2019年08月25日

高崎市少年科学館プラネタリウム

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 見せてもらおうか、高崎のプラネタリウムの投影とやらを。
 ということで、高崎市少年科学館プラネタリウムへ行ってまいりました。Twitterのプラネファン界隈で根っからの投影機ファンとして知られる @ms20fun さんがおすすめしていたので、これは一度は行かずばなるまいと。

20190825hachigata_takasaki109.jpg というか、一般番組のタイトルで既に驚いてます。「摩訶不思議(マジカル)なプラネタリウム」。なんだこれは。

 そして投影は、ぶっ飛んでました。すごくぶっ飛んでました。
 オートプログラムで投影機をぐるぐる回しまくって、声と音楽の演出で盛り上げるだけ盛り上げる。サイエンスとエンタメの境界線を走りながら、しっかりサイエンスに踏みとどまる。なんというノリのオリジナル番組作ってるんだここは。ちょっと感動しました。
 最近は生解説と全天周映像プログラムを組み合わせる投影が主流ですが、高崎の今回は生解説なしで光学式投影機中心に40分間突っ走るオリジナル番組。素晴らしかったです。
 まだまだ知らないプラネタリウムの世界がまた一つ。いやあ、楽しかった。

 高崎市少年科学館は文化会館の2階に入っていて、展示は無料。青少年でなく少年ということで、低学年向けの設定の展示です。一方でプラネタリウムは濃い内容のプログラムを投影しているのですから、見かけでは分かりません。
# ファミリー向けと一般向けで番組を切り替えられるというのもあるのでしょうけど。

 Webや新聞などでプラネタリウムを紹介する記事はたまに見かけるのですが、取り上げられるのはどうしても大都市の館に偏りがちです。みんなが行きやすくて一定以上の質も保たれて、かつ取材者も足を運びやすいとなると、そうなりやすい事情も分かります。毎日5回も6回も投影を行っている館はプラネタリウム全体の中では少数派で、平日は夕方一回のみとか、土日しか投影がないという館も少なくありません。
 地方で高い質の投影を行っているところは見過ごされがちなのですが、高崎が面白いぞという情報が入るのがSNS時代ということなのでしょう。
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高崎城(群馬県高崎市)

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 高崎市街の真ん中に高崎城があります。
 伝承では元になる和田城は平安時代よりあったとのことですが、現在の高崎城が築かれるのは徳川家康の江戸入府後、徳川四天王の一人、井伊直政による築城です。直政はもともと高崎より10kmばかり北にある榛名山麓の箕輪城に入るのですが、家康の命で交通の要衝である高崎への移転を命じられたのでした。

 土塁と濠に囲まれた平城で、明治以降は陸軍の駐屯地として利用されたため、城の中心部は均されて平地となり、最外郭の三の丸の土塁と濠のみが残っています。

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 高崎城の建物は乾櫓と東門が残っています。いずれも明治後に城下の農家に払下げられたものを三の丸に再移築したもの。
 乾櫓は本丸北東にあったもので、櫓の石垣は移築時に模擬で積んだもの。これを納屋として使っていたそうですが、相当目立つ建物だったのではないでしょうか。
 東門は三の丸の出桝形と呼ばれる突出部にあった門とされています。こちらは城下の名主の家に移築されて門として使っていたそうです。
 しかし払下げの建物がよく残っていたものです。
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鉢形城(埼玉県寄居町)

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 鉢形城は荒川と深沢川の合流点の台地の上に築かれました。
 北の荒川・南東の深沢川とも10m近い断崖の天然の堀となっていて、地続きの南西に土塁と空堀を何重にも重ねた堅城です。

 長尾景春の築城ですが、のちに後北条氏の重要拠点となり、北条氏康の四男・北条氏邦が城主となります。1590年の小田原の役では上杉・前田らの北国勢3万の包囲を受け、3千の城兵で籠城しますが、一ヶ月後に城兵助命を条件に開場。城主の北条氏邦は出家しますが、のちに前田家の客将として後半生を過ごします。

