2020年02月23日

星見行(2月22日-23日) その1

 土曜日は雨予報でしたが、前線が抜けたら晴れると踏んだので出動です。
 ただ黄砂予報も出ていて……もう奴が来るのか……沙漠から海を越えて。
 しかしながら黄砂も日付が変わるころには拡散消失の予報です。ならば出発です。

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「今宵晴れたら星を見に」
2020年2月22日22時47分(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm F2.8→12mm/F3.2、ISO6400 露出20秒。

 神戸を出発するときは曇りがちの空でしたが、姫路に着く頃にはすっかり晴れ渡りました。夕方から夜半までは黄砂の影響がありましたが、日付が変わって街明かりの影響が薄らぐとともに、黄砂の霞も気にならなくなりました。すべてが予定通りです。

 今回は@直焦点撮影用のミニボーグ60ED+AP赤道儀、A観望用の20cmドブソニアン、B撮影用にポラリエU一式と3種の機材を積み込みます。今までも固定撮影用で直焦用と別にカメラと三脚は持っていきましたが、ポタ赤となると撮影の幅が広がるので付属品が増えます。しかし、さすがにいろいろ増やしすぎた感。

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「銀河をゆく国際宇宙ステーション」
2020年2月23日4時31分(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm F2.8→11mm/F8、ISO800 露出10分。

 朝方に国際宇宙ステーション(ISS)の通過がありました。
 ISS以外に淡い写りでした。東の空が思ったより明るくて、比較明合成したほうがよかったかな。でも空の条件が許す限りは一回撮りのほうが好きなのです。

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 こちらは説明なしの写真。ISSは眼視での高度は0等(アルタイルより少し明るいくらい)。比較的遠い距離のパスだったので、低空をゆっくりと、そして山の稜線に消えるまでいつまでもいつまでも見えていました。

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「吉備に横たう天の川」
2020年2月23日5時16分(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm F2.8→11mm/F2.8、ISO3200 露出30秒。ディティール強調処理済み。

 肉眼ではこの天の川、街明かりと薄明の影響でうっすらとしか見えません。もう少し高度があがると湧き上がる雲みたいになるのですが、一足先に写真にて。

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 天の川の濃淡がえらいことになっていますが、これは特別な画像処理のたまもので、普通にトーンカーブだけで仕上げるとこんなんです。"Nik Collection"の"Color Efex Pro 4"のディティール強調処理をすると、てきめんに淡い濃淡を浮かび上がらせてくれるので、最近の天体写真はこれのお世話になってる作品が多いのではないかと思います。
 アートの方向に振るのであれば華やかな仕上げもありですが、個人的には自然写真や科学写真の範疇で撮りたいという気持ちもあり、さてどんなさじ加減にしたものやら。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望
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