2019年01月26日

神戸市街の空をゆくカノープス

20190126_01.jpg
2019年1月26日21:13〜36(神戸市中央区錨山)
NikonD5500+Nikkor18-55mmF3.5-5.5GII→34mmF8,ISO400
4秒露出×323枚比較明合成
 神戸港と関空・神戸空港への空路が写る場所なので、飛行機と船は合成段階で消去しています。市街地部分は単純な比較明合成だと窓の明かりの明滅や道路の自動車、列道の列車の光がすべて重なって明るくなりすぎてしまうので、最後の1コマの画像だけを合成しています。

 星とも天体写真部の有志で、カノープス(りゅうこつ座α星)の撮影にでかけました。撮影地は神戸港を見下ろす市章山・錨山。車に分乗して出かけました。
 市章山・錨山は六甲山系の山で、市街地から見ると名前の通り神戸市の市章と錨マークが電飾で浮かび上がる山です。主稜線よりだいぶ手前にあり、ハイキングでこそ行ったことはありますが、星を見ようとは思ったことのない場所なので、市街地の夜景含めて新鮮でした。
 安全に実施できたのは事前のリサーチあってこそで、何度もロケハンしてくださった@yat_raさん、そして車を出して頂いたみなさまに感謝です。

 この日は強い冬型の天気で、日本海側の雲が本州を乗り越えて瀬戸内まで流れてきてしまうパターン。どうなることかと思ったのですが、南天の低空の雲が切れてくれる時間帯があり、カノープスを撮影できました。
 終了間際には雪が降りはじめ、予定時間を繰り上げての撤収。大わらわではありましたが、みんなでワイワイ楽しい撮影会でした。
# アクセス道路が22時で通行止めになるので、もともとそれまでに下山予定でした。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望

2019年01月19日

星空案内in西宮ガーデンズ

20190119nishinomiya002.jpg 仕事帰りに阪急西宮ガーデンス屋上の観望会に参加してきました。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望

2019年01月14日

星見行(1月12-13日)

 今年に入ってはじめての星見行。
 この時期の兵庫県中部は路面凍結の恐れがあり、ノーマルタイヤでも大丈夫な八塔寺へ向かいます。
 片道100kmでGoogleMapだと車で2時間と表示されますが、休憩も取りますし、2時間半くらい見ておいたほうが無難なところ(第二神明もよく混んでますし)。

 今回の機材は軽量セット。ミニボーグ60EDとAP赤道儀、星景用含めてカメラ2台、それと10×42双眼鏡。
 仕事を終えてからの出発で、現着は22時を回った頃。天気予報ではこの辺りから晴れだすはずですが、まだ曇り空が広がっていました。ほどなく予報通り、雲のない部分が広がり始めます。

 間抜けなことに、1月6日の日食のあとで、カメラからメモリーカードを抜いてそのままにしていました。
 カメラバッグに予備のメモリーカードを1枚忍ばせておいたので何も撮れない事態は避けられましたが、カメラは1台しか使えません。とりあえずは直焦点のみに絞ります。カメラ2台体制だから、予備のカードも2枚持っていかないと。

馬頭星雲(オリオン座)。
2019年1月12〜13日(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3)
ISO1600 露出6分×17枚合成(102分) ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾
# 写真はクリックすると拡大します。

 天体写真の名所中の名所、馬頭星雲は何度も狙っているのですが、天候に恵まれずにいました。
 今回はじめて物にできた感。赤い散光星雲の手前にニョキッと突き出た暗黒星雲が馬の頭のようなシルエットなのでこの名があります。散光星雲の左側一体を暗黒星雲が覆っていて、この辺りだけ周囲と比べて星の数も少なく見えます。

 オリオン座の一帯は星間ガスだらけで、最近流行りの分子雲を写し出す描写だと、この星域はうねるガスに埋もれたような写真になります。私の腕でそんな姿を写すのは無理で、この写真も派手な処理はせず、昔ながらの馬頭星雲の仕上がりにしました。

M81・M82銀河(おおぐま座)。
2019年1月13日(岡山県備前市八塔寺)
NikonD5500(HKIR改造)+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3)
ISO1600 露出6分×16枚合成(96分) ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾
# 写真はクリックすると拡大します。

 春の空は系外銀河だらけで、私のような400mm程度の焦点距離で狙うには相手が小さすぎます(系外銀河は巨大ですが、なにせ距離が遠すぎる)。クローズアップした画像は長焦点の大望遠鏡に敵いませんが、宇宙空間にポカンと浮かんだ姿も眼視で見た雰囲気に近くて好きです。これでもM81の腕にあるHII領域が点々と写っているから機材の進歩はすごいものです。
 いずれ全メシエ天体を同一焦点距離で狙ってみたいと思っているのですが、どれだけかかることやら。

 最近は一天体の露出に6分×22コマの132分かけています。途中で雲が通過したりして、使えないコマが出てくるので、コンポジットに使えるのは16枚から20枚程度になります。一天体で2時間超ですから、夜が長い今の時期でも22時に撮影開始して5時半の薄明開始までよほど天候に恵まれて3天体。普段は2天体が限界です。
 フィルム時代の長時間露出と変わらない……オートガイダーを使ってるので、撮影中の時間は好きに星見できるのは時代の進歩ですけども。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望