2019年09月01日

381系特急型電車

20190901tsuyama-chuka-ningyo173.jpg 18きっぷ消化の旅でしたが、途中で特急に乗らないとその日のうちに帰れなくなりました。
 最初は岡山→姫路を新幹線かと思っていたのですが、乗り過ごして名古屋あたりにいたら悲劇です。よくよく調べたら新見から岡山まで伯備線の「やくも」に乗れば、岡山から普通列車乗り継ぎで帰れることがわかりました。

 「やくも」に使われているのは381系特急型電車です。
 斜体を傾けてカーブの通過速度を上げた「振り子式車両」で、以前は中央西線の「しなの」、紀勢線の「くろしお」に使われていましたが、いずれも後継車両に切り替えられて、伯備線の岡山→松江・出雲市間が最後の活躍の場になっています。

20190901tsuyama-chuka-ningyo175.jpg 斜体を傾けて走るので、重心を低くする必要があり、クーラーは床下に設置して、客室内のダクトを通して天井から吹き出すという面白い作りをしています。一定以下の遠心力では作動しないようにしているのですが、いざ作動すると急にグイッと動き出すので、「酔いやすい」と評判の車両です。

 その乗り心地を楽しみに乗ったのですが、なるほど確かに揺れます。ただ主に感じるのは左右の揺れではなく、上下の揺れ。これは振り子よりも線路の規格の問題のような。ただ時折カーブの通過時に体で感じる遠心力に違和感を感じることもあり、あれこれが複合しての酔いやすさなのかと感じました。

 とはいえ座っていれば問題ない程度の揺れですが、しかし座席を立つと様子が一変。立って通路を真っ直ぐ歩くのが難しいのです。左の座席に寄りかかり、右の座席に掴まり、よろけながらデッキにたどり着く状態。たぶん重心の位置の関係で、立っている時は揺れをまともに感じてしまうのかもしれません。

 幸い、酔いに悩まされることもなく倉敷到着。山陽本線に入ってしまえばカーブの少ないので安心です。
 定刻より2分遅れて岡山に入線しましたが、無事に後の列車に乗り継ぐことが出来ました。

 登場から40年以上経つ系列でもあり、シートは交換され、デッキの高さも数cm上げてあり、座席の間隔が広げられたことから空調ダクトに当たる席は通常2列+2列のところを1列+1列の配置になっています。窓のない場所で座席は通路に寄せてあるので変な感じ(この席に座った)。

 なお、その後に導入された振り子式車両は、いずれもAPSやGPSで車両の位置を感知してカーブに入りながら徐々に車両を傾ける制御式振り子を採用しているので、それと知らなければ特に車体の傾斜を感じることなく乗れてしまいます。
posted by ふくだ at 23:52| Comment(0) | 地図と地理と遠出
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