2020年07月17日

遙かなり種子島

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 2020年7月15日はH-IIA42号機の打ち上げ予定日でした。すべてが順調に進めば、種子島で打ち上げを見ているはずでした。

 前回の種子島からのロケット打ち上げは5月21日未明のH-IIB9号機。この時はCOVID-19の影響で主要な打ち上げ見学場は閉鎖する措置が取られていました。

 H-IIA42号機では見学場の入場制限措置が取られ、事前申込みで抽選の応募となりました。
 ふだんの種子島の打ち上げは、打ち上げ日が決まると、というより事前に察知されると、あっという間に島の宿が埋まり、飛行機や船といった交通手段も予約で埋まります。
 今回は人数制限がある分、当たりさえすれば宿や島への足を確保しやすいだろうと、応募しました。

 6月26日が締切で、6月末には当選通知が届き始めたという話がSNSで流れ始めます。
 関東に届いているのにより島に近い神戸に届かないようなら、今回はなしかと思っていたら、7月2日に到着。まじか!

 実はこの前日、7月8〜11日までの上京の手配を終えたばかりでした。
 打ち上げは15日未明なので、14日には島に居ないといけません。船や飛行機の欠航に備えて、一日余裕を見て13日には種子島入り……となると、東京から戻って中一日で種子島行きです。うへぇ。

 なにはともあれ、とりあえず島の宿と移動用のレンタカーと高速船の予約。打ち上げ経験者に話を聞いて、現地状況の把握。
 日程は13日神戸発の種子島着、14日は島の観光と機体移動の見学、15日未明に打ち上げ、その日は泊まって16日夕方に島を発ちます。
 ただ打ち上げは水もの。H-IIA自身は信頼性の高いロケットですが、雷雲があれば打ち上げは延期になりますし、設備が老朽化しているので以前には発射台のトラブルによる延期もありました。

 燃料を入れてから中止が決まると中三日は開けねばなりませんので、万が一に備えて19日までは日程を確保します。延期の場合は決まった時点で現地で宿とレンタカーを延長。とはいえ一日延びるごとに費用が嵩んでいきますから、できれば予定通り上がって欲しいところ。

 もう一つ気がかりだったのはCOVID-19の影響。東京行きの手配をしたあとで、都内の感染者数が増え始めたのです。種子島へ行くなら東京はキャンセルしたほうが無難かなぁ。しかしすでにキャンセル料が発生する時期になっていたので、この分は自腹になります。「自粛」というのはそういうこと。

 高速船の支払い期限まで判断を引き伸ばしている間に、南種子町から見学場閉鎖の報が発表されました。
 もともと「状況次第で閉鎖もあり」とアナウンスされていたので、残念というよりも「やっぱり!」という気分。そして少々ホッとしたのも事実でした。島関係の手配はすべてキャンセル。初めての打ち上げ見学は短い夢となりました。

 次はいろいろ落ち着いた時期に、改めて挑戦したいと思います。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 地図と地理と遠出
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