2019年05月23日

大阪府立近つ飛鳥博物館

20190523chikatsuaska005.jpg
 飛鳥というと奈良の飛鳥(大和飛鳥)を思い浮かべますが、大阪にも河内飛鳥という地名があります。別称「近つ飛鳥」。当時の難波宮を起点に、手前の河内飛鳥を「近つ飛鳥」、奥の大和飛鳥を「遠つ飛鳥」と呼んだとされています。

 大阪府立近つ飛鳥博物館は一須賀古墳群を整備した近つ飛鳥風土記の丘にあり、近つ飛鳥から大阪府下の範囲の古墳時代を中心にカバーする考古系の博物館です。

20190523chikatsuaska006.jpg20190523chikatsuaska015.jpg
 地下フロアの中央に鎮座する大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)の1/150模型。
 これだけ見に来てもいいくらいの迫力です。1/150スケールは鉄道模型のNゲージと同じなので、人形も多く市販されています。おそらくそれを活用したものだと思うのですが、古墳の周囲には働き、生活する人々が豊富に配置されて、活きた模型になっています。
# 1/150だと身長170cmの人が11.3mmになります。ほぼ虫眼鏡クラス。

20190523chikatsuaska011.jpg20190523chikatsuaska009.jpg

20190523chikatsuaska012.jpg20190523chikatsuaska014.jpg
 墳丘と陪塚は現状からの推定復元ですが、周囲の住居や豪族の館、工房などは、当時の雰囲気を伝えるために模型の中に配置したもの。豪族の館はどこかで見覚えあるなと思ったら、群馬の三ツ寺遺跡を参考にしたそうです。

 古墳の築造の様子や工房で窯に火が入れられる様子、狩りや行列や何かの儀式やら、いろいろ詰め込まれていて、みていて飽きません。

20190523chikatsuaska007.jpg20190523chikatsuaska003.jpg
 もう一つは古墳の石を運ぶのに使われたと推定されている木製のソリ「修羅」。
 藤井寺市で発掘されたもので、復元品に石を載せて引く再現実験が行われたのをTVで見た記憶があります。
# 再現実験は1978年のことなので、リアルタイムではなくて、後日に歴史番組で見たのでしょう。

20190523chikatsuaska004.jpg20190523chikatsuaska022.jpg
 建物は安藤忠雄氏の設計ですが、公共交通機関で行くと裏口のような方向から着いてしまいます。結局、全貌はみていないまま。

20190523chikatsuaska001.jpg20190523chikatsuaska018.jpg
 館内のカフェで食べた「古墳パフェ」。スプーンが発掘する気満々。最近は考古系のグッズもバラエティーに富んでいるようで、古墳クッションとか古墳マスキングテープとかどういう需要があるのか。

20190523chikatsuaska019.jpg20190523chikatsuaska020.jpg
 ユルいものがある一方で漢委奴国王印の24金メッキ原寸大レプリカとか、現物から型を取った和同開珎のレプリカとか、個人の家に置いてどうするのでしょう。いや金印は欲しいかも。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 博物館や美術館
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。