはり昇り来る天の川は心が沸き立ちます。肉眼ではここまでは見えないのですが、淡い光芒の中に濃淡が分かるくらいの天の川が見えていました。
M51(りょうけん座・子持ち銀河)
2024年4月13日22:28〜(岡山県備前市八塔寺) NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出6分×18枚合成(108分)
ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。
※画像中央の縦横1/2の範囲をトリミング
6cm屈折+一眼デジカメで淡いとこまで頑張って出してみました。私の機材だと春の銀河は撮れる対象が少ない。フルサイズで表示しないのは、撮影前に素子のホコリを飛ばすのを忘れていたので、フラット処理では除去しきれない糸状のホコリの影があちこちに残ってしまったためです。せっかく2時間近く露光したのに。
この日は観測場所に来ていた方に電視観望専用望遠鏡「Seestar S50」を見せて頂きました。アライメント(初期設定)もさほど難しくはないようで、タブレットの画面に次々と天体が導入されていきます。撮像も出来て、撮影も処理も比較にならないくらいにお手軽。真面目な話、超新星が出現したとかで記録用に撮像するなら、ひとまずこれで十分な気がします。
Seestar S50での写真も、追い込んだら私の機材での写真といい勝負になってしまう気がしてきました。
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地平近くは春霞がありましたが、天頂近くの透明度はこの季節にしてはまずまずの空。冬の星座は早くも西へ傾き、季節の移り変わりが身に染みます。
銀河昇る。
2024年4月14日02:25(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F4,ISO1600,露出3分,ポラリエUにて追尾
東はどうしても姫路方面、引いては神戸大阪の光害があるのですが、やはり昇り来る天の川は心が沸き立ちます。肉眼ではここまでは見えないのですが、淡い光芒の中に濃淡が分かるくらいの天の川が見えていました。
M51(りょうけん座・子持ち銀河)
2024年4月13日22:28〜(岡山県備前市八塔寺) NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出6分×18枚合成(108分)
ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。
※画像中央の縦横1/2の範囲をトリミング
6cm屈折+一眼デジカメで淡いとこまで頑張って出してみました。私の機材だと春の銀河は撮れる対象が少ない。フルサイズで表示しないのは、撮影前に素子のホコリを飛ばすのを忘れていたので、フラット処理では除去しきれない糸状のホコリの影があちこちに残ってしまったためです。せっかく2時間近く露光したのに。
この日は観測場所に来ていた方に電視観望専用望遠鏡「Seestar S50」を見せて頂きました。アライメント(初期設定)もさほど難しくはないようで、タブレットの画面に次々と天体が導入されていきます。撮像も出来て、撮影も処理も比較にならないくらいにお手軽。真面目な話、超新星が出現したとかで記録用に撮像するなら、ひとまずこれで十分な気がします。
Seestar S50での写真も、追い込んだら私の機材での写真といい勝負になってしまう気がしてきました。
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2024年04月13日
ポン・ブルックス彗星(4月13日)
2024年4月13日19時41分(兵庫県相生市若狭野町)
NikonD5500+AF-P NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR→55mmF5.6,ISO3200 露出5秒
ポン・ブルックス彗星(12P)は周期70年の周期彗星。
近日点距離が0.78auで地球軌道のやや外側、遠日点距離は33auで、距離なら海王星軌道(約30au)の外側まで遠ざかります。2024年4月21日が近日点通過。ただ軌道傾斜角が74度もあって、北から南へ抜けていく軌道なので、北半球では4月前半が見頃でした。
10倍42mmの双眼鏡で眼視でギリギリ。標準ズームの一眼デジカメで撮影した写真を拡大するとかすかに左上に延びる短い尾が写っています(尾は眼視では無理)。
この直前の4月10日(左)と11日(右)の夕方の西空。
4月10日は朝から昼間ではすっきり青空が見えていて、この夕方はチャンスと意気込んで帰宅したものの、夕方には雲だらけ。月と木星の間に彗星がいたのですが、30分近く粘っても見ること能わず。
4月11日も月がこれですから、彗星はとても無理。
観望好機が思いっきり年度始めにの慌ただしい時期に被って、ある程度落ち着いた頃には天候不順。そろそろ北半球で見納めという時期になって、ようやく見ることが出来たのでした。
