プラネタリウム100周年とはやぶさ2帰還3周年の特別企画。
「カプセル帰還3周年&プラネタリウム100周年記念 はやぶさ2拡張ミッション 拡大イベント」という長い長いタイトルのイベントが相模原で行われて、全国各地のプラネタリウムにオンライン配信。
JAXA側は、三桝裕也さん、津田雄一さん、中澤暁さん、佐伯孝尚さん、吉川真さんという、これまではやぶさ2に携わってきた、そして現在拡張ミッションに関わっている超豪華メンバー。それにサンプル分析をしている東大の橘省吾さんがはやぶさ2側のメンバー。プラネタリウム側はJPAの理事長の毛利さんに名古屋市科学館の野田さん。
明石会場は30分早くスタートですが、質問者を決めるじゃんけん大会とか、なんだか緩めのスタート。
相模原と中継がつながると、津田さんの「30秒で紹介するはやぶさ2」の動画に大笑いするところから始まり、謎の写真あてクイズやら、サンプル分析の最前線のお話しに、終始盛り上がりっぱなし。
各会場からの質問タイムもあり、話を振られた先生方が「それはいいしつもんですねー(答えるのに困るやつ)」という鋭い問いも多く、いっそう湧いていた気がします。
ていうか前説で暖まりすぎていたせいか、シゴセンジャーが出てきたせいか、明石だけテンションがおかしかった。
全国中継のあとは、JAXAではやぶさ2の運用やInt-Ballの開発に携わった茂渡修平さん(兵庫県加古川市出身)の講演。実は前日友の会の例会で聞いたお話ですが、面白いのでリピート全然大丈夫。会場からの質問も友の会とは違うポイントで、茂渡さんからは「プロの方ですか?」なんて声も出るくらい深いツッコミも。
ISSで活躍するInt-Ballのお話も面白かったので(こちらだけで一本講演会が出来そうなくらい)、ぜひまたお話伺いたいです。
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2023年12月05日
明石市立天文科学館「はや2トーク」(12月3日)
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| 明石市立天文科学館
遙かなりグリーンフラッシュ その2(12月2日)
星の友の会の例会が終わった後で、明石市役所南のベランダ護岸へ。この日もむっちゃ晴れています。
日没のグリーンフラッシュ目当てですが、天文科学館の開催なら展望室へ上がればよいところ、アスピア明石だと海沿いまで移動するしかありません。
この日の明石の日没は16:50。
手元の時計で何とか16:50にベランダ護岸へたどり着いたのですが……一足遅かった!
日没は太陽の上端が沈みきる瞬間で計算するのですが、いやほんと、惜しかった。
この日は内之浦で観測ロケットの打ち上げがあり、もしかしたらロケット噴射由来の夜光雲が見えるかもと粘ったのですけど、風の吹き付ける海岸沿いはあまりにも寒い。ということで体を温めるついでに明石城までお散歩。
# 明石からだと南南西〜南西が鹿児島の方角ですが、明石城からだとその方向は開けてます。
結果から言えば夜光雲は全く見えず。今回は打ち上げシーケンスを全く確認していなかったのですが、倉敷科学センターの三島さんによると、燃焼終了の高度が低いので期待薄だったとか。下調べ大切ですね。
ところで空の透明度はむっちゃよかったので、水星は眼視でバッチリ見えました。
先日のプラネタリウムで西空に惑星があったので、観望しやすい時期なんだろうなとは思っていたんですよ。下調べ大切ですね。
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日没のグリーンフラッシュ目当てですが、天文科学館の開催なら展望室へ上がればよいところ、アスピア明石だと海沿いまで移動するしかありません。
この日の明石の日没は16:50。
手元の時計で何とか16:50にベランダ護岸へたどり着いたのですが……一足遅かった!
