2020年04月28日

小惑星リュウグウ 1/5000 ペーパークラフト

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 小惑星リュウグウのペーパークラフトを組みました。スケールは1/5000。1cmが50mとなります。
 型紙作成は@moffmiyazakiさん。日本プラネタリウム協議会が公開している3Dモデルをペーパークラフト用にアレンジされたものです。

・型紙はこちら→https://drive.google.com/file/d/1-1npob9_bsW8lPJf4BMuSMMnzxE08UMY/view

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 小惑星リュウグウは岩だらけのゴツゴツした姿なのですが、そこまでペーパークラフトで模型化すると誰も組めないものになってしまうので、工作しやすい大きさの面で多面体になるように設計されています。とはいえ型紙は三角形の組み合わせで、組んでみるまでどこがどういう形になるのか想像がつきません。

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 丁寧に折り目をつけながら組んでいけば難しくはないのですが、最後の頃になると手が内側に入らなくなるので、糊代を押さえるのがちょっと大変。

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 ということで完成です。
 リュウグウはだいたい直径1kmくらいの小惑星なので、1/5000だと20cmになります。最初の写真は同スケールでプリントした大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)と並べたもので、天体としてのリュウグウがいかに小さいかが分かります。

 作例写真の角度があまりよろしくないのですが、リュウグウの特徴である算盤玉のような形がきちんと再現されていて、はやぶさ2のタッチダウンや人工クレーターのポイントを書き込んだら面白そう。

 以前ならこうした立体物を手にするにはペーパークラフトは最適な手段でしたが、現在は3Dプリンタが普及してきて、本格的に工作を趣味にしている人なら個人で持っている人もいます。

 初代はやぶさが探査した小惑星イトカワの模型は職人の手作業で作った高価なものしかありませんでしたが、科学館でも3Dプリンタで出力したリュウグウを展示している所が多く、時代が進んだことを実感します。

 一方で3Dプリンタで大きなものを出力すると時間もお金もかかるので、手軽に大きなものを作るなら、ペーパークラフトはまだまだ有効な手段です。これも表面に軽量紙粘土や発泡スチロールを砕いたものなど貼り付けて黒スプレーを吹けば、それなりに雰囲気のある模型になると思います。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2020年04月27日

昼間の金星

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2020年4月27日16:54(神戸市垂水区)
ボーグ77EDII+1.4倍テレコンDG(D=77mm,f=714mm)+NikonD5500。
ISO400、1/1250秒露出。

 金星の最大光度が近いので、昼間の金星の観望にチャレンジしました。
 この日は月が近くにあり、目印になるので探しやすいはずなのですが、雲のある空。双眼鏡では確認できたのですが肉眼では見えませんでした(太陽を見ないように日陰で観察しています)。

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 望遠鏡では割と簡単に写るのですが(視野に入れる方が大変)、露出時間が1/1250秒とか天体写真とは思えぬ高速シャッター。2枚めは中央部をトリミングしたもので、三日月型の姿がはっきりわかります。
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iPhone SE→iPhone SE(第二世代)

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 久々に携帯電話を変えました。iPhone SEから第二世代のiPhone SEです。
 片手で持てる・使えるということで長らく第一世代のSEを使ってきましたが、近距離の合焦が困難になるお年頃で、大きめの画面への抵抗も薄らいできたところに第二世代SEの登場です。丸4年引っ張ったのだからがんばった。一番最初に手にした4Sなんか2年しか使わなかったんだもんなぁ。

 2011.10 iPhone4S 32GB
 2013.10 iPhone5s 32GB
 2016.06 iPhoneSE 64GB
 2020.04 iPhoneSE 128GB(第二世代)

 さて第二世代SE(以下、新SE)、予約開始当日に発注して、26日に到着。
 データ移行はPCのiTunes経由で行おうとしたのですが、iPhone同士でBluetooth経由でデータ移行するアプリも同時に起動。待って待って待って。
 iTunesでのデータ移行はiOSのバージョン違いで停止。確認すると旧SEは最新版になっていて、まさかと思ったのですが、届いたばかりの新SEのiOSをアップデートです。
 そのあと物は試しとBluetooth経由のデータ移行に挑んだのですが、3度ほどトライしていずれも失敗。
 結局は地道にiTunes経由の復元でデータ移行しました。

