大阪市立科学館にて「
近代プラネタリウム誕生100周年記念ポスター製作記念イベント」に参加。「近代プラネタリウム誕生100周年記念ポスター」はプラネタリウム関係者の有志の集まり、
インター宙ぽレーションの企画で、プラネタリウムの歴史のトピックをA1判の大きなポスターにまとめたもので、100の数字を分割した一コマ一コマに様々な出来事が記されています。ちなみに双六になってます。


この日は明石市立天文科学館の井上館長によるツァイスV型(日本国内に導入事例なし)の講演、大阪市立科学館の嘉数学芸員によるツァイスU型の展示解説、そしてポスターを利用したすごろく大会と盛りだくさん。
ツァイスV型は日本に入っていない投影機で(U型は大阪と有楽町、W型は渋谷と名古屋にある)あまり馴染みがありません。ツァイスの大型投影機としてはU型のモデルチェンジがW型で、V型はU型の改造機扱いになっているそう。分かりやすい変更点は輝星投影機を備えたことで、恒星投影球の内側にエリマキトカゲの襟のような円盤が付いています。
ところが6台つくられたV型のうち、5台までは改造元のU型が特定されていますが、1台だけは来歴不明。最初から新品としてV型が納入されたのなら「U型の改造機」というV型の前提が崩れてしまいます。調査の結果、第二次大戦の影響で納入されたいままになっていたU型があり、ツァイスでV型に改造の上で納品したという驚きのレポートが寄せられたそうです。
嘉数学芸員によるツァイスU型の解説もみなさん食い入るように聴いてましたが、持ってるプレートの表記が「座椅子」。なんでもドイツでは「ツァイス」とは言わないそうで、あえて日本語の発音にすると「ザイス」が近いのだそうです。わざわざ「ツァ」なんて日本語でもさほど使わない表記を使っているのはなんでなんだ。
大阪のU型は明石のUPP23/3と雰囲気は似ているのですが、細かい差異は意外に多く、むしろW型と似た造りになっている部分が多いです。ドナチ彗星投影機も明石と出来ることが違うのは知りませんでした(形も違うし)。

私の班は後半が双六体験。みんなでポスター囲んでサイコロを振って大盛り上がりでした。ただし100マスあるとゴールが遠いので、8面体とか20面体とか大きな目があるサイコロ推奨です。
「近代プラネタリウム誕生100周年記念ポスター」私はクラウドファンディングに参加して現物を送付頂いていたので、この日は筒に入れて持ってきて、企画の中心となった方々のサインを頂戴してきました。改めて家に掲示してあります。