2018年11月29日

自宅PCのSSD換装

 自宅PCのHDDをSSDに換装しました。
 現在自宅で使っているノートPCは2016年1月末に購入したもので、ほぼ3年近く使用しています。
 本体の記録メディアは1TBのHDD。2016年当時はSSDがぼちぼち普及し始めていましたが、大容量のものはまだ高価で、とりあえず従前どおりにHDDを選択したのでした。

 最近になってバックグラウンドでWindowsのサービスが常にディスクのアクセスを繰り返すようになり(ウイルスやマルウェア対策関連)、起動にも時間がかかり、ログイン後もHDDが落ち着くまで数分を要する状態に。
 HDDのアクセスが頻繁になると体感速度が目に見えて落ちるので、検索して不要なサービスを止めるなどしたのですが改善しません。これは根本的に手を打たねばということで、HDDをSSDに交換しました。

 OSのインストールから始めるのは面倒と思ったのですが、現在はフリーソフトで起動ディスクまるごとクローンを作れます。HDDと同容量のSSDを用意して、クローンを作成し、PC本体のHDDとSSDを交換。電源を入れるとそのまま圧倒的なスピードで起動。こんなことならもっと早く交換するのでした。

 参考にしたのは下記のサイト。
HDDからSSDへの交換例(Inspiron 17 5000シリーズ-5759) - ストレージ

 紹介されているフリーソフト"EaseUS Todo Backup Free"のバージョンが違うなど、若干の差はありましたが、ほぼ紹介されている手順通りで作業が完了しました。

 ……と、いうほど甘くはなかったのです実は。


 HDDからSSDへのクローン作成中に、PCがフリーズ。Ctrl+Alt+DELも効かず、仕方がないので電源長押しで強制再起動……しません。電源は落ちたのですが、起動しない。えっ!? もしかしてWindows壊れた!?
 コピー取るだけでしょと思っていたので、OSのリカバリディスクは作成していなかったのです(購入時にもついていなかった)。データのバックアップは別にとってあるとはいえ、リカバリディスクがないところからの環境再構築なんて考えたくない。マジか。

 祈るような思いで再度、電源ボタン長押しをすると、いつもの数倍の時間をかけて何とか起動。
 もう一度、いちから手順を繰り返してようやく成功したのでした。
# なぜそこで立ち止まってリカバリディスクを作らなかったのかと思います。恐えぇ。

 クローン作成の時間は3時間くらい。
 交換したHDDは特に不具合もないので、そのままバックアップ用に回そうと思います。
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2018年11月25日

天体写真の物理実験的アプローチ勉強会

 タイトルからして重々しい勉強会に参加してきました。
 「天体写真の出来栄えを左右する⾼いS/Nのデータを得る⽅法について理論と実践から理解を深めることを⽬指します」ということで、用意されたスライドが97枚(最後は超高速で走り抜ける)、数式も遠慮なく出てきます。ただ基本的な考え方の解説に時間を割いてくださったので、自分なりに大づかみな整理はできたのではないかと思います。
# ↑数式見て直感的に理解できるほど数学の訓練をしていないので思うだけです(^_^ゞ

 天体写真を取る過程は、データを得る部分(撮影)と、データを処理する部分(画像処理)の二段階あります。今回はデータを得る部分でどんなノイズがどのようにどれくらい発生するのかを考察していこうという内容。
 講師の酒向重⾏さんは東大の木曽観測所(木曽シュミットのある天文台)でトモエゴゼンプロジェクトを率いている方で、観測装置の開発を専門にされています。天文学の観測は天体からの信号をいかに受けるかにかかっているので新たな観測装置の観察が学問の発展に繋がり、その部分で論文が書ける一つの分野になっているのだそうです。

 アマチュアがCCDを使うようになったのは1990年台以降と思うのですが、初期から取り組まれた方は理論的な考察を重ねながらプロセスを作り上げたのだと思います。しかし私のようにプロセスが確立された後に始めたものは、「よく分からないけどそういうもの」になっているところも多く、経験則で半ばおまじないのように手順を重ねていることもあります。

