奈良の秋恒例の正倉院展。3年連続3回目の見学。正倉院はかつて東大寺の蔵でしたが、明治時代に皇室に移管され、現在は宮内庁が管理しています。毎年秋に収蔵物の虫干し(曝涼)が行われ、その際に60〜70点ほどの品物が奈良国立博物館で展示されます。
2週間の期間中に20万人以上が訪れる大人気の展示。ちなみに明石の天文科学館の年間入場者数が十数万人。恐るべし。
今年の目玉は「漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)甲」「平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)」、「鳥毛帖成文書屏風(とりげじょうせいぶんしょのびょうぶ)」あたり。
メインの「「漆金薄絵盤」は並んで最前列から見ましたが、溜息つくばかりでした。
「平螺鈿背円鏡」は地にラピスラズリの小片が埋め込まれているのですが、これは双眼鏡でも持って行かないとわからないレベル。ラピスラズリはアフガニスタンでしか産出しないので(少量ならほかでも採れるそうですが)、はるばる西域交易路をたどって日本に持ち込まれたことになります。
今回は混雑する時間を避けたつもりだったのですが、団体のお客さんが立て続けに入ってくるタイミングと重なってしまい、中で人混みに揉まれてしまいました。来年はもう少し工夫しよう。