2020年08月04日

本州最南端のまち・串本へ

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 思い立って紀伊半島を一周りしてきました。
 紀伊半島は公共交通機関で行くのがなかなか大変なところです。特に青春18きっぷで巡ろうと思うと、紀勢本線は長いし普通列車の本数は少ないし、生半可な覚悟で足を踏み入れる場所ではありません。

塩屋 0459 <東海道・山陽線普通> 0553 大阪 0606 <紀州路快速> 0738 和歌山 0806 <紀勢線普通> 0951 紀伊田辺 1041 <紀勢線普通> 1208 串本

 という具合で、塩屋を始発で出ても、半島突端の串本に着くのがお昼過ぎ。
 ちなみに塩屋始発で東へ行けば1208に焼津(静岡県)、西へ行けば1213に岩国(山口県)ですから、紀伊半島の手強さが知れようというものです。

20200804kushimoto007.jpg 和歌山から乗り換えた電車は227系。パッと見は新快速みたいですが、中はロングシートで、大阪環状線の新車みたいな雰囲気。JR西日本は古い車両をリニューアルしながら使えるところまで使うイメージありますので、意外に新しい電車が入っていてビックリです。ていうか使えるところまで使い尽くしたから新車を入れたのかも。

 和歌山といえば高野山や熊野のような大森林のイメージが強いのですが、紀伊田辺や白浜の辺りまでは平地も目立ちます。考えてみれば紀州徳川家は55万石の大大名で、それなりに水田がなければその石高に届かないわけです。

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 紀伊田辺で50分ほど間があったので、駅から歩いていける範囲で見つけたのが南方熊楠顕彰館。そういえば南方熊楠は紀州の出ですが、田辺の人でしたか。ただ駅から片道12分かかったので、展示を一回り見てくるのが手一杯で、同じ敷地の邸宅の方は外観を見ただけでした。
 相変わらずの行きあたりばったり旅。

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 紀伊田辺から先は国鉄の生き残り105系がやって来ました。モノによっては常磐線で使っていた車両を改造したものという代物で、天井から扇風機がぶら下がっています。エアコンは後付で付いていますが、扇風機と併用するとなかなか涼しくていい感じ。

 紀伊半島は南海・東南海地震の津波が短時間で襲来するので、どの車両にも駅以外の場所で止まった時の避難用はしごが収納されています。電車の床は意外に高いので、車両からの脱出がまず最初の関門というのは気付きませんでした。駅や街中にも最寄りの高台の場所が、観光客の目に留まるくらいあちこちに記されているのはさすが。

20200804kushimoto011.jpg ということで、1208串本駅着。列車は少し先の新宮が終点で、そちらがJR西日本とJR東海の境界駅になっています。着くまで忘れていましたが、串本駅は本州最南端の駅。思えば遠くへ来たものです。

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 串本町役場。ロケット射場誘致の垂れ幕がかかっていました。
 そういえばキヤノンやIHIエアロスペースが設立した小型ロケットを打ち上げる会社の射場が出来るんでしたっけ。地元の機体も高まっているようですが、さて小型衛星の打ち上げはどれくらいの需要があるものやら。宇宙への扉が開かれること自体は期待したいと思います。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 地図と地理と遠出
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