続きを読む
NikonD5500+AF-P NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR→55mmF5.6,ISO3200 露出5秒
ポン・ブルックス彗星(12P)は周期70年の周期彗星。
近日点距離が0.78auで地球軌道のやや外側、遠日点距離は33auで、距離なら海王星軌道(約30au)の外側まで遠ざかります。2024年4月21日が近日点通過。ただ軌道傾斜角が74度もあって、北から南へ抜けていく軌道なので、北半球では4月前半が見頃でした。
10倍42mmの双眼鏡で眼視でギリギリ。標準ズームの一眼デジカメで撮影した写真を拡大するとかすかに左上に延びる短い尾が写っています(尾は眼視では無理)。
この直前の4月10日(左)と11日(右)の夕方の西空。
4月10日は朝から昼間ではすっきり青空が見えていて、この夕方はチャンスと意気込んで帰宅したものの、夕方には雲だらけ。月と木星の間に彗星がいたのですが、30分近く粘っても見ること能わず。
4月11日も月がこれですから、彗星はとても無理。
観望好機が思いっきり年度始めにの慌ただしい時期に被って、ある程度落ち着いた頃には天候不順。そろそろ北半球で見納めという時期になって、ようやく見ることが出来たのでした。
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2024年01月14日
星見行(1月13-14日)
5ヶ月ぶりに八塔寺へ遠征。現地に電話を入れた時は天気の心配をされましたが、GPV予報の通りに日付が変わってからは朝まで快晴でした。今回は晴れるとは思っていたのですが、それでも雲が切れてくれるまでは不安になります。
「春遠からじ」
2024年1月14日02:21(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→16mm/F8,ISO1600,露出15分 固定
夜明けを待たず西に沈みゆく冬の星座たち。一月半ばとなると、夜半過ぎの主力は春の星座です。
比較明合成でなく露出15分一発撮り。途中レンズに夜露が降りてしまったと思いましたが、星の色が分かって面白いのでこのままで。
「冬のダイヤモンド」
2024年1月14日02:21(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F3.5,ISO64600,露出30秒,ポラリエUにて追尾
南北を合わせていますが、右下の木々は実は西の地平線。冬の星座は2時過ぎくらいで、ずいぶん西へ傾いているのです。
62P/紫金山第1彗星
2024年1月14日2:17〜(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3)
ISO6400 露出1分×18枚(露出時間18分) ビクセンAP赤道儀+M-GEN追尾
1965年に中国・紫金山天文台で発見された周期彗星で、6.18年で公転。
2023年12月25日に近日点を通過、現在はしし座とおとめ座の間にいて、4cm10倍双眼鏡でもうっすら確認できました。眼視では分からないのですが、写真だと右(西側)に短い尾が見えています。
# なおこの秋に増光が期待されているC/2023 A3 紫金山・アトラス彗星とは別物。
続きを読む
「春遠からじ」
2024年1月14日02:21(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→16mm/F8,ISO1600,露出15分 固定
夜明けを待たず西に沈みゆく冬の星座たち。一月半ばとなると、夜半過ぎの主力は春の星座です。
比較明合成でなく露出15分一発撮り。途中レンズに夜露が降りてしまったと思いましたが、星の色が分かって面白いのでこのままで。
「冬のダイヤモンド」
2024年1月14日02:21(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm/F2.8→11mm/F3.5,ISO64600,露出30秒,ポラリエUにて追尾
南北を合わせていますが、右下の木々は実は西の地平線。冬の星座は2時過ぎくらいで、ずいぶん西へ傾いているのです。
62P/紫金山第1彗星
2024年1月14日2:17〜(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3)
ISO6400 露出1分×18枚(露出時間18分) ビクセンAP赤道儀+M-GEN追尾
1965年に中国・紫金山天文台で発見された周期彗星で、6.18年で公転。
2023年12月25日に近日点を通過、現在はしし座とおとめ座の間にいて、4cm10倍双眼鏡でもうっすら確認できました。眼視では分からないのですが、写真だと右(西側)に短い尾が見えています。
# なおこの秋に増光が期待されているC/2023 A3 紫金山・アトラス彗星とは別物。
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