2020年01月19日

倉敷科学センター

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 友人たちと連れ立って倉敷科学センターへ行ってきました。目的はプラネタリウムです。3本続けて見ました。サザエさんか。

 倉敷のドームはパネルの継ぎ目が全く見えないもので、そこに映し出されるケイロンV投影機の星空も極めて自然な雰囲気。個人的には五藤光学研究所よりコニカミノルタの投影機のほうが馴染んでいるのですが、このケイロンVはほとんど非の打ち所がありません。
 また全天周映像を映し出すプロジェクタも鮮明で、階調を保ちながらもコントラストのメリハリもあり、軍を抜いたと言ってもいい高画質。五藤・ケイロンVの星空も全天周映像の画質も、現時点の最高峰の一つだと思います。
 癒やし系混じりの柔らかな語り口の三島さんと、方言も混じって飾らぬ雰囲気の石井さんの解説も、お二人のタイプが全く違って楽しい。

 最初に見たのは、「『はやぶさ2』小惑星リュウグウへ」。リュウグウパックが無茶苦茶鮮明で、上坂作品のファンならはHORIZONともども倉敷へ足を運んで損はありません。記者会見の場面など上手く折り込んだ構成で、地球帰還を前にはやぶさ2のミッションを振り返るのにちょうどよい内容です。

 次に見たのはLiVE作品「HORIZON」。映像が綺麗な上に、倉敷はドームの高さが低めで、スクリーンが近いので臨場感が半端ありません。ハッブルが天文台のドームで観測しているシーンなど、プラネのドームが天文台に化けたのではないかという雰囲気。これまで3回か4回見た作品ですが、全てのシーンが新鮮で改めて感動しました。

 3本目の「新しい宇宙」は2019年春のリニューアルのお披露目デモ的な内容で、投影機やシステムが好きな人にはどこが変わったのか、どこが新しいのか、どこが見どころなのか、美味しいところをつまみ食いできる内容。後半に星空案内が入るので、どの機能を使っているのか確かめながら投影を楽しむことができます。
 地上の景色を映し出す「デジタルスカイライン」が星空以上に気合が入っている勢いで、備讃瀬戸の船は動く、瀬戸大橋を渡る車も動く、そして橋を渡る電車の種類まで分かる(2階建てグリーン車をつないだ快速「マリンライナー」)。屋外の冷たい風が吹いてきそうな臨場感で、それがまた星空の臨場感を増す効果を醸し出しています。

20200119kurashiki006.jpg 私以外は倉敷初訪問のメンバーということで、常設展示も一通り見学。
 いろいろ見どころは多いのですが、H-Uロケットの第一段エンジンLE-7、新天体観測の大先達・本田實さんを紹介するコーナー、そして大正年間に倉敷に落下した富田隕石は天文ファンとして外せません。

 ただ企画展の中川達夫さんの写真展をじっくり見る時間が取れなかったのは残念。駆け足で見た中では劔岳と渡月橋の作品がお気に入りです。また機会があればゆっくり見てみたいです。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(2) | プラネ/天文台/科学館
この記事へのコメント
倉敷科学センターは過去に倉敷駅からレンタサイクルで行ったことがあります。
しかし、途中で道に迷ってしまい、片道1時間半くらいかかりました。(笑)
リニューアルで映像が鮮明になったのなら、もう一度行ってみたいですね。
デジタルスカイライン導入なら、四日市みたいな感じかな。
ところで、この4月に東京の虎ノ門にプラネタリウムがオープンする予定なので、
こちらも行ってみたいと思っています。
Posted by ガター at 2020年02月16日 15:26
ガターさん、いらっしゃいませ。

倉敷駅から自転車とは……スポーツサイクルならともかく、ママチャリだと躊躇してしまう距離ですよね。

現在の倉敷のプラネタリウム、間違いなく全国トップクラスの星空と全天周映像を移していますので、自信を持っておすすめできます。
デジタルスカイラインは四日市と同様のシステムですが、倉敷はより前面に押し出した演出をしています。むしろ四日市が控えめな使い方をしているのかもしれません。

虎ノ門は港区の科学館ですね。これを見る限り、五藤のオルフェウスが入るようです。高知で見たことがありますが、これまたきれいな空を映す投影機なので楽しみです。
https://www.city.minato.tokyo.jp/kyouikuseisaku/documents/teiannsyogaiyou.pdf
Posted by ふくだ at 2020年02月17日 00:09
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