2018年01月31日

東大アタカマ天文台6.5m鏡完成記念講演会

 あかし市民広場の東大アタカマ天文台6.5m鏡完成記念講演会。
 東大アタカマ天文台はALMAと同じく地理のアタカマ高原にあり、さらに標高の高い山頂に設置されます。
 天文台の主力機材は赤外線望遠鏡。大気の吸収による影響を強く受けるため、空気の薄い高山への設置となりました。望遠鏡は京都の西村製作所製ですが、機械部分の製作を明石の会社が担っていることから(工場は播磨町)、今回の企画と相成ったものです。

 用意された椅子が満席で、追加の椅子が出て、立ち見まで出る大盛況。
 会場には6.5m主鏡の大きさを示すシートが床に敷かれ、天文台に関するパネルや、アタカマ高原の模型(ALMAの近くにある山に建てるので互いの位置関係が分かる地形模型に望遠鏡のペーパークラフトが置かれています)が展示されていました。
 実は東大アタカマ天文台のことは今回の企画までほとんど知らなかったのですが、実質的に地球上で最高条件下の地に大口径の赤外線望遠鏡が設置されるということで、これからの成果が楽しみです。
# 自然条件ならチベット高原や南極大陸もありですが、維持管理が厳しいことになりそう。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館

皆既月食

 2015年4月以来の皆既月食。このときは雨天でしたので、実際に見られた皆既月食としては2014年10月以来となります。天気予報では曇天模様でしたが、夕方時点ではきれいに晴れ渡りました。
 ほしとも天体写真部のメンバー有志で集まっての撮影会に参加するつもりでしたが、体調を崩してお休み。自宅の玄関前で撮影/観望しました。

 月食開始当初は晴れていたものの、後に薄雲が広がり、皆既開始後はほぼ雲越しの観望となりました。
 露出時間が全く稼げず、写真はボケボケに。後から見たら元々ピントが甘く、準備不足の状態でしたが、自分の身体のほうが大切なので今回ばかりは仕方ありません。

 こちらは皆既食終了間際に撮影したもの。少しでも露光を稼ぐためにBORG77EDからminiBORG60EDに切り替えての撮影。

 今回は明石市立天文科学館の井上館長と鈴木学芸係長によるネット中継があり、屋内でモニタを見ながら、時折外を見上げる月食でした。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望

2018年01月23日

TOTOトイレペーパークラフト

 しばらく前に制作したものの紹介。
 TOTOがトイレのペーパークラフトを出しているのは知っていました。実際はトイレだけでなく住宅設備全般ですが、インパクトが強いのはトイレ。

 で、お土産で頂きました。型紙がA4判9枚に及ぶ大作。

 ウェブサイトでも無料でダウンロードできますが、売られているのは切り取り線に沿って予め型が抜いてあるもの。ペーパークラフトの作業で手間のかかる切り抜きがほぼ不要です。

 早速組み始めましたが、工作が雑になってしまったので、作り直し(手前)。型抜きの都合か糊代が少なく、曲線部をきっちり合わせるのが難しい。でも破損してもウェブサイトに同じパーツがあるのでプリントし直せば良いのが良いところ。
 それにしてもなんで日曜日の夜に一心不乱にトイレを組んでいるのだ私。

 トイレットペーパーまであります。
 トイレ本体の完成後は、脇のサイドボード様のものまで。

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posted by ふくだ at 23:45| Comment(2) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2018年01月19日

復旧のお知らせ

 1月18日(おそらく午前0時)より1月19日昼過ぎまで、ウェブサイト「塩屋天体観測所」が閲覧できない状態になり、またブログ「観測所雑記帳」の写真も見えない状態になっていました。

 原因はレンタルサーバの契約を切らしてしまったためです。更新案内のメールがふだん使っていないメールアドレスに届いて、見落としていました。使用料を入金して、現在は復旧しております。
posted by ふくだ at 23:07| Comment(0) | 雑記録

2018年01月17日

震災23年

1月17日朝。
兵庫区のNGO事務所で仲間と祈りを捧げました。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 神戸のできごと

2018年01月16日

イプシロンロケット3号機 1/100ペーパークラフト

 イプシロンロケット3号機ペーパークラフト完成。型紙は @mageshiman1025 さん作。

 1月8日に内之浦宇宙空間観測所へ行った時、ランチャーの整備塔に収まっていたのがこれです。打ち上げ10日前なので発射準備で射点付近は立入禁止でしたので、本物は見ていません。

