2020年02月02日

星見行(2月1日-2日)

 2ヶ月ぶりの星見行。
 12月の新月期は悪天候と年末の帰省。1月は新月の25-26日の週末が悪天候。
 今回は上弦で月の入りが日付を越えてからで、天気予報も確実な晴れではなかったのですが、思い切って出かけました。

 八塔寺は昨年4月以来。だいたい夏〜秋は時間距離の近い兵庫県中部、冬〜春は路面凍結の心配の少ない八塔寺と使い分けていますが、上記の通り今季は冬に入ってから遠出できないままでした。

 途中で加古川バイパスの渋滞に巻き込まれて現着は22時頃。
 到着時は雲間から星がちらほら見えている程度でしたが、ほどなく全天晴れ渡りました。

20200202_m101_l.jpg
M101回転花火銀河(おおぐま座)
2020年2月2日(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出6分×7枚合成
ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。
※中央部のみトリミング

 M101は距離1900万光年にある比較的近所の銀河。円盤を真上からみている状態で、ぐるぐる渦巻く腕を小さな望遠鏡でも撮影できます。 今回は撮影中に雲がかかり、露出枚数が少なく、少しノイズが残っていますが、6cm級の望遠鏡でも銀河の構造が判別できます。

20200202_m101_sd.jpg
 トリミング無しだとこんな雰囲気。実は画面いっぱいに銀河が散らばっています。このあたりの空は銀河面から離れているので、星間物質の影響が少ないのか、宇宙ののぞき窓のようになっています。

 実はしし座のM66+M67+NGC3628も狙ったのですが、というよりそちらが本命だったのですが、撮影時にISO設定を間違えるというミス。普段はISO1600設定なのに、うっかり固定で星景をとるISO6400にしてしまいました。自宅に帰ってから気づいたのですが、対応するダークファイルを取得しておらす、適当に処理したらノイズが乗りまくり。後でどうにか出来る日が来るでしょうか。

20200202_leo.jpg
「ヘルクレスが出てきたので森の寝床へ帰る獅子」
2020年2月2日5時7分(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm F2.8→11mm/F4.5、ISO800 露出647秒。

 しし座は形が整っているので、どう撮っても表情が出ます。背景の空を青に振ったのはSNS投稿向けで、ここにはニュートラルグレーに仕上げたものを載せたかったのですが、緑色のカブリが取り切れずにあきらめました。八塔寺の空ではホワイトバランスはオートで撮っておいたほうがよいのかも。

20200202_mars.jpg
「ヘルクレスが出てきたので森の寝床へ帰る獅子」
2020年2月2日5時37分(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500+トキナー11-20mm F2.8→11mm/F2.8、ISO800 露出225秒。

 夜明けの空に昇るさそり座。アンタレスの右下に見えているのは火星で、2020年10月に準大接近を迎えます。今はまだ太陽の向う側にあるので、アンタレスと同じような明るさです。

 今回は久しぶりに20cmドブソニアンも出動。
 自分一人で出かけるときは荷物をできるだけ減らしたいので撮影機材と双眼鏡だけにしているのですが、同伴者がいれば観望もたくさん楽しみたい。空が暗い場所ならファインダーでざっと目標天体の辺りに望遠鏡を向けると、低倍率のアイピースならまず間違いなく視野に入っています。
 実はこの日、ガイドブックの類を荷物に入れ忘れて、スマホのiステラの星図(8等まで表示)を頼りに導入していたのですが、何とかなってしまうのです。
 街中観望ではファインダーできっちり狙いを定めないと目標天体が見えないので、遠征先での観望はこれほどお手軽だったかと再認識。

 観望した天体は、M45、M42、M41、M46+M47、NGC2438(M46の中の惑星状星雲)、M51、M66+M67+NGC3628、M104、M3、M57。
 
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。