日没は太陽の上端が沈みきる瞬間で計算するのですが、いやほんと、惜しかった。
この日は内之浦で観測ロケットの打ち上げがあり、もしかしたらロケット噴射由来の夜光雲が見えるかもと粘ったのですけど、風の吹き付ける海岸沿いはあまりにも寒い。ということで体を温めるついでに明石城までお散歩。
# 明石からだと南南西〜南西が鹿児島の方角ですが、明石城からだとその方向は開けてます。
結果から言えば夜光雲は全く見えず。今回は打ち上げシーケンスを全く確認していなかったのですが、倉敷科学センターの三島さんによると、燃焼終了の高度が低いので期待薄だったとか。下調べ大切ですね。
ところで空の透明度はむっちゃよかったので、水星は眼視でバッチリ見えました。
先日のプラネタリウムで西空に惑星があったので、観望しやすい時期なんだろうなとは思っていたんですよ。下調べ大切ですね。
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| 星空観望
星の友の会例会(2023年度第3回)(12月2日)

翌12月3日にはやぶさ2のイベントが予定されているのですが、定員わずか20名で既に満席とのこと。ということで友の会の会員にもJAXAからお招きした茂渡修平さん(加古川市出身)の講演会がセットされました。
タッチダウン時の運用、しかも航法の担当だったそうで、意外に人力でナビゲーションしていた話や、管制室内のあれこれや訓練の話など、ほんといくらでもネタが出てくる探査機界隈。
後半は会員発表が2件。
岸本さんは小惑星掩蔽観測の発表。
これ面白そうだと思っているのですが、望遠鏡は最低で口径20cmは必要とのこと。うちのAP赤道儀だとC8(20cmシュミットカセグレン)ならギリギリ乗るのですが、撮像の都合で焦点距離はなるべく短い方がよいそうです。ビクセンのR200SSならF4ですが、あれ最近は定価で20万円(実売18万円台後半)の高級機材になってしまった。いっそドブソニアンに簡易追尾架台つくったほうが……でも導入がつらいよなあ。
後半は福原さんから飛騨天文台見学のお話。京都大学飛騨天文台の一般公開に当たったそうで、うらやましい限り。以前に飛騨プラネタリウムへ行ったときに、ついでに見学できないかと調べたことがあったのですが、通常は公開していない上に、そもそも公共交通機関で行ける場所ではなく、車を借りても3月の雪がある時期では近付くのも無理と思った場所。
現在は太陽観測を中心に行っているのですが、ツァイス製65cm屈折も稼働状態にあるそうで、公開日に天気がよければ星を見ることが出来るそうです。これは見てみたい。
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| 明石市立天文科学館
中国宇宙ステーション「天宮」(12月1日)
仕事帰りに中国宇宙ステーション「天宮」(Chinese Space Station)のパス(上空通過)。
中国宇宙ステーションは現状、中国の単独プロジェクト。独力でやってるのは技術と経済の裏付けあってこそで、有人宇宙開発では米ロに続く3番手の地位を確固たるものにしています。
「天宮」のコアモジュールは2021年に上がっているので、これまでも見る機会は少なからずあったのですが、今回はじめて見ました。国際宇宙ステーションほど明るくならないし、これまであえて見る気にはなりませんでした。
考えてみれば旧ソ連の「ミール」は当時は唯一の宇宙ステーションでしたし、国際宇宙ステーションは日本も参加しています。そして両方とも日本人が滞在した/している実績があります。
「競争から協調へ」というのは以前に特別展「紙の宇宙博」をやったときの最終章のテーマでしたが、ロシアのウクライナ侵攻で、同国との国際プロジェクトはISS以外全面停止状態。
中国は宇宙でも存在感を発揮しつつありますが、国家体制もあって協力関係を組むのは難しいですし、限定されたものになるでしょう。アメリカの宇宙開発も民間のSpaceXが話題の中心で、わずかの間に宇宙開発を巡る景色は様変わりしてしまった感はあります。
中国宇宙ステーションは現状、中国の単独プロジェクト。独力でやってるのは技術と経済の裏付けあってこそで、有人宇宙開発では米ロに続く3番手の地位を確固たるものにしています。
「天宮」のコアモジュールは2021年に上がっているので、これまでも見る機会は少なからずあったのですが、今回はじめて見ました。国際宇宙ステーションほど明るくならないし、これまであえて見る気にはなりませんでした。
考えてみれば旧ソ連の「ミール」は当時は唯一の宇宙ステーションでしたし、国際宇宙ステーションは日本も参加しています。そして両方とも日本人が滞在した/している実績があります。
「競争から協調へ」というのは以前に特別展「紙の宇宙博」をやったときの最終章のテーマでしたが、ロシアのウクライナ侵攻で、同国との国際プロジェクトはISS以外全面停止状態。
中国は宇宙でも存在感を発揮しつつありますが、国家体制もあって協力関係を組むのは難しいですし、限定されたものになるでしょう。アメリカの宇宙開発も民間のSpaceXが話題の中心で、わずかの間に宇宙開発を巡る景色は様変わりしてしまった感はあります。
