2019年05月23日

近つ飛鳥風土記の丘

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 近つ飛鳥博物館は近つ飛鳥風土記の丘の中にあります。
 ここは一須賀古墳群を史跡公園として整備したもので、園内には102基の古墳があり、うち40基が遊歩道のそばに公開されています。もともとは200基ほどの古墳があったのですが、住宅造成で失われ、中心部を大阪府が買い上げて整備したものです。よくぞ残してくれたものだと思います。

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 一須賀古墳群は6世紀中頃から7世紀前半にかけて築造された群集墳で、大半は直径10〜20メートル程度の円墳。10メートルと聞くと大きいようですが、浸食などで墳丘の大部分は失われ、山の斜面や稜線にあるので、分かりにくいものも多いです。石室が露出しているものも多く、それで古墳と分かるような状態。
 中にはこんもりとした盛り土の真ん中が凹んでいるだけで、もしかしてこれ石室の跡かとようやく分かるようなものも。

 それにしても墳丘は周りの土砂を利用して築けばよいとして、石室の石材は麓から運び上げるしかないわけで、どれだけの労力を注ぎ込んだものかと思います。

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 一須賀古墳群中最大級のD4号墳。直径25m、高さ2.3mの円墳で大きな横穴式石室が完存していて、中に入ることが出来ます。この日は5月にしては暑い日でしたが、石室の中はひんやり。石材はどうも花崗岩のようでしたが、どこから運んできたのやら。

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 近つ飛鳥風土記の丘には二箇所の展望台があります。第二展望台からは聖徳太子陵や推古天皇陵の方角が見えるのですが、枝葉が生い茂ってよくわからず。でも王陵の谷と呼ばれる、飛鳥時代初期の王墓が密集する里の雰囲気は伝わってきます。
 第一展望台からは遠く堺の大仙陵古墳まで見えるそうですが、こちらはモヤでよく分からず。あべのハルカスや大阪市街のビル群は見えているので、見晴らしがよいのは確かなのですけれども。
 眺めについては秋冬のほうが楽しめそうです。
posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | 地図と地理と遠出
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