2017年03月11日

赤道儀導入検討中 その2

AP AP-WM PM-1 EQ-3 GOTO EQ-5 GOTO Advanced-VX
赤経微動 全周微動
歯数:144枚
全周微動
歯数:144枚
全周微動
歯数:144枚
全周微動 全周微動 全周微動
赤緯微動 全周微動
歯数:144枚
全周微動
歯数:144枚
全周微動
歯数:112枚
全周微動 全周微動 全周微動
自動導入 非対応 非対応 非対応 対応 対応 対応
極軸望遠鏡 別売 組込済 内蔵 -(PA付) 内蔵(PA付) 別売
モータードライブ 別売(両軸対応) 両軸付(PEC付) 赤経内蔵(赤緯非対応) 両軸付 両軸付 両軸付(PEC付)
電源 - DC5/6V(単三4本/USB) DC6V(単三4本) DC12V DC12V DC12V3.5A
搭載質量 約 6kg 約 5kg 約 5kg 約5.5 kg 約 9.1kg 約13.6kg 
本体質量 3.6kg(ウェイト別) 4.2kg(電池・ウェイト別) 5kg (ウエイト、シャフト別) 7.7kg
ウェイト 1kg 1kg 1.4kg 3.4kg+1.8kg 5.1kg+5.1kg 5kg
システム総重量 約7.5kg (約9kg) 約16kg 21.8kg 約21kg
その他 GP互換 GP互換
実売価格 68,000円
(三脚付86,700円)
三脚付148,000円 214,000円
(三脚付272,000)
三脚付79,800円 三脚付89,800円 三脚付95,048円

 検討中の機材のカタログスペックを並べてみました。
 こうしてみると、国産のビクセンAPやタカハシPM-1と、海外製スカイウォッチャーEQ-3 GOTO、EQ-5 GOTO、セレストロンAdvanced-VXではコンセプトが違うことがわかります。

 EQ-3はビクセンスペースギア赤道儀、EQ-5はビクセンGP赤道儀のコピー品、Advanced-VXも先代のAdvanced GTはGPD赤道儀のコピー品で、その発展系。
 EQ-3/EQ-5は両軸モーターを装備した自動導入機が主力。本体の作りはしっかりしているという人もいれば、粗さが目立つという人もいます。ギアの精度はモータードライブの制御でフォローして、実用上は問題ないレベル。というか電子化は国産品より進んでいる気もします。搭載重量の大きいEQ-5はオートガイダーと組み合わせて星野写真撮影に使われ、検索するとユーザーのレビューも多く見つかります(トラブル体験談もそれなりにある……解決はしているようですが)。
 EQ-3/EQ-5のオプションパーツはGP/GPDにも付けることが出来るので、これを利用してGP/GPDを自動導入機にする人もいるようです。

 ビクセンAP赤道儀はGP赤道儀の後継のような位置付けですが、何でも屋だったGPに比べて、軽量コンパクトな作りです。GP時代は20cmシュミカセまで載せたセットがありましたが、APでは13cm反射まで。ケーブル類もすっきりしてますし、ポルタ経緯台の延長で気軽に持ち出して使うことを意識しているのだと思います。
 電源がDC6Vなのは地味に大きな変化。GP系のDC12Vだと何kgもある大きなバッテリーを用意する必要がありますが、APは単三4本またはモバイルバッテリーからの給電も可で、荷物をぐんと軽くすることが出来ます。代償としてモーターの高速回転が出来ないため、自動導入には(公式には)非対応。割り切ったといえば割り切った感じ。

 タカハシPM-1赤道儀は同社のP-1赤道儀の後継的な位置付けですが、システム化され、オプションパーツを介してポタ赤や経緯台、片持ちフォークマウントまでの組み換えも可能。電源はDC6Vで単三4本。モータードライブは赤経のみで、APよりさらに割り切っています(PM-1の方が発売は早いです)。

 EQ-3やEQ-5は車に載せて移動して自動導入も活用しながらグイグイ振り回して使うのに対し、APやPM-1はお気軽観望や荷物量を押さえた遠征にも対応したシンプルな赤道儀ということになりそうです。

posted by ふくだ at 23:45| Comment(2) | 機材
この記事へのコメント
昔は、天体写真の長時間露出をするために赤道儀は、高精度を求めて来ましたが、最近のデジタルカメラは高感度(低ノイズ)で星雲・星団が比較的、短時間で撮影出来るようになっています。撮影場所にもよりますが、赤道儀で、3分ぐらいのノータッチガイドが出来れば天体写真撮影も結構楽しむ事が出来るでしょう。自動導入の精度も、据え付け時のアライメントをしっかりすると、後は楽に導入出来るようです。
Posted by 伊藤和幸 at 2017年03月23日 00:14
星雲・星団の撮影もフィルム時代に比べればずいぶん手軽になっているのですね。

基本は自宅近辺で空の開けた場所に担いで使うことが多いので軽めの機材を想定しているのですが、遠征時にはミニボーグでの直焦点撮影も挑戦してみようかと思っています。

まずは極軸望遠鏡の使い方からおさらいしなければ!
Posted by ふくだ at 2017年03月23日 07:56
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