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 最外郭の馬出し。現在は諏訪神社が鎮座していますが、周囲を土塁と深い空堀で囲んで、三の曲輪の馬出しになっています。方形の角馬出しと言われる形式で、後北条氏の城によく見られる形態。

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 三の曲輪の虎口。
 三の曲輪はいくつかの段になっていて、発掘調査の結果、伝秩父曲輪と呼ばれる北側部分は屋敷地が検出されています。現在は門や庭園が復元されています。この門の建物は虎口ではなく城内の屋敷の門。

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 三の曲輪の土塁は内側を石垣で補強してあります。これも発掘調査に基づくもの。

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 三の曲輪南側の伝逸見曲輪。小さな段の曲輪に分かれていて、馬出しもあります。一面の草むらになっていて、季節柄、丈が伸びているので散策中に現在地ロストしました。もし攻城側なら討死です。

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 二の曲輪と三の曲輪をつなぐ馬出し。こちらも角馬出しです。
 鉢形城は三の曲輪が上流側、本曲輪が下流側にあるので、標高は西の城外が高く、三の曲輪→二の曲輪と低くなっていきます。現存する馬出しの土塁と三の丸の地面がほぼ同じ平面で、かつての土塁はもっと高かったとはいえ、地形は守城側に不利です。馬出しの堀は鋭く深く、土木工事で防御力を高めた様子が垣間見えます。

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 二の曲輪の土塁と空堀。当時の土塁の高さが分からないので、高さ控えめの整備がなされています。
 発掘調査に基づいた保存復元は好感を持てます。

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 東西に長い本曲輪は南北2段に別れていて、北側の川沿いのほうが標高の高い伝御殿曲輪、南側の低いほうが伝御殿下曲輪。伝御殿曲輪は高台で、三の丸と同じくらいの標高があり、よく古い状態を保っています。伝御殿下曲輪は車道が貫通して現代の建物や施設も点在しています。実は学生の頃にこの道を通り抜けたことがあり、チラホラ見える遺構を見ながら、ここが鉢形城かと心躍る思いをしたのを思い出しました。
 最初の鉢形城はおそらく本曲輪の範囲のみで、陸続きの西へ向かって次第に城域が拡大されていったのでしょう。

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 本曲輪の東にある笹曲輪。現在は寄居駅から荒川を渡る橋が取り付いています。公園のように整備されていて、平地には鉢形城の地形と縄張りを再現した模型があります。
 鉢形城の縄張りは複雑なので、寄居駅方面から見学に来た場合、概要を掴むためにもここを見ておくのをおすすめします。

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 本曲輪・二の曲輪・三の曲輪は荒川と深沢川の間にありますが、深沢川の対岸に築かれたのが外曲輪。
 広大な曲輪で、堀は埋まって跡地だけ残っていますが、土塁はしっかり盛り土をたどれる状態です。比較的単調な外郭ラインで、おそらく鉢形城の最終段階で築かれたのだと思います。

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 外曲輪の一角にあるのが鉢形城歴史館。鉢形城の復元模型や発掘調査の出土物が展示されています。
 館の規模は大きくないのですが、鉢形城の概要をさっと掴むにはほどよいボリューム。リーフレットの裏側が縄張り図になっていることもあり、車で訪問される場合は最初に見学するのをおすすめします。

 鉢形城歴史館では夏ということもあり、うちわのプレゼントがありました。三つ鱗は後北条氏の紋。翕邦邑福(きゅうほうゆうふく)の印判は鉢形城主・北条氏邦が用いたものです。

 鉢形城は全体的に保存状態もよく、発掘調査に基づいた整備もなされていますが、行き過ぎた公園化が進むこともなく、行き届いた環境が維持されています。ついつい2時間近く散策してしまいました。

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野辺山宇宙電波観測所 特別公開 2019(速報)

 とりあえずtogetterのまとめ。 野辺山宇宙電波観測所 特別公開 2019
 https://togetter.com/li/1396227
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2019年08月24日