 自分のしている処理も、処理そのものではなく処理に使うデータの問題で「なるほどこれは理にかなっているのか」という部分もあれば、「やべえ、あれはノイズ増やしてるやんけ」という部分もあり。
 それと自分の機材の限界というか、出来ることを把握しておくこと。例示として一眼デジの一機種のデータが紹介されていましたが、なかなか衝撃的なものがありました。定量的な評価を自分で行うのは大変ですが、みんなでやったら面白いだろうなあ。

 きちんと消化して応用していくのは大変ですが、道筋の取っ掛かりは出来つつあるのではないかという気がしてきました。
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2018年11月22日

大阪市立科学館

 ラストまであと一週間となった大阪市立科学館のプラネタリウム、インフィニウム L-OSAKAの星空を見てきました。
 11月30日(金)には夕方から特別投影があるのですが、仕事の都合で参加能わず。個人的には今回が最後となりそうです。

 解説は石坂さん。
 大阪は傾斜式ドームですが、実際の水平に合わせて地平線を設定する人(北天の低い部分が写らないけど気にしない)と、傾斜したドームの周囲を地平線として投影する人(星空全体が斜めに傾くけど気にしない)がいます。同じプラネタリウムに混在している適度なゆるさが素敵ですが、石坂さんは前者。
 日の入りの曲はボーカル入り、ちょっとポップな雰囲気でスタート。

 インフィニウム L-OSAKAは2003年の導入。当時は大平技研のメガスターが話題になり、またデジタルプロジェクタを用いた全天周映像が導入されつつある頃でした。大阪の投影機は恒星はメタルハライドランプの光を光ファイバーで導光して明るくシャープな星を映しつつ、天の川は微光星の集まりで表現する凝った作り。恒星の光階差も実際に近い雰囲気で、恒星は瞬いて惑星は瞬かないとか、大型のドームと相まって実感に近い星空でした。見た目に近い星空を映してくれるという点で国産機トップクラスの投影機だと思います。
# 明石はハロゲンランプを用いているとはいえ、やはり電球色っぽい。
 


 導入当初から知っている投影機だけに、もう更新なのかという驚きと、15年も経てば普通はそういう時期かという納得が入り交じる気持ち。
 15年間お疲れ様でした。最後まで無事の投影を。
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2018年11月21日

姫路科学館「HORIZON」

 姫路科学館にて「HORIZON〜宇宙の果てにあるもの」観てきました。姫路科学館はドームが大きくて、かつリニューアルされて間もないので映像もきれいです。
 冒頭の天文台のドームがゴゴゴっと開きスリットから星空が垣間見える場面から、心を鷲掴みにされました。

 前半、宇宙の果てを押し広げてきた天文学者のエピソードが積みあげられていくのですが、膨張宇宙論を提唱したルメートルにスポットを当てているのは慧眼。まさか今年になってハッブルの法則にルメートルの名も冠されることになろうとは、監督の上坂さんも思っていなかったでしょう。

 天文学上の重要な場面やエピソードがたくさん描かれているのに、セリフやナレーションは物語のテンポに合わせた最小限に留められています。多少の知識があれば「あの場面か!」と膝を打つシーンばかりで、説明ゼリフがないのはもったいない気もします。その意味で大人向けといえるかもしれませんが、でも興味があれば好きな子ならついてくる。何でもかんでも一から説明する作品ばかりでなくてもいいのですし、そういう番組が出てきたのはフルドーム作品の幅というより深みを増す意味でも喜ばしいことです。

 現在、姫路科学館で上映されているのはショート版なので、いつかフルバージョンもドームで見てみたいです。

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2018年11月17日

星空案内in西宮ガーデンズ

 「星空案内in西宮ガーデンズ」は、西宮球場の跡地に建設された阪急西宮ガーデンズで季節ごとに行われている観望会です。

 天気予報では今一つの空模様でしたが、夕方にはすっかり晴れ渡り、仕事帰りに立ち寄ってみました。巨大ショッピングモールの屋上が会場なので、星見に行くとは思えぬ瀟洒な通路を昇っていきます。

