2019年10月25日

多摩六都科学館「中国星座〜キトラ古墳・高松塚古墳に残された星座たち」

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 半年ぶりの多摩六都科学館。
 投影機は、ギネス認定の五藤光学ケイロンU投影機。同じシリーズでも最新のケイロンVより一回り大きい筐体です。星の数1億4000万個がギネス記録ですが、不自然に粒々と星が見えすぎることもなく、最近の投影機はほんといい星空を映してくれます。

 さて多摩六都科学館でのお目当てはプラネタリウム「中国星座〜キトラ古墳・高松塚古墳に残された星座たち」。中国の星座がどのような発想で形作られたのかを解説する内容です。

 先日キトラ古墳の壁画を見たときに、展示室の出口に関連展示のポスターが掲示してあって、その中に「中国星座」というタイトルがあったのです。そんな魅力的な企画展をやっているのかと思ってよく見たら「多摩六都科学館」のプラネタリウム。東京かよ!と開いた口が塞がらなかったのですが、国立天文台の特別公開に行くついでによってみることにしました。

 中国の星座では、たまに星を長く連ねた線上の「〜垣」というのがあるのですが、これは天帝の住まいや儀式の場や庶民の市を囲む垣根なのだそうです。言われてみればなるほど納得。
 二十八宿が7つずつ四神に割り当てられていて、それが石室の周囲の四神と対応するようになっていることも、キトラ古墳の見学時に知ったのですが、改めて復習。

 投影の途中でドーム全体にキトラ古墳の石室が映し出されるのは圧巻。本物の石室は小さいので(なにせ天文図の直径が60cmくらいしかない)、拡大率が半端ない大迫力。本物は壁画を剥ぎ取ってしまったので、石室の壁画は二度と見られない姿です。
 これをぐるぐる回しながら天文図や四神の生解説が入るのですから楽しいのなんの。投影のあとでお話を伺ったら、以前にキトラ古墳の天文図についての共同研究を行ったことがあるのだそうです。

 いやいや見に来てよかったです。
posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | プラネ/天文台/科学館
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