2019年05月16日

地球から見たスペースコロニー

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 人類が、増え過ぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に、半世紀が過ぎていた。地球の周りの巨大な人工都市は、人類の第二の故郷となり、人々は、そこで子を産み、育て、そして死んでいった。
「機動戦士ガンダム」冒頭ナレーション
 アニメーション「機動戦士ガンダム」が放映されたのは1979年で、2019年は放送開始40年になります。宇宙移民者の独立戦争が物語の背景にあるのですが、その人工都市がスペースコロニーです。

 劇中に登場するのはジェラード・K・オニールが提唱した「アイランド3」と呼ばれるタイプで、巨大な円筒の内側に人工の地面をつくり、円筒の回転による遠心力で模擬重力を得るものです。
 地球と月の重力が均衡するラグランジュ・ポイント付近の軌道に設置されるので、地球からの距離はおよそ月と同じ。コロニーの大きさは諸説ありますが(長期にわたる作品なので設定にブレがある)、今回は直径6km、長さ36kmとしました。

 月面で言えばティコ・クレーターの直径が約85kmなので、スペースコロニーも小さな望遠鏡で十分見える大きさです。スペースコロニーの反射能が地球と同じとすると、単位面積あたりでは月の3倍明るいので、天体観測のじゃまになりそうです。
 40基くらいのスペースコロニーが群れで設置されるので、影響は現在の静止衛星の比ではありません。

 スペースコロニー内部への採光は巨大なミラーで行います。このためコロニーは常に太陽方向を向いて回転するようになっています。
 地球から見て満月方向にあるときは、ミラーに反射した円筒内部の地面が見えるはず。一方、コロニーを横から見る半月方向にあるときは、光が当たる面があまり見えないので、意外に暗いかもしれません。
posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | 雑記録
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