 毎回多くの人が訪れるので、観望スペースの区画や通路の確保、誘導スタッフの配置など、分かりやすさと安全面にはさりげなく、でもしっかりを気を配られてらっしゃいます。

 見知ったスタッフも多く、冗談交じりに「なにお客さんやってるんですかー、手伝ってくださいよ―」と声をかけられたりしました。
 星空案内人の養成講座「はりま宇宙講座」の修了生が多いのですが、地域での取り組みが形になって活かされている好例だと思います。

 見せて頂いた天体は、月、火星、天王星、フォーマルハウト、アルビレオ、アルマク、カペラ、すばる。夕方の早い時間帯は土星も見えていたそうですが、私が着いた頃には既に西空に沈んでいました。春先から続いた惑星の季節もそろそろ終盤。

 それと舞子高校天文気象部によるMitaka3Dの実演があり、こちらも拝見させて頂きました。平面スクリーンへの投影で、プロジェクタ2台と偏光3Dメガネを活用した立体映像。初々しい解説もまた善き哉。

 結局、終了時間の20時半まであれこれ見させて頂きました。
 星空ってやっぱり楽しいものです。
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2018年11月15日

最近の下弦の月と最遠の上弦の月

 NikonD5500+BORG77EDII+1.4倍テレコン(中央部のみトリミング)。
※写真をクリックすると拡大した画像を見ることができます。

 最近の下弦の月と最遠の上弦の月。
 月は楕円軌道で公転しているので、地球に近いときと遠いときで見かけの大きさが変わります。今月は1日の下弦のときに月が近地点を通過、15日の上弦のときに遠地点を通過ということで、半月どうしで最近・最遠の組み合わせになるのを狙いました。
 大きさの違いが分かるよう、望遠鏡・カメラとも同じ光学系で撮影しています。
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2018年11月11日

関勉さん講演会

 池谷・関彗星(C/1965 S1)の発見者、関勉さんの講演会が明石市立天文科学館で開催されました。
 関さんは小惑星の探索にも活躍し、これまでに200個を超える小惑星を発見されています。その中の一つに天文科学館のヒーロー「シゴセンジャー」を命名されたことから、それを記念して、今回の講演会の運びとなりました。

 天文ホールの一角には関さんの著書が展示されていました。天文科学館の元副館長・菅野松男さんの蔵書とのことで、ベテランの天文ファンが懐かしむように手に取られていました。菅野さん自身も菅野・三枝・藤川彗星(C/1983 J1)の発見者で、小惑星・超新星・新星・変光星と様々な新天体を発見された大先達。いくつかの本には関さんご自身のサインがあり、中には菅野さんの快挙を称える言葉が添えられたものも。

 関さんも既に80代後半になられているはずですが、相変わらずお元気なお姿。
 プラネタリウムでの講演ということで、池谷・関彗星(C/1965 S1)や関彗星(C/1961 T1)を発見時の星空を再現。感慨深げに語られる当時の様子にこちらの胸も熱くなりました。

 池谷・関彗星の発見時間がほんの僅かな差で、台風が抜けた直後の高知で観測した関さんが「私より先に見た人はいないだろう」と思っていたところ、よりによって台風の目の晴れ間から池谷薫さんが観測していたというのは有名なエピソード。

 関さんは伝説的なコメットハンター・本田實さんに刺激されて彗星探索を始めたそうです。
 本田さんにお手紙を書き、丁寧な返信を頂き、心強い励ましを頂いたのが彗星探索を始めるきっかけになったとのこと。とはいえそれから関彗星(C/1961 T1)の発見まで11年。本田さんは自分の後継者となるコメットハンターが育つことを強く望んでいたそうですが、池谷・関彗星以後は関さんたちの活躍に刺激された人々が新たな彗星探索者となり、その中の一人として会場にいらしていた藤川繁久さんが紹介されました。藤川さんは折しも11月7日にも新彗星を発見されたばかりで(11月12日にマックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1)と命名)、大きな拍手が起こりました。