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| 宇宙開発/宇宙科学
遙かなりグリーンフラッシュ その1(11月26日)
「最近毎日グリーンフラッシュ見てますよ」というお話を聞いたのは熟睡プラ寝たリウムの日のこと。
そういえば最近、とってもスッキリ晴れた日が続いています。とはいえ平日朝は自宅の東側は山ですし、日没時は仕事中です。その熟睡プラ寝たリウムの11月23日は投影の後、天文科学館の14回展望室に上ったのですが、残念ながら太陽が沈んだのは明石駅近くのアスピア明石のビルでした。
ということで、11月26日日曜日。この日はほとんど一日惰眠をむさぼりまして、夕方になって思い出しました。
「晴れてるじゃないか」
最初は舞子辺りまで出かけようかと思ったのですが、寒いし体も重いし家から出る気になりません。もう塩屋の海でいいや。
と思ってでかけたらこれ。そうだよ淡路島の存在を忘れていた(苦笑) 水平線に沈んでくれない。
グリーンフラッシュ自体は水平線に沈まなくても見えるそうですが、さすがに10km位の距離だと大気差による分光や減光が足りないのかもしれません。見ること能わずでした。
# そして淡路島の手前に平磯の埋め立て地もあるよ。
左写真はビーナスベルトに地球影、そして登る月。
ビーナスベルトは地球の大気を通り抜けた赤い光が、太陽と反対側の大気に映って見えているもの。そしてその下には地球の影が大気に映って見えています。
スパンカーを張ってる船がいました(右写真)。スパンカーは船首を風上に向けて安定させるための帆です。
スピカのそばにあるからす座がこの形に似ていることから、スパイカのスパンカー(Spica's Spanker)の呼び名があります。子どもの頃に読んだ星座の本に出ていたので知識としては知っていたのですが、実物を見たのは神戸に越してきてから。以来、スパンカーを見る度にからす座を思い出します。
夕焼けに舞い降りるスカイマーク便のB737。そして月の道。
まあ夕暮れ時の空の移り変わりを楽しめたので、よし。

ということで、11月26日日曜日。この日はほとんど一日惰眠をむさぼりまして、夕方になって思い出しました。
「晴れてるじゃないか」
最初は舞子辺りまで出かけようかと思ったのですが、寒いし体も重いし家から出る気になりません。もう塩屋の海でいいや。
と思ってでかけたらこれ。そうだよ淡路島の存在を忘れていた(苦笑) 水平線に沈んでくれない。
グリーンフラッシュ自体は水平線に沈まなくても見えるそうですが、さすがに10km位の距離だと大気差による分光や減光が足りないのかもしれません。見ること能わずでした。
# そして淡路島の手前に平磯の埋め立て地もあるよ。
左写真はビーナスベルトに地球影、そして登る月。
ビーナスベルトは地球の大気を通り抜けた赤い光が、太陽と反対側の大気に映って見えているもの。そしてその下には地球の影が大気に映って見えています。
スパンカーを張ってる船がいました(右写真)。スパンカーは船首を風上に向けて安定させるための帆です。
スピカのそばにあるからす座がこの形に似ていることから、スパイカのスパンカー(Spica's Spanker)の呼び名があります。子どもの頃に読んだ星座の本に出ていたので知識としては知っていたのですが、実物を見たのは神戸に越してきてから。以来、スパンカーを見る度にからす座を思い出します。
夕焼けに舞い降りるスカイマーク便のB737。そして月の道。
まあ夕暮れ時の空の移り変わりを楽しめたので、よし。
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| 星空観望
熟睡プラ寝たリウム 2023(11月23日)
すっかり晩秋の風物詩となった勤労感謝の日の全国一斉熟睡プラ寝たリウム。
朝一番の天文科学館のツイートで開館前に行列が出来ている様子が紹介されていてちょっとびっくり。今年の熟睡プラ寝たリウムは午後の3投影分ですが、そんなにしてまで寝たいのか(笑)
なに、私のようにふだんの投影でも寝る域になれば、わざわざ気合いを入れる必要もありません。お昼前にのんびり出かけます。シゴセンオー仕事してるな。いや、寝てるのか。
# 念のために書いておきますが、起きてるときはちゃんと起きてますからね。寝た話はネタにしやすいから書いてるだけで。
さて今年はいびき席には行かずに一般席。西山さんの投影は夕陽が沈むあたりで寝かけましたが、気を取り直して、やっぱり半分以上は寝てました。
キッズプラ寝たリウムはお休みして展示を見ていましたが、参加した人の話によると子どもは盛り上がってなかなか寝なかったらしい。でもそんな中でもアンケート結果では大人の熟睡率は最高値だったようで、さすが鈴木さんの寝付かせ率は半端ない。
この日の最後の投影は井上さん。ふだんと違う投影を期待して頑張って起きている人も多いのですが、何だか趣旨と違う気がしませんか。私は寝ましたよ堂々と。寝袋持ってプラネタリウムに行って怒られないのはこの日くらいです。
# なんなら三瓶自然館サヒメルはこたつ席を用意されているそうで見習いたい。
ちなみにアサヒ飲料から飲み物のお土産があったのですが、同社の明石工場は二見人工島にあるそうです。工場見学もやってるというので検索したら土日枠もあるらしい。へぇ!
