2019年09月27日

星見行(9月25-26日)

 今週末は新月ですが、週末の天気予報がよくないので思い立って出かけることにしました。
 いつもなら播磨の北端に行くのですが、GPV予報で内陸に雲が出そうだったので、思い立って淡路島へ向かいました。
 明石海峡大橋が1998年に開通して20年以上が経ちますが、自分の運転で渡るのは初めてでした(自分の足で歩いて渡ったことは2度あります)。

20190925_ngc7293.jpg
らせん星雲(NGC7293)。
2019年9月25日(兵庫県洲本市)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出6分×16枚合成
ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。中央部のみトリミング。

 NGC7293はみずがめ座の惑星状星雲。南天にあるため、兵庫県の中ほどからだと瀬戸内地方の光害の影響を受けやすい天体です。とても淡い星雲ですが、神鍋高原での野外天体観測会の折、ニコン18×70双眼鏡で見せて頂いたことがあります。
 惑星状星雲は小さいものが多いのですが、これは見かけの大きさが全天でも最大級のもの。この写真では二重らせんの外側に更に広がるガスが淡く写っています。

20190926_m33_sd2.jpg
M33銀河。
2019年9月26日(兵庫県洲本市)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出6分×16枚合成
ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。中央部のみトリミング。

 M33はさんかく座にある銀河で、M31アンドロメダ銀河や私たちの天の川銀河とともに局部銀河群を形成する仲間です。距離は250万光年。見かけの大きさがある割には淡く、空の暗い場所でないと双眼鏡でも見るのが難しい天体です。条件が良ければ肉眼でも見えるそうですが、私はまだ見たことありません。
 銀河の腕にHU領域が淡いピンク色で点々と写っています。これはIR改造したデジカメならでは。冷却CCDでLRGB合成した写真だと赤く描写されるようです。

 いつもの撮影ならAPS-Cの全面の写真も載せるのですが、今回はフラットナーのネジが緩んで焦点距離の設定がずれていて、周辺像が盛大に流れていました。中央1/2の範囲(面積なら1/4の範囲)は使える画像だったのでそこだけ切り出しています。
 ピント合わせの際の像がちょっと変かなとは思ったのですが、気のせいかと見過ごしてしまいました。起こりそうなトラブルは起きるものです。

20190926_00001.jpg
さよなら夏の大三角。
2019年9月26日01:07(兵庫県洲本市)。
NikonD5500+トキナーAT-X 11-20 F2.8 PRO DX →11mm/F5.6、ISO400 露出16分40秒。
 沈むゆく夏の大三角からカシオペア座までを収めてみました。比較明合成ではなく長時間露光の一発撮り。空の暗い場所でないと出来ませんが、以前はこれが一般的な固定撮影の技法でした。

20190926_00002.jpg
昇る冬の星座たち
2019年9月26日02:32(兵庫県洲本市)。
NikonD5500(HKIR改造)+トキナーAT-X 11-20 F2.8 PRO DX→11mm/F6.3、ISO3200 露出17分48秒。
 こちらも長時間露光の一発撮り。北東に大阪方面の明かりがあり、地平線近くが真っ白になっています。これは比較明合成にしたほうがよかったか。

20190926_sunrise.jpg
紀淡海峡の夜明け
2019年9月26日05:54(兵庫県洲本市)。
iPhone SE back camera 4.15mmf/2.2→4.15mm/F2.2 ISO25 露出1/523秒
 眼下に島が見えてどこかと思ったのですが、紀淡海峡の友ヶ島でした。灯台の光が明滅している様子まで見えていました。
 朝日を見たのは本当に久しぶりでした。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望
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