2020年04月04日

金星とすばるの接近

20200404subaru_moon.jpg
2020年4月4日19時52分(神戸市垂水区)
NikonD5500+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO800 露出10秒
ビクセン・ポラリエU赤道儀にて追尾。

 金星とすばるの接近は8年ごとに起こります。
 地球と金星は583.9日間隔で会合するのですが、この会合周期の5倍(2919.6日)は地球の8年の日数(2922.1)とほぼ等しいので、8年後の金星は地球から見てだいたい同じような位置に見えることになります。

 金星はマイナス4等、すばるの一番明るい星でも3等星で、明るさの差がありすぎるため(250倍くらい!)肉眼では同時に見るのは難しいのですが、双眼鏡ならすばるの星と金星がきれいに見えますし、写真でもなかなかの被写体です。

 この日、昼間はいい感じに晴れていたのですが、夕方から雲がわき、それも狙ったように西の空。雲間を狙って無理やり撮りました。
 右に出ているのは桜の枝。もう少し後の時間なら桜の枝がいい感じに視野に入ったのですが、その頃すばるは雲の中でした。
# 前日の4月3日は薄雲で、双眼鏡では何とか見えましたが、写真はあきらめ……いや面倒になってしまいました(汗)

20200404subaru_moon02.jpg 最初は近所の公園まで出かけるつもりだったのですが、AP赤道儀を徒歩で担ぎ出すのも面倒だったので、無理やりポラリエUにミニボーグ60EDを載せました。テレスコープセンターアイベルのKDSUKai経緯台(ケンコーのKDSU経緯台を45度傾斜に改造したもの)を介して搭載しています。
 極軸はのぞき穴で合わせたので400mmの追尾は10秒が限界でしたが、極軸望遠鏡を使って極きちんと合わせればこの組み合わせでも意外に行けそうです。ただしKDSU経緯台の構造の都合でポラリエUからの取り外しがちょっと面倒。

 ポラリエUとカメラはケーブルで繋いで、ポラリエUのアプリでカメラのシャッター制御を行いました。露出時間など手元のスマホで変えられるのでとても楽です。これはビクセンいいものをつくってくれました。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望
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