 後に高知県出身の五藤光学研究所の創業者・五藤齋三さんの寄付で芸西天文台が建設され、関さんの観測拠点もそちらに移ります。五藤齋三さんはハレー彗星の回帰を見るのを心待ちにしていたのですが、それに先立って永眠。関さんはこの望遠鏡で日本国内で初めてハレー彗星の検出に成功し(当時「NHK特集」で放送されたのを見た記憶があります)、また五島齋三さんのご夫人、留子さんが1986年の4月末にハレー彗星を観望されたそうです。
 当時ハレー彗星は既に南天低くにまわり(日本国内で条件最良と言われたのは3月後半でした)、悪天候にさいなまれながらも遂にハレーの姿を捉えるに至るエピソードは涙せずにはいられませんでした。
 
 芸西天文台には当時としては大きな60cmの望遠鏡が設置され、そこで新たに取り組んだのが小惑星の探索。
 現在はプロの自動探索プロジェクトが幅を利かせていますが、当時はアマチュアの活躍する余地が大きく、関さんは冒頭の通り200個を超える小惑星が発見されています。

 その中の一つに小惑星(17461)1990 UD1に今回「シゴセンジャー」と命名。小惑星「シゴセンジャー」は火星と木星の間を周期5年ほどで周るのですが、楕円軌道のため近日点近くでしょうにならないと明るくならないそうです。次回条件が良くなるのは2021年のことで光度は17等。冷却CCDに大きめの口径の機材なら、なんとかアマチュアでも手が届くでしょうか。「ぜひとも観測して、もう一度、小惑星「シゴセンジャー」を盛り上げましょう」と激励されました。

 講演の最後はシゴセンジャーレッドとブルーが登場して、関さんに命名の感謝状を贈呈。最後はブラック星博士まで乱入して笑いのうちに大団円を迎えました。
posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | 明石市立天文科学館

東亜天文学会明石年会

 東亜天文学会の年会が明石で開かれました。
 11月10日・11日の2日間にわたる開催でしたが、初日は仕事、晩の懇親会も仕事が終わってからでは間に合わず、2日目のみの参加となりました。

 東亜天文学会は日本最古の天文同好会で、年会はアマチュア天文家の研究発表の場となっています。
 比較的年齢層の高い集まりですが、私などにとっては伝説的な方々が多数いらしていて、懇親会の席には小惑星に名前のついた人が23人も会場にいたのだとか。

 前夜の星見から家に荷物だけ置いて出てきたので、睡魔の心配をしながらの参加でしたが、興味深い発表ばかりでした。

 印象に残った発表では、星の和名の採集を続けている北尾光一さん。星を歌った民謡をビデオで撮影されたものを披露されたのですが、動画になると歌い手の表情や仕草もわかり、歌の雰囲気まで感じることが出来ます。手拍子を取りながら歌う歌とか、これは文字の資料からだけでは伝わりにくいこと。思わず感じ入りました。

 小川誠一さんは日本初の女性プラネタリウム解説者について。村山定男先生が子どもの頃に女性の解説を聞いたことがあるという逸話を掘り下げて、往時を知る方々への聞き取りに始まり、最終的には京大の山本一清先生の資料の中から毎日天文館の会報に職員一覧が載っているのを確認。謎解きのように楽しい発表でした。

 いまさんは変光星観測のお誘い。私も以前、眼視観測をしていたことがあって、なかなか自分の観測精度が上がらないこともあって手を引いてしまったのですが、例えばデジカメで気軽に客観的なデータが取れるようなしくみができれば、また参加してもいいなと思っています。
# 眼視観測も慣れたらあっという間らしいのですけれども。

 都合さえ許せば初日から参加したかったなあ。
 なお来年は広島開催とのことで、ぜひとも若手の発表を増やしたいとのことでしたが、噂によるとハレー彗星の次回回帰を見るつもりの人は若手だそうです。
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星見行(11月10-11日)

 終業後、車を駆って八塔寺へ。今回も撮影機材と双眼鏡のみの軽量パック。

 第二神明は渋滞がなく順調に進んだのですが、揖保川あたりの2号線が渋滞で身動き取れない状態に。脇道に逃げたものの、今度はJR山陽線が動物を跳ねて停止。巻き添えで上郡駅近くの踏切が開かずの踏切と化し、こちらも引き返して迂回しました。一般道は道路情報が入らないので、こういうときは困ります。結局、予定より30分遅れで到着。

