2018年06月02日

講演会「登ろう・楽しもう・山城歩き」(兵庫県立考古博物館)

 講師は西股総生氏。
 城郭研究家としてゆるいものから硬いものまで多くの著作があり、時には筆鋒鋭い印象をもっていたのですが、ご本人は雰囲気の柔らかい方でした。

 最近のお城巡りブームや山城の魅力といったライトな話からスタートした講演会ですが、後半は縄張りを理詰めで解き明かすモードに突入。
 なるほどと思ったのは、お城は意外に少ない人数で守っていたこと。大規模な遺構を見ると「さぞかし大きな勢力の築城者だったのだろう」と思いがちだが、大規模な土塁や空堀で攻撃側のポイントを限定することで、むしろ少人数での守備が可能になる。大量の土木工事も時間をかけて備えることができる。というお話。
# 中世城郭は意外に広大なものが多く、パット見、この土塁全体に守備兵を並べると何人必要なのだと思いがちなのです。

 実は講演会の始まる1時間半前に博物館に着いて、先に展示をみようと思っていたのですが、すでに長蛇の列。
 もともと120人を予定していた会場に椅子を追加して180人にして、それでも満杯で会場の外に椅子を並べてモニタで中継って、どんな人気ぶりなのか。

 お客さんは年配の方が多く、男女比も男性が8〜9割という客層でしたが(前の方に座っていたので見えた範囲で)、それでも少し前は女性がお城めぐりするなどほとんどなかったそうです。

 確かに最近は本屋でもお城の本を見る機会が増えましたが、私の思っている以上に、お城は注目を集めているようです。
posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | お城
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