○2023年度「全国一斉熟睡プラ寝たリウム」明石会場(togetterまとめ)
朝一番の天文科学館のツイートで開館前に行列が出来ている様子が紹介されていてちょっとびっくり。今年の熟睡プラ寝たリウムは午後の3投影分ですが、そんなにしてまで寝たいのか(笑)
なに、私のようにふだんの投影でも寝る域になれば、わざわざ気合いを入れる必要もありません。お昼前にのんびり出かけます。シゴセンオー仕事してるな。いや、寝てるのか。
# 念のために書いておきますが、起きてるときはちゃんと起きてますからね。寝た話はネタにしやすいから書いてるだけで。
さて今年はいびき席には行かずに一般席。西山さんの投影は夕陽が沈むあたりで寝かけましたが、気を取り直して、やっぱり半分以上は寝てました。
キッズプラ寝たリウムはお休みして展示を見ていましたが、参加した人の話によると子どもは盛り上がってなかなか寝なかったらしい。でもそんな中でもアンケート結果では大人の熟睡率は最高値だったようで、さすが鈴木さんの寝付かせ率は半端ない。

# なんなら三瓶自然館サヒメルはこたつ席を用意されているそうで見習いたい。

○2023年度「全国一斉熟睡プラ寝たリウム」明石会場(togetterまとめ)
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| 明石市立天文科学館
2023年11月23日
明石市立天文科学館×山陽電車100周年コラボ列車
2023年10月19日より運行されている、明石市立天文科学館×山陽電車100周年コラボ列車、ようやく乗ることが出来ました。
プラネタリウム100周年と山陽電鉄の明石-姫路間開業100周年をかけてのコラボ列車で、天文科学館がらみの列車は4年連続の運行。
今回は運行時刻表が公開されていないので、いつどこで遭遇できるかは運任せ。
この日は天文科学館へ行こうと山電の塩屋駅のホームに上がったら、ちょうど走り込んできたのがこの電車。
さすがに乗車前に撮影している余裕はないのですが、この時間帯の普通電車は霞ヶ丘駅で特急電車待避の停車があります。これを利用して編成前後端のヘッドマークとドア脇のステッカーを撮ってきました。
5000系車両のトップナンバー編成なのですね。
カールツァイス・イエナUPP23/3型投影機のヘッドマークが堂々と掲げられているのが誇らしい。
プラネタリウム100周年ということで様々な行事が行われていますが、記念の電車まで走っているのは山陽電車くらいでしょう。
左は人丸前駅で走り去るコラボ列車。天文科学館の建物と一緒に入らないかと思ったのですが、広角でもちょっと無理がありました。上り電車ならホームから同じ側になるのですが、いつ来るか分からぬ電車を待つほどの酔狂はできません(苦笑)
右は帰りがけに明石駅の手前で見かけたコラボ列車。
実は今回のプラネタリウム100周年の列車は直通特急にも投入される6両編成と、山電エリアを往復する4両編成の2編成あります。私が塩屋から乗ったのは4両編成の方で、帰りに見かけたのは6両編成の方。
今回は車内にダジャレが掲示されているようなことはないので(山電もさすがに正気を取り戻したらしい)、2編成ともヘッドマークとドア脇のステッカーの掲示ですが、両方とも乗ってみたいのが人情というもの。しかし塩屋駅にも人丸前駅にも停まらない6両編成の方は難易度高い。
プラネタリウム100周年と山陽電鉄の明石-姫路間開業100周年をかけてのコラボ列車で、天文科学館がらみの列車は4年連続の運行。
今回は運行時刻表が公開されていないので、いつどこで遭遇できるかは運任せ。
この日は天文科学館へ行こうと山電の塩屋駅のホームに上がったら、ちょうど走り込んできたのがこの電車。
さすがに乗車前に撮影している余裕はないのですが、この時間帯の普通電車は霞ヶ丘駅で特急電車待避の停車があります。これを利用して編成前後端のヘッドマークとドア脇のステッカーを撮ってきました。
5000系車両のトップナンバー編成なのですね。