 好天が予想された週末で、観測サイトは大賑わい。とりあえず入口近くの空きスペースに機材を展開します。

 今回はIR改造D5500の初撮影なので、赤い星雲を狙います。
 まずはみずがめ座のらせん星雲を撮るつもりでしたが、思った以上に西空に傾いていたので、ペルセウス座のカリフォルニア星雲に変更。予めステラナビゲーターで候補天体の構図を確認しておきましたが、眼視で見えない天体は今ひとつ感覚がつかめません。デジカメの感度を最高設定にして30秒露出で試写、構図を修正して撮影にかかります。
 8分露出で10枚撮りましたが、途中で薄雲がかかってしまいました。

 カリフォルニア星雲(ペルセウス座)
 2018年11月10〜11日(岡山県備前市八塔寺)。NikonD5500+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出8分×8枚合成(総露出時間64分) ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。
※クリックすると拡大画像を見ることが出来ます。

 その後、馬頭星雲を狙いますが、通過する雲が増えて、なかなかクリアな空になりません。
 一度は画像処理用のスカイフラット撮影に切り換えますが、再度晴れたので、薄明までの時間を計算して、対象をバラ星雲に移行。子どもの頃に図鑑で見て、一度は挑戦してみたいと思っていた天体です。
 構図を決めてオートガイドをセットして、あとは仮眠に入ったのですが、露出終了のタイミングで確認するとカメラが止まっています。まさかのバッテリー切れ。いや、まさかではなく、本来は夜半のタイミングで交換しておくべきでした。
 18枚露出する予定が11枚で止まっていたので、薄明までの間に追加で3枚撮影。相変わらずのドタバタぶりです。

 カリフォルニア星雲(ペルセウス座)
 2018年11月11日(岡山県備前市八塔寺)。NikonD5500+ミニボーグ60ED+1.08倍フラットナー(f=378mm,F6.3) ISO1600 露出8分×13枚合成(総露出時間104分) ビクセンAP赤道儀+M-GENにて追尾。
※クリックすると拡大画像を見ることが出来ます。
 薄明が始まったのであとは画像処理用のダークファイルの撮影に宛てます。

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2018年11月08日

司馬遼太郎記念学術講演会「司馬文学における人と城」

 大阪大学で開かれた「司馬遼太郎記念学術講演会」に参加してきました。
 司馬遼太郎でなぜ阪大? と思ったのですが、司馬の母校の後身の大阪外語大学は阪大に統合されていたのでした。知らなんだ。
 講師が城郭研究で各メディアで活躍中の千田嘉博先生ということで、申し込みました。演題は「司馬文学における人と城」。大阪ですし「城塞」の大坂城とか、あるいは中世城郭でどこか選んでくるかと思ったのですが、まさかの幕末。箱館戦争の二股口の戦い(二股陣地)と五稜郭と周辺の砲台。作品は「燃えよ剣」です。確かに箱館戦争でいちばん土方歳三が生き生きしていたのが二股口の戦いだとは思うけど、稜堡築城の話になるとは思いっきり搦手を突かれました。
 ただ千田先生の経歴を聞くとドイツに学んだ経験があるとのことで、西洋城郭にもお詳しいのは納得。西洋城郭に発展史を交えて、五稜郭を始めとする幕末の築城の歴史的位置づけなど、興味深いというか面白いお話でした。

 講演に先立って、阪大の学生によるビブリオバトルが行われました。司馬遼太郎の小説に限定して、5人の学生が作品の魅力を語ります。私としては新選組血風録を読み返したくなったのですが、会場の投票で「花神」を押した学生がチャンプに。参加者の年齢構成等を見て、一番ウケがいいのではないかとは思ってました(なにせ私より若いのは学生を除くと片手に足るかどうかくらいという)。「花神」は未読のままなので、いずれ読んでみたいです。

 考えてみれば司馬遼太郎も没後20年以上が過ぎ、今の学生は存命の時代を知らない人ばかりです。
 昭和どころか平成もだんだん歴史の一コマになりつつあります。
posted by ふくだ at 23:48| Comment(0) | お城