2018年11月21日

姫路科学館「HORIZON」

 姫路科学館にて「HORIZON〜宇宙の果てにあるもの」観てきました。姫路科学館はドームが大きくて、かつリニューアルされて間もないので映像もきれいです。
 冒頭の天文台のドームがゴゴゴっと開きスリットから星空が垣間見える場面から、心を鷲掴みにされました。

 前半、宇宙の果てを押し広げてきた天文学者のエピソードが積みあげられていくのですが、膨張宇宙論を提唱したルメートルにスポットを当てているのは慧眼。まさか今年になってハッブルの法則にルメートルの名も冠されることになろうとは、監督の上坂さんも思っていなかったでしょう。

 天文学上の重要な場面やエピソードがたくさん描かれているのに、セリフやナレーションは物語のテンポに合わせた最小限に留められています。多少の知識があれば「あの場面か!」と膝を打つシーンばかりで、説明ゼリフがないのはもったいない気もします。その意味で大人向けといえるかもしれませんが、でも興味があれば好きな子ならついてくる。何でもかんでも一から説明する作品ばかりでなくてもいいのですし、そういう番組が出てきたのはフルドーム作品の幅というより深みを増す意味でも喜ばしいことです。

 現在、姫路科学館で上映されているのはショート版なので、いつかフルバージョンもドームで見てみたいです。

 一般投影のテーマは「日本の巨大望遠鏡」。星空解説の間に心地よくなってしまい半分くらいしか記憶がありません。しまった。ドームスクリーンをフルに使ってすばるやTMTの主鏡の大きさ比べをしたり面白かったのに…うう、残念。

 姫路の投影機はコニカミノルタ・インフィニウムαNEO。従来のインフィニウムαを光源をLED化するなどして「近代化改修」した投影機です。星の数は兵庫県内の空の暗い場所で見る星空よりちょい多め。ドーム径が大きいのと、星の等級差が実感に近いので、実際の星空の雰囲気をよく再現しているプラネタリウムだと思います。

 3回連続で投影を見たのですが、さすがに顔を覚えられて、3回目は「またHORIZONですけどいいですか?」と確認されてしまいました。姫路は一回見るごとにプラネの料金かかりますから、念のため確認してくださったのかもしれません。
# 明石だと朝から晩まで出入りしても何も言われない……
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | プラネ/天文台/科学館
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