カールツァイス・イエナUPP23/3型投影機のヘッドマークが堂々と掲げられているのが誇らしい。
プラネタリウム100周年ということで様々な行事が行われていますが、記念の電車まで走っているのは山陽電車くらいでしょう。
左は人丸前駅で走り去るコラボ列車。天文科学館の建物と一緒に入らないかと思ったのですが、広角でもちょっと無理がありました。上り電車ならホームから同じ側になるのですが、いつ来るか分からぬ電車を待つほどの酔狂はできません(苦笑)
右は帰りがけに明石駅の手前で見かけたコラボ列車。
実は今回のプラネタリウム100周年の列車は直通特急にも投入される6両編成と、山電エリアを往復する4両編成の2編成あります。私が塩屋から乗ったのは4両編成の方で、帰りに見かけたのは6両編成の方。
今回は車内にダジャレが掲示されているようなことはないので(山電もさすがに正気を取り戻したらしい)、2編成ともヘッドマークとドア脇のステッカーの掲示ですが、両方とも乗ってみたいのが人情というもの。しかし塩屋駅にも人丸前駅にも停まらない6両編成の方は難易度高い。
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| 明石市立天文科学館
2023年11月14日
星カフェSPICAライブトーク「プラネタリウムを語る」(11月14日)
星カフェSPICAのライブトーク。
平塚市博物館の塚田さんと、SPICAのkeisukeさんのプラネタリウム話ののんびりライブトーク。
塚田さんは学生時代から活躍されていた頃から(一方的に)存じ上げていて、姫路に来られたときはあの塚田さんかと驚きましたし、平塚市博物館の学芸員になられたときは落ち着くところに落ち着かれたなあと思ったものです。今では天文ガイド誌に執筆記事がない号がないほどライターとしても活躍中。
# twitterでは星の話より歴史の話で盛り上がることが多いのですが、本職はなんなんだ塚田さん。
keisukeさんから塚田さんに話題をふりながら、お二方ともしゃべると面白いのですが、基本的に静かな雰囲気の方なので、感心したりクスクス笑いが広がったり、ゆったりした雰囲気の90分。動画配信されていたのでリンクを張っておきましょう。
そしてまさかの星兄が乱入して二次会勃発。
いやなんか客席にどこかで見たことある体格のいい人が座ってるなあと思っていたんですよ。まさか星兄ご本人とは。なんでも11月末に日立で明石の井上さんと対談が組まれているのでネタを仕入れに来たとか何とか(どこまで本気なんだ)。
爆笑トークから、星空と天文学と後鳥羽上皇の話まで、ドリンクを頼む間もない絶好調のトークが延々と続いて大変なことになりました。星兄はサプライズという話ではなく、ふつうにお客さんとして申し込んでいたそうなのですが、いやあ濃かった。
平塚市博物館の塚田さんと、SPICAのkeisukeさんのプラネタリウム話ののんびりライブトーク。
塚田さんは学生時代から活躍されていた頃から(一方的に)存じ上げていて、姫路に来られたときはあの塚田さんかと驚きましたし、平塚市博物館の学芸員になられたときは落ち着くところに落ち着かれたなあと思ったものです。今では天文ガイド誌に執筆記事がない号がないほどライターとしても活躍中。
# twitterでは星の話より歴史の話で盛り上がることが多いのですが、本職はなんなんだ塚田さん。
keisukeさんから塚田さんに話題をふりながら、お二方ともしゃべると面白いのですが、基本的に静かな雰囲気の方なので、感心したりクスクス笑いが広がったり、ゆったりした雰囲気の90分。動画配信されていたのでリンクを張っておきましょう。
そしてまさかの星兄が乱入して二次会勃発。
いやなんか客席にどこかで見たことある体格のいい人が座ってるなあと思っていたんですよ。まさか星兄ご本人とは。なんでも11月末に日立で明石の井上さんと対談が組まれているのでネタを仕入れに来たとか何とか(どこまで本気なんだ)。