 実機は1月18日に高性能小型レーダ衛星(ASNARO-2)を乗せて内之浦を旅立ちました。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/工作/科学的遊具

2018年01月14日

大坂城

 突然、お城に行きたくなって、大坂城へ行ってきました。

 縄張りを見るのが好きなので、天守があっても登ることはめったにないのですが(現存建物は別)、今回は久しぶりに登閣してきました。
 大坂城は小学1年のときに父に連れて行ってもらったことがあり、天守も登っているのですが、細かい記憶が全くありません。むしろ初めて乗った新幹線の方を覚えているくらい。

 大阪城公園内には何度も足を運んでいますが、天守に登った記憶となると……さて。
 「大阪城天守閣」の内部は大坂城の歴史や豊臣秀吉を紹介する博物館になっています。豊臣期大坂城と徳川期大坂城の復元模型があり、これだけ見た覚えがあります。うーん。
 神戸に住み始めて間もないころ、自転車で大阪までサイクリングしたことがあり、もしかするとその時に天守を見学したのかもしれません。
# さすがに小学1年の時に豊臣期と徳川期の大坂城の違いは認識してないです。

 今回驚いたのは外国人観光客の多さ。日本人より多いくらいですが、そんなに大坂城って魅力的な観光スポットでしたっけ。いや、天守は復元にしても石垣や堀の壮大さは日本有数のものですが、そんなに遠くない場所に世界遺産の姫路城もありますし。
 大阪は買い物食べ物出来る街なので、合わせてルートに組み込まれているのかな。

 その大阪城天守閣、展示もまずまず面白く、特に企画展がよいです。私が訪問したときは秀吉にまつわる人々の手紙がたくさん出品されていて、見ごたえがありました。
 過去の企画展の図録も豊富に取り揃えてあるのもよいです(家の本棚が溢れてなければ財布の紐が緩むところでした)。

 天守最上階は展望台になっていて、大阪は伊丹空港の進入路の真下にあるために高い建物が少なく、それゆえ今でも遠望が効きます。浪速のことも夢のまた夢。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | お城

2018年01月08日

内之浦町

 内之浦宇宙空間観測所は鹿児島県肝属郡肝付町にあります。平成の大合併前は内之浦町という自治体でした。内之浦町は三方を山、一方が海という要害の地。現在でこそ山地を貫くトンネルが出来ていますが、それ以前は行き来が大変だったろうと思います。町の名前は子どもの頃から知っていましたが、思っていたよりずっと小じんまりとした街でした。
# ロケットは船で内之浦漁港から水揚げしています。魚じゃないから水揚げじゃなく陸揚げか。

 町内の国民宿舎の前には移動式ロケットランチャーが置かれています。一昔前の地対空ミサイルみたい。そして国民宿舎には「はやぶさ」の模型。おみやげ売り場には宇宙関係の同人誌や宇宙グッズが地元特産品と一緒に並んでいます。

 役場の前の消防署にも「宇宙への玄関 内之浦」の垂れ幕。火の用心の幟の脇にイプシロンロケットのイラストボードが並んでいるのが楽しいです。あれほど盛大に火炎を吹き出す乗り物も他にないでしょうに。
 小学校にも宇宙飛行士の壁画。この小学校、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で、ピエール瀧が訪問してましたっけ。

 役場にイプシロンロケットコーナーがあるのが地元ならではですが、JAXAの入札・調達関連情報を貼り出してあるのが本当に地元なんだなと思います。

 街中の橋の欄干もイプシロンロケット。

 
posted by ふくだ at 23:49| Comment(0) | 地図と地理と遠出

内之浦宇宙空間観測所

 日本のロケット射場は種子島が有名ですが、鹿児島県大隅半島の肝付町にも射場があります。
 JAXA内之浦宇宙空間観測所。射場としてはこちらの方が先輩で、大型ロケットのH-IIA・H-IIBは種子島、小型ロケットのイプシロンや観測ロケットは内之浦という住み分け。
 日本初の人工衛星「おおすみ」(1970年)や、ハレー彗星探査機の「さきがけ」「すいせい」(1985年)、小惑星探査機「はやぶさ」(2003年)もここから打ち上げられています。

 いつかは行ってみたいと思っていた場所ですが、プラレアリウム巡りの鹿屋から車で1時間ほどのそう遠くない場所ということで、足を伸ばしてきました。

 ロケットの射場は海際に作ることが多いのですが、内之浦も例外ではなく、ただし海に面した山上にあります。山の斜面をあちこち削って射点や管制施設やアンテナが建設されています。難攻不落の要害でほとんど中世の山城の感。