小海線「HIGH RAIL 1375」

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 世界で一番高いところにあるプラネタリウムとしてギネス認定されているのは「郡山市ふれあい科学館 スペースパーク」ですが、これは施設の地上高の話。
 プラネタリウムデータブック2015掲載館の中で、国内でもっとも標高の高いところにあるプラネタリウムは、長野県南牧村のベジタボール・ウイズ(南牧村農村文化情報交流館)。標高は1,344m。野辺山宇宙電波観測所の隣にある施設で、プロジェクターによる全天周映像の上映を行っており、星空案内の番組もあります。

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 ところで小海線には観光列車「HIGH RAIL 1375」が運行されています。キハ100・110系気動車を改造した車両で、車内に星空を投影するプロジェクターを備えた「ギャラリー HIGH RAIL」を設置しています。
 これが実は、JR鉄道最高地点の標高1,375mを通過します。JR鉄道最高地点は野辺山駅と清里駅の間、ベジタボール・ウイズの近くでもあるのですが、ここを通過するとき、瞬間ながら「日本で一番標高の高いプラネタリウム」になります。

 ということで、野辺山宇宙電波観測所からの帰路、小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」に乗車しました。
 週末を中心に1日1.5往復の運行で、全席指定。列車は小諸から小淵沢までの全区間走るのですが、今回は野辺山から小淵沢までの部分乗車。乗車時間は短いのですが、JR鉄道最高地点は通過するので乗車目的に不足はなし。

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 野辺山駅は15分の長時間停車。JR最高所の駅で記念撮影の名所です。

20190824nobeyama194.jpg 列車は2両編成で、昇降口は2両目の連結側のみ使用します。全席指定なので乗車時には指定券の確認あり。
 デッキにウェルカムボードとスタンプコーナー。こういうちょっとした仕掛けが気分を盛り上げてくれます。

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 内装にびっくり。至るところに星のモチーフが散りばめられています。座席も四季の星空を描いていますし、壁も宇宙柄のイラスト。

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 1両目は1人掛けと2人掛けの座席配置で、1人掛けが八ヶ岳側になります。進行方向から斜め45度外向きの配置で景色を見やすいほか、窓際に大きなテーブルがあります。
 2人掛けは谷側になり、こちらは進行方向と直角に窓に正対する、景色を見てくれと言わんばかりの座席配置。こちらが谷側を望む方向で、上り列車の野辺山駅発車直後には45m電波望遠鏡を見ることができます。また天気が良ければ富士山が見えるのもこちら側。

20190824nobeyama197.jpg 1両目にはこのほかボックス席が2つ。テーブル付きなのでグループでワイワイ楽しめそうです。

20190824nobeyama178.jpg 車両の先頭側には売店スペースがあり、飲み物やHIGHRAIL1375にちなんだグッズを販売。コーヒーなどの飲み物も扱っています。
 運転席の後ろにはJR日本最高地点にちなんだ置物が飾られています。

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 2号車の座席は通常のリクライニングシート。こちらも椅子は星座柄。

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 車両端には「ギャラリー HIGH RAIL」。
 壁一面に本棚が設けられ、天文にまつわる書籍が並べられていて、ドーム状の天井には星空が映し出されています。この列車の中で最も宇宙らしさを感じる空間。
 ドームの直径は2mほど。半球というほど深くはなく、傘を開いたくらいの曲率です。
 映し出される星空は実際の星の並びを再現していて、北極星を中心に日周運動しています。ランダムに星座線が表示され、ときおり大火球級の流星が流れるのはお茶目なところ。

20190824nobeyama201.jpg 映像はプロジェクター2台で投影しています。
 客室側の出入り口には遮光カーテンがあるのですが、基本的には開放されているため真っ暗にはなりません。それでも星が見える程度の照度は確保されていて、雰囲気は十分。
 JR東日本長野支社のサイトでは「半球型ドーム型天井に映し出す星空映像」と控えめに紹介していますが、これならプラネタリウムを名乗ってもひとまず大丈夫でしょう(個人の感想です)。