 さてあとはSIMカードの差し替えですが、新SEは「圏外」の表示が出たまま。あれ?
 検索して分かったのが、auではiPhone7以前の3G対応SIMは現行のiPhoneと互換性がないということ。

 というわけで、ショップでSIMカードを更新。機種変更手数料もかかりました。
 ちなみに新しいSIMカードは旧SEでは使えません。旧SEは下取りに出しても2,000円にしかならず、予備機として手元に残したのですが、残念。

 料金プランも変更になり、こちらは従前より1,000〜2,000円ほど安くなる見込み。とはいえ番号指定の無料通話(同一キャリア内)などいくつか使えなくなったサービスもあります。通話に関してはアプリを使うようにすれば、あまりこだわる必要もないのかも。
# キャリアメールもすっかり使用頻度が下がりましたし、もはやauでないといけない理由がない……

 さて新SEですが、4.7インチはギリギリ片手でもほとんどの動作はなんとかなる大きさ。アプリの起動は体感で早くなりました。ただ以前のような新機種購入時のワクワク感はもはやありません。新しくできるようになったことがあるわけでなし、ある意味、すっかり生活の道具となりきった感があります。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 雑記録

2020年04月15日

広島城 1/300 ペーパーク(ファセット)

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 2019年12月に広島城を見学したのですが、その際にミュージアムショップで売っていたので購入したもの。1/300の統一スケールで全国各地の天守を模型化しているファセットの製品。
 通販で買えるのは知っているのですけど、現地で見たら購買意欲をそそられてしまうのはよくあることです。

 広島城天守は明治維新を切り抜けて旧国宝に指定されていた建物です。映画「この世界の片隅に」の冒頭で、主人公のすずが広島市街にお使いに行く場面にも出てきます。しかし1945年8月6日に原爆で倒壊。炎上したとか爆風で吹き飛ばされたと紹介されることもあるのですが、近年の研究で、爆風で低層階が破壊され、上層階を支えきれなくなって倒壊したと推定されています。戦後に外観復元され、中は博物館になっています。歴史系のしっかりした展示で見応えがあるのでおすすめです。

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 早速さくさくと組んでいきます。広島城は四角い平面なので工作は比較的簡単かと思っていたのですが……

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 低層階は不等辺四角形なのです。広島城は毛利輝元(毛利元就の孫)による築城で、豊臣秀吉の天下がほぼ定まった1589年から工事が始まっているのですが、この時期でも石垣を長方形に築いていないのです。
 不等辺四角形のまま立ち上げて、中層階で長方形に整えられています。姫路城と同じ後期望楼型と呼ばれる作りです。

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 まずは素組み完成。広島城天守は秀吉が京都に建てた聚楽第天守を模したとも言われています。端正な五層天守ですが、豪華というより質実な印象の建物です。唐破風を使わずに大入母屋と千鳥破風の装飾で、端正過ぎる印象すら感じます。

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2020年04月13日

岡山城 1/300 ペーパークラフト(ファセット)

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 お城の模型というと童友社のプラモデルがまず思い浮かびます。スケールはバラバラですが天守周りの見栄えのする部分をディフォルメして台座に収めた息の長いキットです。ご近所では尼崎城を地元企業でキット化しようという動きもあります。今のところシャチホコだけ先行製品化しています。

 素材を違えて気を吐いているのがファセットのペーパークラフト。1/300の統一スケールで現存復元問わず、全国各地の天守を型紙にしています。
 以前に高知城を組んだことがあるのですが、なかなかの出来栄えで、他の物も作ってみようと岡山城を選びました。元の天守は第二次大戦で焼失して戦後の復元建物ですが、なかなか姿の良い望楼型天守なのです。

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 キットは印刷済の型紙で提供されていて、切れ目は入っていません。ペーパークラフトでは予め肩を抜いた状態で提供されるものもあるのですが、どうしても誤差が出るため、精密を要するものは製作者が切り抜いたほうが精度が出るのです。
 ペーパークラフトはネットでデータを提供する形もありますが、この場合はどのような紙が使われるか分からないため、紙の厚さの分の狂いが出る可能性があります。予め印刷済みのキットなら、型紙製作者で紙厚までコントロールした型紙を設計できるので、いろいろバランスが取れるのです。
# 紙の厚さを計算していない型紙、多いんですよ。