爆笑トークから、星空と天文学と後鳥羽上皇の話まで、ドリンクを頼む間もない絶好調のトークが延々と続いて大変なことになりました。星兄はサプライズという話ではなく、ふつうにお客さんとして申し込んでいたそうなのですが、いやあ濃かった。
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| プラネ/天文台/科学館
2023年11月04日
東大寺大仏殿夜間拝観
奈良の社寺の世界遺産登録25周年記念ということで、11月中の金曜土曜に東大寺大仏殿の夜間拝観が行われています。
拝観料は無料。日中の拝観は回廊の南東隅から入りますが、この夜間拝観では正面の中門が開けられています。
たぶん初詣の時くらいしか通る機会はない門で、東大寺には何度も足を運んでいますが、この中門をくぐるのは初めて。
夜の毘盧遮那仏は厳かというかなんというか。
日中は大仏の周りをぐるりと一回りできるのですが、夜間拝観では正面側のみ。もっともこんな暗い時間帯に柱くぐりをするわけではありませんので、正面から手を合わせられたら十分。ありがたや。
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拝観料は無料。日中の拝観は回廊の南東隅から入りますが、この夜間拝観では正面の中門が開けられています。
たぶん初詣の時くらいしか通る機会はない門で、東大寺には何度も足を運んでいますが、この中門をくぐるのは初めて。
夜の毘盧遮那仏は厳かというかなんというか。
日中は大仏の周りをぐるりと一回りできるのですが、夜間拝観では正面側のみ。もっともこんな暗い時間帯に柱くぐりをするわけではありませんので、正面から手を合わせられたら十分。ありがたや。
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| 地図と地理と遠出
神武天皇畝傍山東北陵(奈良県橿原市)
神武天皇は初代の天皇。
神話上の人物で、在位は76年、127歳(日本書紀)とも137歳(古事記)とも言われる長寿だったと伝えられています。
神武天皇陵は宮内庁の公式名では畝傍山東北陵。墳形は「円丘」。神話上の人物に天皇陵が設定されているのは江戸時代に何度か歴代の天皇陵を確定する調査が行われたためで、現在の神武天皇陵も1863(文久3)年に「確定」されました。
文久年間といえば生麦事件や薩英戦争など幕末動乱の時期で、尊皇攘夷が盛り上がった頃です。
最寄りは近鉄の畝傍御陵前駅で、現在は無人駅になっています。往時は駅を設けるだけの需要があったことと、現在は駅員を配置するほどの利用はないことがうかがえます。
皇祖神の天照大神をまつるお伊勢さんや応神天皇をまつる八幡宮は全国津々浦々で信仰されていますが、そういえば神武天皇をまつっている神社は知名度の割には全国にあまねくというほどではなく、神さまとしては割と新しめの扱いなのかもしれません。
神話上の人物で、在位は76年、127歳(日本書紀)とも137歳(古事記)とも言われる長寿だったと伝えられています。
神武天皇陵は宮内庁の公式名では畝傍山東北陵。墳形は「円丘」。神話上の人物に天皇陵が設定されているのは江戸時代に何度か歴代の天皇陵を確定する調査が行われたためで、現在の神武天皇陵も1863(文久3)年に「確定」されました。
文久年間といえば生麦事件や薩英戦争など幕末動乱の時期で、尊皇攘夷が盛り上がった頃です。
最寄りは近鉄の畝傍御陵前駅で、現在は無人駅になっています。往時は駅を設けるだけの需要があったことと、現在は駅員を配置するほどの利用はないことがうかがえます。
皇祖神の天照大神をまつるお伊勢さんや応神天皇をまつる八幡宮は全国津々浦々で信仰されていますが、そういえば神武天皇をまつっている神社は知名度の割には全国にあまねくというほどではなく、神さまとしては割と新しめの扱いなのかもしれません。
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| 地図と地理と遠出