20190824nobeyama190.jpg 本日のメインイベント、「ギャラリー HIGH RAIL」で過ごすJR鉄道最高地点通過。
 野辺山駅を出発して左手に45m電波望遠鏡が見えると、ほどなくJR鉄道最高地点1,375mを通過します。
 線路の右手に最高地点の大きな記念碑と神社が建っていて、車内に観光アナウンスが流れ、列車も徐行気味に進行。
 みんなが記念碑を眺める中、一人で小さなドームの星空を眺めていました。この瞬間、ここが日本で最も宇宙に近いプラネタリウムです。

 JR鉄道最高地点を過ぎると列車は小淵沢まで緩やかに下り勾配を降りていきます。森の中を走る区間が多く、季節柄、葉も生い茂っているので眺望はさほど効きませんが、いかにも標高の高そうな植生で、これはこれで気分のいいものです。

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 定刻通りに小淵沢駅到着。
 キハ100・110系気動車がこれほど楽しい列車に変貌しようとは思いませんでした。
 プラネタリウムとは別に、機会があればもう少し長い区間を乗ってみたいです。

 なお「日本で一番高いところにあるプラネタリウム」ですが、山登りが好きな友人の情報によると、JPAのプラネタリウムデータブック未収録の施設で、尾瀬沼の長蔵小屋に手作りのピンホール式プラネタリウムがあるそうです。
  ・尾瀬の財産|長蔵小屋
  ・長蔵小屋(SB-II)|花の山旅に出かけよう
 地理院地図で見ると標高1,667mほどで、ベジタボール・ウイズもHIGH RAIL 1375も軽く凌駕する高さです。

 しかし、どうやって行けばいいんだ……ていうか、そもそも標高の高いプラネタリウムに行こうってなんなんだ、何かのスタンプラリーか。そもそも尾瀬なら、そこに素晴らしい星空が広がっているんじゃなかろうか。
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2019年08月11日

テレコンビノ「宙ガールの双眼鏡」 その2

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 このテレコンビノは、ヒノキの板でテレコンを固定しています。白木なので保護のためにも何か塗ったほうがいいと思ったのですが、すでに光学系が組み込まれている状態なので、揮発性の溶剤を含んだ塗料は避けたい。ということで、柿渋を塗ってみました。

 普通の柿渋は臭いがあるのですが、最近は濾過して臭いのもとを取り除いた「無臭柿渋」があります。これを調達して使ったのですが、確かに臭いがなく、塗った後も元のヒノキの香りを感じるくらい。
 いきなり渋い雰囲気を醸し出しました。

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 使い勝手を考えてハンドストラップをつけました。
 もともと接眼側の板にストラップ穴が開けてあったのですが、そちらは埋めて、対物側に開け直しました。このほうが使用時に顔と干渉する心配がないかと思ったのですが、見栄えは元の穴のほうがよかったかも。ストラップの革の色を柿渋の色に合わせています。
 ケースは百均ショップで扱っているペットボトルカバーが使えるかと思って探したのですが、レンズの径が大きいため、収まりませんでした。、ハクバのレンズ入れが大きさぴったりだったので、これを転用。
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テレコンビノ「宙ガールの双眼鏡」

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 「テレコンビノ」は、カメラレンズの焦点距離を伸ばす補正レンズの「テレコンバーター」を2つ並べてつくったビノキュラー(双眼鏡)です。
 笠井トレーディングの「ワイドビノ」を代表とする広視界低倍率のガリレオ式望遠鏡で、多くの星座の主要部分がまるごと見える広い視野と、肉眼よりも1〜2等級は暗い星が見える集光力で「肉眼をドーピングしたような」眺めを楽しめるというものです。

 「宙ガールの双眼鏡」は久万高原天体観測館の藤田さんが自作されたもの。同館で行われている女性天文ファン向けのイベントで使われることからこの名がついています。私の手元にあるのはニコンのコンパクトデジカメ用テレコンTC-E2を2つ並べたもの。よりリーズナブルなケンコーのテレコンを並べたものもあります(こちらはレンズの入手が難しくなってしまったそう)。