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 岡山城天守は初層平面が不等辺五角形、二層で不等辺六角形になり、三層で長方形になります。よくもこんなややこしい建物をつくったものです。織田信長の安土城天守は初層が不等辺七角形で、岡山城天守はこれを模したのではないかという説もあります。
 ちなみに江戸時代の初期までは石垣をきれいな四角平面に積み上げる技術がなく、四角い天守でも初層二層は不等辺四角形で上層階で長方形に修正する形がふつうで、姫路城大天守も初層は台形平面です。

 岡山城天守には北側に塩蔵と呼ばれる付櫓が付いています。もともとの入り口はこちらにありました。再建天守は地階に入り口が新造され、旧天守との外観の差異になっています。

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 石垣も紙で組むのでこんなんです。長辺と短辺の差が大きい建物だということもよく分かります。
 しかしなんでわざわざ五角形の天守台にしたのでしょうね。

 建物を乗せると無事に完成。特に隙間ができることもなく、型紙の精度の良さに感心します。
# 実は前に作った高知城は、私の工作がまずくて糊代と建物がズレてしまい…なんとかごまかしました(汗)

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 基本的には紙だけで完成なのですが、ここからひと手間。
 ジオラマ用の草を表現するパウダーや樹木を表現するスポンジで、天守周りを緑化します。ついでに川も緑がかった青で塗り直し、木工用ボンドを薄く塗って光沢を出し、水面の表現をします。

 ということで、岡山城天守、完成です。いやあ、お城っていいものですねぇ。
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2020年04月11日

背山散策路

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 買い物に行くのに一駅歩くことにしました(山越え)。
 塩屋団地の脇の桜ではアブがお食事中。桜の蜜をストレートとは贅沢だな、お主。
 国境線を越えると大変なことになるので、慎重に道をたどります。
# 国有地の境界標だと思います、たぶん。

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 今年は桜が咲いてから冷え込みが続いたので、長い期間、花を楽しめています。でもそんな間にも、山の木々の新緑が目立つようになってきました。

20200411sumahaizan007.jpg 旗振山頂は休憩を取らずに通過。ピークを過ぎたところに大きな赤い花をつけた樹があるのですが、はて、何の種類やら。

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2020年04月09日

神戸夜桜

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 今日の夕方にも国際宇宙ステーション(ISS)のパスがあり、いい具合に明石海峡大橋の上空を通過しそうなので、三脚担いで旗振山まで散歩してきました。

 ただISSの通過は日没20分後。まだ薄明が残る空で、どれだけ暗くなっているかは見当がつきません。
 見える星といえば金星とシリウスだけ。ISSの通過経路は事前に確認してオリオン座のまん真ん中を突っ切るのは分かっていたのですが、肝心のオリオン座が見えません。金星の位置から大まかにカメラを合わせましたが、思ったよりも高いところを通過していきました。
 ギリギリ画角に入ったかどうか、と思って確認すると、そもそもISSが写っていません。空が明るいので露出時間を切り詰めたのですが、切り詰めすぎてISSが写りませんでした。ありゃ。

 後ろを振り返ると、夕闇に沈む神戸市街に明かりが灯り、夜桜をほのかに浮かび上がらせています。
 わざわざ夜に登ることはないので、長いこと住んでいるのに初めて見る景色。

 こんな日もあるさとファインダーを覗いてパチリ。三脚を担いで下山しました。
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2020年04月08日

須磨山上から離宮道

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 須磨の役所まで徒歩にて(旗振山経由)。思いっきり春霞の空。

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 須磨浦山上遊園の桜は枝垂れ桜が満開、ソメイヨシノはピークを過ぎて葉桜になり始めていますが、まだまだ見ごたえがあります。

