2020年02月23日

星見行(2月22日-23日) その3

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M95・M96・M105銀河(しし座)
2020年2月23日(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出6分×12枚合成
ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。
※中央部のみトリミング

 M95・M96・M105は同じ銀河団に所属しています。写真ではM95は棒渦巻銀河、M96は渦巻銀河、M105は楕円銀河と三者三様の特徴が分かります。眼視では形まではなかなか難しいのですが、M96とM105は神戸市垂水区から10cm屈折で見たことがあります(このとき視野に入っているのにM95は淡くて無理でした)。

20200223m9596105_3.jpg
 こちらはキャプションなしのもの。
 メシエカタログは最初に夜に出た後、2回増補改定されています。初版ではM1〜M45、第2版ではM46〜M70を追加、第3版ではM71〜103を追加。M104〜110はメシエの死後に彼が観測した天体を加えたものです。
 大雑把にいえば後になるほど見るのが難しい天体が多く、特に大量に加えられた春の銀河たちは小望遠鏡で観望してもなかなか見栄えがしません。それでも写真に撮ると銀河の形を捉えることができます。

20200223m9596105.jpg
 写真はトリミングしていないもの。もう少し銀河を淡く仕上げると眼視で見た雰囲気に近くなります。淡い光を貯めて記録できるのが写真の長所で、銀河の中心核が眼視で見るときよりもかなり明るく写ります。

20200223m4.jpg
M4球状星団(さそり座)
2020年2月23日(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出6分×8枚合成
ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。ディティール強調処理済み。
※画面の9割部分でトリミング

 M4はさそり座にある球状星団で、左の明るい星はアンタレス。
 ω星団を撮影したのち薄明が始まるまで一時間少々で、短い露出で撮れると星団を狙おうとM4へ望遠鏡を向けました。ところがアンタレス近辺は淡い星雲が広がる天体写真の名所で、この星雲を描写するにはたっぷりの露出が必要なのです。眼視で見えない星雲なので存在をすっかり忘れていました。画像データを確認するときに、あれなんだこの星雲は!? と気づいた次第です。
 色合いも微妙で、目で見えない天体だけに何が正解かさっぱり分かりません。
 いずれまた挑戦しましょう。
posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | 星空観望
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