 2018年5月に同館を訪問した際、これを覗かせて頂いて、素晴らしい見え具合に感動。その場で制作をお願いしたのでした。

 それがこのほど到着。9日の未明に早起きしてしまったので、早速、実際の空でテストです。
 4等星がギリギリ見える空で(神戸ではまずまず上等)、5等台前半の星まで見えました。たかが1等級のようですが、見える星の数は倍以上になります。
 倍率は公称2倍ですが、星空の見え方は等倍感覚。視野はペガススの四辺形が余裕で収まる広さ(オリオン座の主要部分も入るはず)。最微等級が上がるのと視野の広さで、街中でも星座が面白いようにたどれます。

 ヒアデス星団がとてもきれいに見えてびっくりでしたが、すばるやアンドロメダ銀河は意外にふつうな印象。暗い星が見えるようになっても、解像度は肉眼の見え方なので、星雲星団よりも星野を楽しむための機材なのです。それが楽しくて、テストのつもりが、気がついたら30分くらい空を見上げてました。

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2019年08月10日

星景写真撮影会

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「空の道・海の橋」
2019年8月10日19:49〜20:01
NikonD5500+NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR→16mmF4.5,ISO400
カラーバランス:昼光色
4秒露出×163枚比較明合成

 明石市立天文科学館星の友の会の天体写真部の有志で、舞子公園に集まって星景写真の撮影会を行いました。
 昼間はよく晴れていたのですが、夕方からは雲の湧くお天気(この辺だとよくあります)。

 10人ほどが集まって、アジュール舞子の西端から明石海峡大橋と星空を写し込んだ比較明合成の星景写真撮影に挑戦しました。ということで、上がその作例。

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「舞子の空に北斗舞う」
2019年8月10日20:26〜20:49
NikonD5500+NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR→16mmF.5,ISO400
カラーバランス:タングステン
4秒露出×324枚比較明合成

 もう一枚、あえて橋を外して見慣れた星の並びを入れた構図。地上の景色がいい感じに写ってくれました。

 星の軌跡を入れる都市星景は、撮影している間ずっと待機しているのが大変なのですが、みんなでワイワイ撮影するなら待機時間も楽しいもの。いろんなノウハウの情報交換も出来て、楽しい夕方でした。
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2019年08月08日

ちぬの海ゆく国際宇宙ステーション

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 2019年8月8日・神戸市垂水区にて。
 もう少しカメラを左に向けるべきだったか。着いた時にはISSが見え始めてたので、慌ててカメラをセットしたのでした。
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2019年08月04日

星見行(8月3日-4日)

 最初に向かった観測地がガスに覆われ、しばらく待機したものの好転の兆しがなかったので、近くの別の場所に移動しました。短い夏の夜のこと、移動時間も惜しいのですが、晴れ間のないことには致し方ありません。移動した先では晴れはしましたが、もやがかかって透明度は今一つの夜でした。
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「水面の狩人」
2019年8月4日03:21〜03:47(兵庫県神河町)。
NikonD5500+ニッコール18mm F2.8D F2.8→3.2、ISO3200 露出10秒×143枚。
 ここしばらく天体写真は星雲星団の直焦点ばかりでしたが、なんとなく思い立って星の軌跡を撮ってみました。風がなくて湖面が静かだったので、水面の光跡が撮れるかなと思ったら、撮れました(飛行機の光跡だけは消してあります)。

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「はくちょう座の北アメリカ星雲とペリカン星雲」
2019年8月3〜4日(兵庫県神河町)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出6分×16枚合成
ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾
 どうしても昔の図鑑の写真みたいな仕上げになっちゃうのは気のせいです。
 夜中になっても気温が21〜22度あり(湿度は80〜90%)、その温度に対応したダーク画像はなかったので、帰宅してからエアコンをガンガンに効かせた室内でダーク画像を撮りました。それでもノイズが残っていて、よくみるといわゆる「ちりめんノイズ」が出ています。基本的にダーク画像が合っていない場合に出るはずですが、これが出るのを見るのは二度目で、どういう状況で再現されるのかは掴んでいません。
 なおフラット補正はしていません。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望