 ふだんであれば2ヶ所ある射点の近くまで行くことが出来るのですが、この日はイプシロンロケットとSS-520ロケットがそれぞれ打ち上げの準備中で、いずれも立入禁止でした。当初の予定ではイプシロンは2017年11月に、SS-520ロケットは12月に打ち上げられているはずでしたが、いずれも延期となってしまったものです。こればかりは仕方がありません。

 敷地の一番奥にある20mパラボラアンテナから、射場の全景を見下ろせます。

 イプシロンロケットを打ち上げるミュー台地もここからの遠望。かつては「さきがけ」「すいせい」「はやぶさ」が宇宙へ向けて旅立ったところで、それが目の前にあるということが、感慨深いというより現実感があるのかないのか不思議な気分。整備棟の建物の中にはイプシロンロケット3号機が入っているのですが、もちろん外からうかがい知ることはできません。

 こちらは観測ロケットを打ち上げるKS台地。
 「おおすみ」を打ち上げたのはこの場所で、当時使われた発射機は上野の国立科学博物館に展示されています。その後は長らくコンクリートの建物内から打ち上げが行われていましたが、これも現役を退いていて、現在は手前のベージュのテントの中にある発射機が使われています。見学時点ではテントの中に、SS-520ロケット5号機が入っています(もちろん見えません)。

 衛星追尾用の34メートルパラボラアンテナ。高速で駆動できるのが特徴ですが、この日は頭を真上に向けてお休み中でした。ちなみに「はやぶさ」と最後の通信を行ったのがこのアンテナ。

 「おおすみ」の記念碑と糸川英夫博士の銅像。糸川博士は「日本のロケットの父」と言われる人物で、ペンシルロケットに始まる日本の戦後の宇宙開発を切り開きました。

 宇宙科学資料館はここから打ち上げたロケットや衛星の展示がされていますが、展示内容が昔のままあまり更新されていません。歴史的な価値はあるので興味がある人向けにはよいのですが、現在の様子を紹介する部屋を1つ2つ整備してほしいところ。広報に割く人もお金も足りてないんだろうなあ。

 入り口にある「美宇橋」「五運橋」。「美宇」はミューロケットから、「五運」はM-Vロケットからの命名でしょう。
 警備員さんが「この橋も撮っていってください」と教えて下さいました。

 2時間もあれば十分と思っていたのですが、とてもとても時間が足りませんでした。いずれまたゆっくり見学したいです。
 というか、いつの日かロケットの打ち上げを見に来たい。予備日を確保しての遠征となるとなかなか難しいのですけれども。
posted by ふくだ at 23:48| Comment(3) | 一般公開

二式大艇



 正式には「二式大型飛行艇」、通称「二式大艇」。
 飛行艇は水上を発着する飛行機で、胴体が直に水面に接するタイプのものです。このため胴体は細長い船の形をしていて、船と飛行機が合体したような形をしています。

 子どもの頃に家にあった図鑑に二式大艇が載っていて、ひと目で気に入りました。なにこれカッコイイ。

 とはいえ近所に飛行場など無い田舎で育ったので、それ以上の興味をもつことなく大人になったわけですが、部屋には模型くらいは置いてあったりします。あと船の科学館で二式大艇のブックレットを出していて、それはしっかり購入していたり。その二式大艇が鹿屋にあるのですから、これは見に行かねばなりません。

 展示してあるのは海上自衛隊の鹿屋航空基地。哨戒機と呼ばれる対潜水艦の飛行機の部隊がいます。
 かつては旧海軍の基地で、第二次大戦末期には特別攻撃隊の出撃拠点でもありました。

 二式大艇は屋外に置かれています。
 もともと大戦後にアメリカに接収されて、米本土で数々の試験が行われた経歴を持つ機体。周囲を海に囲まれた日本は飛行艇や水上機の開発に注力し、二式大艇は第二次大戦中の最優秀飛行艇ともいえる機体でした。
 その後アメリカで保管されていましたが、日本に返却され、最初はお台場の船の科学館に、そして現在の鹿屋航空基地に移動して展示されています。

 敷地内に展示されている救難飛行艇US-1。二式大艇をつくった川西航空機の後進である新明和工業が製作していました。東灘区の甲南工場で作っているので、神戸生まれの飛行機でもあります。現在は後継のUS-2にバトンタッチして、全機が引退しています。一機くらい神戸で展示しても良いのにと思うのですけど、費用もかかりますし、神戸はこの手の展示保存が苦手な街だからなあ。
posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | 博物館や美術館