姫路科学館の科学講演会「色いろな光 〜生き物も食べ物も光る」ということで、本業の科学広報の傍らTwitterでも活躍中の宇津巻竜也さん。
実はSNSでは15年来のやりとりがあって、いま調べたら最初のリプライがビタミンB2の蛍光の話題でした。知らなかった!(ぉぃ)
なぜ人は色が見えるのか、どのような仕組みで生き物が光をだすのか、という基本的な部分からのお話。
天文をやっていると、明るい光に反応して色を見る錐体細胞と、暗いところで光を拾えるけど色は見えない桿体細胞の話は知っているのですが、どちらかといえば暗いところで星を見るために桿体細胞を有効に活かす話ばかりで、明るいところで活躍する(というかふだんはこちらを使っている)錐体細胞のことは意外に知りませんでした。
RGBに対応する3種類の錐体細胞があるのですが、赤と緑の波長に対応する細胞の感度のピークの波長が20nmしか違いがないとか、遺伝情報は隣り合った場所にあるとか、自分の目のことながら「へぇ!」の連続。
# 余談ながら補色の関係にある赤と緑を見分けることが難しいタイプの色覚が起こる理由も分かりました。
光を出す仕組みではタンパク質の構造の話が面白くて、オワンクラゲの名前が出てきたときは「ノーベル賞の下村博士のアレだ!」と一人で盛り上がったり。
身近なことながら知らないことばかりなのに加えて、発光の仕組みが意外に今も分かってないことが多いとか、身の回りにこんなにワクワクするものがたくさん潜んでいることが面白くて、かじりつくように聞いてました(ていうか最前列でかぶりついてました)。写真もほとんど撮ってないくらい聞いてました。
365nmの可視光カットフィルター付きのブラックライトを持っているので、帰宅後は台所でブラックライトを当てまくっています。鉱物の蛍光を見るのにお迎えしたんだけどなあ。
2025年11月01日
姫路科学館 科学講演会「色いろな光 〜生き物も食べ物も光る」
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0)
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