20200408suma009.jpg 旗振山頂から神戸市街。こちらは葉桜が目立っていますけど、若々しい緑色もまたよいものです。

 このあと鉄拐山は迂回して高倉山から高倉台へ。
 高倉台から神戸女子大の前を通って離宮公園までの道が6車線の道路で、山道を楽しんだ身にはただの苦行。

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 道路の脇にきれいな堰堤がありました。上流側は公園のようになっています。修景のために表面に木材が貼られているのですね。六甲山系は風化した花崗岩で崩れやすいので、あちこちに砂防ダムがあり、こうして人知れずに街を守っています。

 道の西側に円形校舎が見えてきました。市立北須磨小学校。今も円形校舎が残っている学校は少ないはず(塩屋小学校には六角形を組み合わせた柱状節理みたいな校舎があるのですけど)。

20200408suma012.jpg 最後の最後は松並木が続く離宮道。家から2時間ほど歩きました。
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2020年最大の満月

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2020年4月8日0時35分(神戸市垂水区)
ボーグ77EDII+1.4倍テレコンDG(D=77mm,f=714mm)+NikonD5500。ISO400、1/400秒露出。

 4月7日から8日にかけての晩の満月は2020年で一番大きな満月でした。
 月は地球の周りを楕円軌道で回っていて、地球に一番近づくところで満月になると大きく見えます。といっても、空に出ている満月は比較対象がないので、肉眼で見ても分かるほどの違いはありません。
 半年ほど先の10月31日に「2020年で一番小さな満月」が見えるので、そのときに写真を撮り比べると、違いが分かります。

 詳しい解説は名古屋市科学館のサイトのものが素晴らしいのでリンク貼っておきます。
月が大きく見えるわけ_2020名古屋市科学館
# このブログにもリンクが張ってあるので探してみましょう(^_^)
posted by ふくだ at 07:45| Comment(0) | 星空観望

2020年04月07日

明石市営バス・旧観光車塗装車 1/150(バスコレ再塗装)

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 明石市営バス旧観光車塗装車です。
 明石海峡大橋と海峡の波を抽象化した意匠で、左右の側面と後面、そして屋根上に135°Eのロゴが入っています。子午線の街を全身でアピールしている姿で、こちらも作るしかありません。
 車体に貼り付けたデカールは前回の天文科学館塗装車と同じく@akscb_odori_koさんのサイトで公開されているものです。
市バスの走る街 明石市営バス 私設サイト>明石市営バス バスコレクション(バスコレ)

 素体はトミーテックが販売しているバスコレクションという1/150スケールのバス模型の東武バスを使っています。

 この塗装の路線バスは2台あったのですが、モデルになった車両は山陽バスに移籍後、2019年に引退したそうです。明石市営バスは2012年3月に運行を終了していますが、車両は2005年に導入したものが最後で、すでに15年目に入っていることもあり、累積走行距離によっては更新時期を迎え始めてもおかしくはありません。

 2台めということで窓枠の黒塗装やデカール貼り自体は順調に進んだのですが、最後の最後、トップコートを吹く段でしくじりました。スプレー缶の残量が少ないのを気にして、うっかり一気に厚塗してしまったのです。これをやると模型の表面全体が白く濁ったようになってしまい、後で薄め液を塗って白濁部を溶かして修正しましたが、完全には直しきっていません。眼視で見るとさほど気にならないレベルにはなりましたが、写真に撮ったら一目瞭然(大汗)。

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 さて「旧観光車塗装」というのは、明石市バスは貸切バス事業をしていたこともあって、その塗装がこの柄でした。
 明石市立天文科学館の野外天体観測会で何度もお世話になりましたが、バスに惑星の名前が付いていたのが星好きには嬉しかったです(2003.7.19撮影)。この写真は「きんせい」ですが、他に「どせい」に乗ったのを記憶しています。当時はすでにデジカメの時代でしたが、今ほど何でも写真に撮る習慣がなくて、手元の写真はこの2枚しか残っていません。

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 左の写真は明石市営バスを3台並べたところ。一番奥が標準塗装車です。
 右写真は移籍先のバスと並べたところ。山陽バスと神姫バス、地元のバスだからとお迎えしておいた車両がやっと日の目を見ました。こうして見ると路線バスの車両も、屋根だけでも全部パターンが違います。うっかり適当な車両で作らなくてよかった……
posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具